25『スラムドッグ・ミリオネア』
2009年5月10日
今日ご紹介するのは、映画「スラムドッグ・ミリオネア」です。
番組内はもちろん、普段も、すでにたくさんの方に、
「いい映画だから、見て!」とオススメしているので、
すっかりブログに感想を書いたつもりになっていました。
すみません!
そうえいば、先日、美容室で美容師さんにすすめたとき、
会話がどうも噛み合わなくて、なんかおかしいなぁと思っていたら、
美容師さんが頭に浮かべていたのは「スラムダンク」でした。(笑)
確かにブローしながら話をしていたので、
ゴ〜〜〜というドライヤーの音にかき消され、
「スラムドッグ・ミリオネア」が「スラムダンク」に聞こえたのかもしれませんが、
かなり長い間、勘違いしたまま会話をしていたことが可笑しかったです。
もちろん私も「スラムダンク」の実写映画も見てみたいのですが(笑)、
今日ご紹介するのは、「スラムドッグ・ミリオネア」です。
この映画は、アカデミー賞で作品賞を含む最多8部門を受賞した話題作です。
監督は『トレインスポッティング』のダニー・ボイル。
日本でもおなじみの人気テレビ番組「クイズ・ミリオネア」に出演した少年が、
残り一問を前にして、不正を疑われ告発されてしまいます。
ところが、逮捕された少年は「答えはすべて本当に知っていたんだ!」と言い張ります。
スラム街に育ち、まともに勉強をしたことのない少年が、なぜ、答えを知っていたのか?
その理由が、徐々に明らかになっていきます。
いや〜、心が揺さぶられました!
なんといっても、映画そのものが、とてもエネルギッシュ!
子供の頃から今にいたるまでの彼の人生は、
決してハッピーとは言えないものなんだけど、
彼は、強い生命力と強い心をもっています。
なぜ、彼は、そんなに強いのか?
彼を突き動かすものは・・・?
それは、是非、映画を見て確かめてね♪
音楽の使い方もとても気持ちいいし、ストーリーの高揚感もたまらない!
終盤が近づくにつれて、まさに「クイズ・ミリオネア」を見るテレビの視聴者のごとく、
スクリーンを息をのんで見つめている自分がいました。
張り詰めた緊張感。
ドクドクドクという心臓のなる音が聞こえそうなくらいに、映画館内もとても静かで、
まるでそこには、私1人しかいないような静けさ。
その静けさの後、やってきた衝撃のラストは・・・?
そうそう、この映画は、必ず、エンドロールまで見てね♪
(もちろん、このことは全ての映画に言えるのですが)
映画本編では味わえない、癒しの時間を過ごせますから!
ある意味、緊迫感で張り詰めた心をほぐすには、ちょうどいいのかもなぁ。
つまり、エンドロールを見ずに帰るのは、
運動後にストレッチをせずに帰るのと同じことです。
あなたもイヤでしょ?次の日筋肉痛になったら(笑)。