飛行機雲
2008年9月20日
今日、富山県教育文化会館で行われた舞台
「飛行機雲〜DJから特攻隊へ愛を込めて」を見てきました。
FMとやま主催ということで、
いつもラジオを聞いて下さっているリスナーの皆様のお姿もお見かけしました。
ありがとうございました。
以前、私は、東京でこの舞台を見ているのですが、
軸にある部分は変わっていませんでしたが、
演出や登場人物などは少し変わっていて、
新鮮な気持ちで見ることができました。
舞台『飛行機雲』は、
63年前の特攻隊の皆さんのお話ですが、
彼らは、何ら今の私たちと変わらないんですよね。
ただ、時代が異なるだけで。
彼らの思い、
そして、かられを取り巻く人々の思い、
様々な人の胸の内、心の叫びが、
舞台からビンビン伝わってきて、
私は、何度も涙しました。
舞台上の皆さんが、明るければ明るいほど、泣けてきて、
途中から涙をふくのをやめました。
今は亡き私の祖父も、いつも戦争の悲惨さを語っていました。
でも、子供の頃の私には、遠い昔の話でした。
現実味がなかったんですね。
でも、今は、祖父の気持ちがわかる。
「もう、その話は何度もきいたよ!」と思っていた、
祖父の戦時中の話を、むしょうに聞きたくなりました。
戦争を知らない私たちは、
戦争を風化させず、
戦争を知り、そして、考え、後世に正しく伝えていかなければならない、
とあらためて思いました。
小川もこさんをはじめ、
役者の皆様、素敵な舞台をありがとうございました。