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にじ色&グレイプバイン

2008年6月30日

昨日は、ライブを2つ見ました。

まず、フォルツァ総曲輪行われた、にじ色のライブ。

去年12月に続き、2回目のワンマンライブです。
私は、過去に何度もにじ色のライブを見ていますが、
見る度に色々な意味で成長しているなぁと感じさせられます。
お客さんの数も毎回増えていますし、
MCも前よりうまくなっている(!?)というか、
彼ららしさが出ていて、いい感じ。
歌もちゃんと届けよう、としているのが伝わってきます。

なんか、弟たちがどんどん大きく成長していく感じで、
少し寂しさを感じつつも、やっぱり嬉しい、まるで姉気分の私なのでした。

なんと!
にじ色は、8月29日(金)に、
グランドプラザでフリーライブをするそうですよ。
彼らもかなり気合が入っているようですので、
是非、夏フェス感覚で遊びに行ってみてください!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて。にじ色のライブを途中で抜け出し(ごめんなさい!)向かった先は、クラブマイロ。
大好きなグレイプバインのライブ。

初めてライブを見たときに、恋に落ちました。
それ以来、何度かライブを見ていますが、
今回のライブは、
6月18日にリリースされたばかりのアルバム『Sing』の曲が中心だったので、
今までとはまた違った雰囲気のライブで、新たなバインを感じることができました。

私は、先日、「水」がキーワードになった本「満水子」を読んでいたこともあってか
(感想は昨日の日記をお読みください)、
ライブを見ながら、まるで川の中をユラユラ流されているような気分でした。

昼間の激しい流れ、星空の下での穏やかな流れ、などなど、
形を変えながら流れる川の中にいるような浮遊感をずっと感じていました。
あまりにも素敵で夢見心地だったため、そのように思ったのかもしれませんが(笑)。
どこまでも連れて行って〜という気持ちでした。

音だけじゃなく、照明も効果的に使われていて、
音と色とそしてステージ上の彼らの動きや表情のそのどれもが重要なファクターとなって、
一つのライブを作り出していました。

そうそう!ボーカルの田中さんが、時々、はにかむんですよ。
その一瞬の笑顔がたまらない!
本人は、こんなことは言われたくないでしょうが、かんなりキュートです!

それから、ニューアルバムだけじゃなく、昔の曲も色々聞けたのも嬉しかったです♪
本当に楽しかった。
でも、もっとバインワールドにひたっていたい、と思ったのは、私だけではなかったようで、
アンコール後、お客さんが帰らない(笑)。
客席の電気がついてからも、ずっとバインの登場を待ちつづけていたところ、
ぬわぁ〜んと!
メンバー戻ってきたんです!!!
そして、「ミスフライハイ」を演奏してくれました。
最後は、みんな大暴れでした。
ダブルアンコールは、さすがにメンバーも予定していなかったそうで、
曲も気分で決めたのだとか。

いやぁ、本当に楽しかったです。
ツアー2日目にして、すでにツアーファイナルのような盛り上がりでした。
あ〜。全国ツアーに私もついていきたい!!!

yukikotajima 10:47 am

満水子

2008年6月29日

気ままプランの廣川奈美子さんから
「たじちゃん、読んで(ハート)」と突然、渡されたのが、
高樹のぶ子さんの小説『満水子(まみこ)』の上下巻。
「かなり官能的よ」といわれ、パラパラッとめくってみると、
確かに、ちょっと見ただけでも、なまめかしい感じでした・・・。
奈美子さんは、なぜこの本を私に?
と思いつつ、読んでみると、かなり面白い!!
私は寝るのを忘れ、読み続けてしまいました。

タイトルの「満水子(まみこ)」とは、水ばかりを描く女流画家です。
ノンフィクション作家の坂本重治(しげはる)は、
彼女についての記事を書く仕事を任されます。
そして、満水子について調べていくうちに彼女に惹かれていきます。
しかし、調べれば調べるほど、後戻りできなくなり・・・。

30代後半でも、少女のようなキュートさを感じさせる満水子。
小悪魔的な雰囲気をプンプン漂わせています。
何が真実で何が嘘かわからないようでいて、とても素直にも見える、
その振る舞いに、坂本は振り回されます。

プライドの高い男性が、プライドを失い、そして、忘れ、
どこまでも自分に正直になってしまう様は、
女性から見ると、(いや、女性というより、私から見ると)とても気持ちいい。
私は、男性はプライドを無くしてしまってはいけないと思うけれど、
プライドだけでもダメだと思うの。
だから、プライドがなくなって、一人の人間になったとき、
その人らしさがわかると思うんです。
満水子は、そんな男性のプライドを簡単になくしてしまう、
不思議な魅力をもっています。

