46・47 充実の映画鑑賞!
2009年11月8日
私は平日の夜、映画を見に行くことが多いのですが、
久しぶりに休日に見に行きました。
映画好きの友人と、2本連続鑑賞をしちゃいました。
しかも、1本目は、お互い別の作品を見る、という効率の良さ。(笑)
まず1本目は『ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜』です。
やっと見ました〜。よかった、間に合って。
実は、TOHOシネマズ ファボーレ富山では、
今週金曜日13日で上映終了なのです。
まだご覧になっていない皆さん、お早めに!
この映画は、「人間」の描き方が生々しかった。
でも、人の弱さやずるさを描きながらも、どこかさわやかに感じられるのは、
松たか子さん演じる佐知の存在が大きいと思います。
佐知の包容力は、そう簡単に真似できるものではありません。
私が佐知だったら、映画が始まってすぐ、大谷と別れて、
話がそこで終了してしまいそうですもん。(苦笑)
正直言って、最初は、佐知に対してイライラしていました。
ダメダメな夫に強く言えない態度が腹立たしくて。
でも、途中から、佐知のぶれない強さが羨ましくなりました。
と同時に、とても美しく見えました。
女性としての美しい強さは、こういうことか、と、
今まで「強さ」の意味を間違えていたことに気付かされたました。
大きく勘違いする前に気付けて本当によかった。
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もう1本も、見て本当に本当によかった作品です。
『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』。
こちらも、是非、見て〜〜〜〜!
この映画は、
2009年6月に急逝したマイケル・ジャクソンの
ロンドンで行う予定だったコンサート「THIS IS IT」の
リハーサル映像をベースに構成されたドキュメンタリー映画です。
最初から最後まで、ほとばしるほどの情熱、そして生命力を感じました。
映画から感じられるのは「生(せい)」でした。
マイケル以外の全員がマイケルを尊敬して、
マイケルも自分の曲を愛していて、
チームが同じ方向を向いているのが感じられました。
マイケルは、とても穏やかで優しい人でした。
素直に音楽と向き合っていて、彼から出てくる言葉は、愛に満ち溢れていました。
こんなにピュアな世界は無い、というくらいにピュアな世界がスクリーン上にありました。
ショーのレベルの高さはもちろん、
それ以上に、マイケルという人間に触れられた素敵な映画でした。
そして、彼は、音楽界だけじゃなく、本当の意味でのキングなのだ、
ということを改めて感じました。
とりあえず、しばらくはマイケルの音楽につかってみようと思います。
休みなく2本連続で見たけれど、全然疲れなかったです。
それよりも、心がとても満ち足りていました。
充実の映画鑑賞dayでした。