崖の上のポニョ
2008年7月10日
今日は、来週末19日（土）に公開される映画
『崖の上のポニョ』をご紹介します。
宮崎駿監督の4年ぶりのオリジナル作品です。
話題作ですので、すでに色々リサーチ済みの方や、
ポニョの歌だけでは聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれませんね。
「ポーニョ ポーニョ ポニョ さかなの子♪」
と歌う、アレです。
かわいいですよね〜。
簡単にストーリーをご紹介しましょう。
崖の上の一軒家に住む5歳の少年、宗介は、
ある日、家出したさかなの女の子・ポニョと出会います。
宗介のことを好きになったポニョは「人間になりたい！」と思い、ある行動に出ます。
そして、海の世界、人間の世界ともに大きな変化が生じます･･･。
今回の作品は、ＣＧによる表現はせず、全て手で描いているそうです。
特に監督自身、海と波の表現にはこだわったのだとか。
たしかに、どのシーンを切り取っても、
人の温もりを感じさせる温かみがありました。
映画を観ている間中、やわらかくやさしい何かに包まれているような気持ちになりました。
子供の頃の、母親が横にいる安心感のような感じかな。
大人が子供に戻れる作品なのかもしれません。
というより、この作品は、子供に戻って観る方がいいのかも。
先読みしたり、斜に構えたり、難しいことは考えたりせず、
疑うことなく、まっすぐな心で、童心に帰って、観るのがいいんじゃないかなと思います。
大人になると、良くも悪くも、
疑わなくてもいいものまで「これはどういうことだろう」って思ってしまったりしませんか？
別に深い意味なんて無いのに、もしかしたら「悪意か？」なんて思ってしまったり。
そうやって、真意はどこかに忘れたまま、
勝手に落ち込んだり、怒ったりしているところ、ありませんか？
そんな日々って、疲れませんか？
私は疲れます。。。
せめて、この映画『崖の上のポニョ』を観ている間だけは、
余分なことは考えず、素直に映画の世界を楽しんでいただきたいと思います。
柔らかなタッチのイラストと、
キュートなポニョ、
子供なのにしっかりしていて素敵な男の子、宗介、
そして、なんともかわいらしいのが、ポニョの妹たち。
愛すべきキャラクターたちに、きっと癒されると思います。
そうそう、ポニョ妹たちの声を担当しているのは、矢野顕子さんです。
「まぁ〜」という、まるで海の中に溶けてしまいそうなはかなげな妹たちの声が、
頭から離れなくなります。
気づくと「まぁ〜」と口に出している自分がいます（笑）。
本当にかわいいです。
彼女たちにもかなり癒されました。
是非、そのあたりにも注目してご覧下さい♪
映画『崖の上のポニョ』は、来週末、19日（土）公開です。
7月13日生まれ。群馬県出身。B型。