そんな人間らしくなった坂本が、
秘密だらけの満水子の正体を明かすべく追っていく様も、とても面白い。
舞台が、東京、京都・嵐山、越後湯沢、郡上八幡、函館と変化していったり、
季節が移ろっていったりする様も、描写がとても丁寧で、
景色が目に浮かび、寒さや暑さが肌に感じられるほどでした。

そして何より素晴らしいのが、
この小説は、坂本視点、つまり男性の視点で書かれているにかもかかわらず、
実際に書いているのは女性なんですね。
そこも、読みやすい原因なのかもな。

梅雨空が続いていますね。
「水」の季節の今にぴったりの本です。
是非「水」がキーワードになった長編小説『満水子』。
読んでみてはいかが?

yukikotajima 12:44 pm

色々見てまいりました♪

2008年6月28日

今日は、おでかけday。

まず、富山市婦中町の「ぎゃらりー椿庵」さんへ行ってまいりました。
実は、このギャラリーを手がけたのは、
「ファーストホームズ」さんなんです!
今まで私が見てきたお宅は「洋」のイメージが強かったのですが、
こちらのギャラリーは「和」でした。
懐かしさを感じさせるレトロな空間は、とても素敵でした。

↓古材の梁が使われています。
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↓こっそりお部屋に住んでいるそうです!かわいい!!!
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次に向かった先は、富山市八尾町。
先日、graceでご紹介しました、キリイ電器さんが、今日、
「テレビ&オール電化ハウス」としてリニューアルオープンしました。
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↓キリイ電器の毛利哲治さんです。
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28日(土)〜30日(月)の3日間は、イベント開催中!
なんと、103インチのプラズマテレビを搭載した
「キャラバンカー」がやってきています!
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私の身長(166センチ)より大きい〜!
このテレビ、175センチの高さがあります!
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是非、お出かけください♪

 

そして、そして、最後は、立山町まで行ってきました。
ファーストホームズさんのオープンハウスです。

↓オリジナルのカーポートが存在感を放っていました!
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カーポートには、ハンモックが!
私も座ってみたのですが、ユラユラ〜気持ちよかったです♪
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そして、この壁の色、ラブ♪
私も大好きな色です。
カーポートも、ウッドデッキも、そして室内も、
風が気持ちよく通り抜ける、お宅でした。
自然素材も優しく、本当に居心地がよかったです。

オープンハウスは、明日、そして、来週末にも行われます。
是非、お出かけください。
このお宅の報告は、7月3日〈木〉15:15頃〜の
「マイ・スイート・ファースト・ホーム」の中でお話しますので、
お楽しみに〜!

場所は、立山町向新庄です。
スーパー農道を富山方面から立山町方面へおすすみいただき、
立山町の向新庄という交差点のすぐ近くの住宅団地の中が会場です。
コメリ立山店さんのうしろ側の住宅団地の中です。
近くまでお越しいただきますと、矢印看板がでていますので、
すぐにおわかりいただけると思います。

詳しくは、ファーストホームズのHPを見てね。

yukikotajima 5:55 pm

ゆきれぽ vs grace

2008年6月24日

最近、「grace、聞いてます」と言われるのと同じくらい、
「ゆきれぽ、読んでます」と言われることが多く、
恥ずかしいやら、申し訳ないやら、でも、やっぱり嬉しいです。
つたない文章ですが、読んで下さる方がいるのは、本当に励みになります。
ありがとうございます。

「ゆきれぽ」は、本・映画・ライブの感想が中心ですが、
実は、わたし、もう一つブログを書いています。

わたしが担当している番組『grace』のブログです。

基本的には、その日の番組のおさらいのような感じですが、
一応、導入部は、ユルユルと好きなことを書いています。

もし、よろしければ、そちらもあわせて読んで頂いて、
さらに、番組宛にメッセージも送っていただけたら、とっても嬉しいです!
メッセージは24時間受付ています。
特にテーマは設けていませんが、
時々、自然発生的にテーマのようなものが出来てしまうこともあります・・・(笑)。
ちなみに今日は「目覚まし時計」がテーマのようになっていました。
まぁ、それはそれで、生放送っぽくて楽しくて、わたしは好きです♪

毎週、月曜〜木曜の13:30〜15:55に放送している『grace』、
そして、このブログ『ゆきれぽ』、ともに、かわいがって頂けたらと思います。

これからも末長くよろしくお願いします〜!

yukikotajima 8:30 pm

『上京十年』&『愛する言葉』

2008年6月23日

◆『上京十年』

益田ミリ(ますだみり)さんの『上京十年(幻灯舎文庫)』を読みました。
 
私自身、富山に来て8年目。
辛いことを思い出すと長かったなぁと思いますが(笑)、やっぱり早かったかな。

自分は東京ではありませんが、
やりたい仕事をするために実家を離れ県外で暮らしている、という点では、
この本には共通点がありそうだな、と思い、購入。
真ッピンクの表紙と1センチにも満たない薄い本だったことも軽く読めそうでいいかなぁと。

この本は、 イラストレーターになるために仕事を辞めて、
貯金200万円を持って東京での生活を始めた作者の、
東京暮らしの様子を綴ったエッセイです。
中日新聞での連載「明日のことはわかりま川柳」をまとめたものです。
エッセイとあわせ、川柳も紹介されています。

内容を読んでいると、なんて素直な方なんだろうと思えます。

人に嫌な態度をとってしまい、
後で、なんであんなことをしちゃったんだろう、と落ち込んだこととか、
ひどいことを言われて嫌な気持ちになった出来事とか、趣味のエステや旅行のお話など、
日々の出来事が綴られています。

とても人間らしくて共感できます。

私が分析した益田ミリさんを箇条書きにしてみました。

・自分にあまり自信が無い。でも仕事は好き。

・両親との関係は良好。

・やや小心者。そして心配性。

・言ったりやったりした後に、一人後悔する。

・エステ&一人カフェが好き。

・未婚(ちなみに作者は30代後半)

自分と似ている・・・。
まるで、自分自身を分析しているようでした。

さら〜っと読めます。

人間は完璧じゃないから面白いんだ、と思えた本でした。

*************************************

◆『愛する言葉』

そしてもう1冊、後輩の上野アナに借りた本
『愛する言葉/岡本太郎・岡本敏子(イースト・プレス)』
も読みました。

先ほどの本とはまったくタイプの異なる本です。
天才芸術家、岡本太郎さんとそのパートナー岡本敏子さんによる、言葉集です。

愛し合う2人の愛の言葉が、まるでシャワーのように脳に心に降り注ぐ。
私が一番印象に残った言葉は「恋愛は無条件」。
2人がどれだけ相手を愛し、尊敬し、大切にしているのかが伝わってきました。

相手を思いやる気持ちがあれば、
困らせたり、悲しませたりすることは言わないですよね。
でも、みんな、そのことを忘れてしまう。
相手の気持ちの前に自分の気持ちを1番にしてしまうんですよね。
相手を傷つけていることには気づかず、自分ばかりが傷ついているような気になっている。

そんな人いませんか?

私は、間違いなく「そんな人」。
はぁぁぁ。私ってなんて小さい人間なんだ・・・と落ち込みました。
でも、落ち込めてよかった。
それは、岡本太郎さんと敏子さんの言葉がちゃんと心に入ってきた、
ということだと思うから。

生温い言葉が並ぶ言葉集は、あまり好きにはなれないけれど、
まっすぐ、熱く、正直な言葉が綴られた言葉集は、
落ち込むこともあるけれど、得るものも多くて、好きだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

『上京十年』で、人は完璧じゃないから面白い、と思い、
『愛する言葉』で、完璧じゃないから、愛する人と支えあう、ということに気づきました。

全くタイプが異なる本だったけど、私の中ではつながりました。

やっぱり本は色々なタイプのものを読まないとね〜。

yukikotajima 10:30 am

特別番組『コスモ アースコンシャス アクト・クリーンキャンペーンin岩瀬浜』

2008年6月20日

6月8日(日)に富山市岩瀬浜で行われた
「コスモ アースコンシャス アクト クリーン・キャンペーン in 岩瀬浜」
に参加されたみなさーん!!

先日のクリーン・キャンペーンの模様を今度の日曜日22日に特別番組として放送します!

「コスモ アースコンシャス アクト」についてや、 
参加者のインタビュー、エコトーク、ブログ紹介など、
内容盛りだくさんでお届けします。

特別番組「コスモ アースコンシャス アクト クリーン・キャンペーン in 岩瀬浜」は、
6月22日(日)18:00〜18:55まで。
ナビゲーターは、私、田島悠紀子です。

インタビューを受けた方はもちろん、
クリーン・キャンペーンに参加できなかった方も是非お聞きください。

↓写真は、当日カメラマンとして素敵な写真を撮って下さった徳光典子さんです!
tokumitusan.jpg
私が尊敬している女性の1人です。
ふわ〜っとした雰囲気に、つい甘えたくなってしまいます。
というか、今まで色々と甘えていますが・・・笑。

徳光カメラマンの写真は、コスモ アースコンシャス アクト のブログでご覧いただけます!

yukikotajima 8:44 pm

金沢の食。

2008年6月17日

先日、金沢に行ったときに、金沢の食を堪能しました。

コチラは金沢の郷土料理、治部煮(じぶに)。
jibuni.jpg
金粉がふりかけられていて見た目にも豪華!
白いご飯が欲しくなりました。

写真は無いのですが、
加賀野菜の「金時草(きんじそう)」も美味でございました!
おひたしを頂いたのですが、
独特なぬめりと、シャキシャキの葉の食感が、くせになりそうでした。
本当に美味しかったです!!!

もちろんお刺身も頂きました。
kaisendon.jpg
実はコレ朝ご飯です(笑)。かなり贅沢でした。
朝一のあら汁、最高!
やっぱり私は味噌汁が大好きだー。
いつか、日本中の味噌汁を飲む旅に出てみたい・・・。

さて。
富山と石川。
お隣同士でも、食文化は異なるのですね。
また、石川の郷土料理を食べに出かけようっと。

ところで、石川って他にどんなものが美味しいんだろ・・・。

yukikotajima 9:46 pm

MUSIC & LIFE

2008年6月16日

「MUSIC&LIFE」

週末は音楽にどっぷりつかった二日間でした。
朝起きたらふくらはぎがパンパンでした(笑)。

まず、一昨日土曜日は、金沢エイトホールで行われた、
ACIDMANのライブに行ってきました。
今回は4月にリリースされたアルバム『LIFE』をひっさげての全国ツアー。

ニューアルバムをはじめて聞いた時、
心の奥の鈍った部分が刺激されて、研ぎ澄まされていくようでした。
アルバムを聞き終えた後と前では、世界の色が変わっていました。
同じモノを見ても、キレイだし、鮮やか。世界が澄んでいるような感じがしました。
それくらい心動かされたアルバムでした。
なのでライブも本当に楽しみにしていました。

金沢エイトホールで行われたライブは、チケットはもちろんソールドアウト。
男性の方がやや多い感じかな。
この日を一過性のものではなく、
しっかりと目に耳に心に焼き付けようとしているのが伝わってきました。
本当にいいライブでした。
3人だけでやっているとは思えない、
というか、3人だからこそ出せる、あの世界観は、唯一無二。
他の人には絶対に真似できないと思います。
そういえば、他のバンドは、〇〇っぽいよね?と言われることがあっても、
アシッドマンっぽいよね?と言われることは無いような気がするわ。

さて、ライブ中、ヴォーカルの大木さんが言っていました。
「アルバム『LIFE』の意味は「生活」ではなく「生命」とか「生きる」ということで、
 自分たちが生きていることは、実は凄いことなんだよ」と。

たまたまなのですが、同じ事を昨日も聞きました。
マイロで行われた『TMC2008』に出演していた
FUNKIST(ファンキスト)も同じ事を言っていました。
ボーカル、ギター、ベース、ドラム、パーカッション、フルートからなる7人組。
日本を中心に南アフリカ、アジアなどでもライブを行っているライブバンドです。
はじめてみるのに、一瞬にして心をぎゅっとつかまれてしまいました。
本当に楽しかった。
でも、楽しいだけじゃなく、音楽をやることの意味もきちんと考えていました。
ただバカ騒ぎするのではなく、自分たちが伝えたいことをしっかりと伝えている。
私は、そこに感動しました。
「貧困や病気や戦争や自然災害に苦しむ人がいることを忘れてはいけない・・・」
まっすぐ心に突き刺さりました。

奇しくも、土曜日は、東北で大きな地震がありました。
お亡くなりになった方もいらっしゃいましたね。
心からご冥福をお祈り申し上げます。

平和と言われる日本で、悲しい事件や自然災害が頻発しています。
でも、まだ、自分だけは大丈夫、と思っていないだろうか。
自分は関係ない、と思っていないだろうか。

ライブが楽しかった、というだけでなく、
地球上に生きる一人の人間として、
あらためて「生きる」ということを考えさせられた二日間でした。

そういえば、ファンキストは7月にメジャーデビューが決定しました!
おめでとうございます。
ますます、たくさんの人に音楽が届くといいなぁと思います。

yukikotajima 11:15 am

ネッツカフェサマー@高岡店

2008年6月14日

今日は、ネッツトヨタ富山・高岡店から
特別番組ネッツトヨタ富山プレゼンツ『ネッツカフェサマー』
の公開生放送をお届けしました。

お越しいただいた皆様ありがとうございました。

放送は終わりましたが、
まだまだネッツトヨタ富山全店でイベント開催中ですので、
お近くのネッツトヨタ富山へお出かけください!!

今回、出演してくださったのはこのお二人。

浦 泰宏さん!
urasan.jpg
私とヴェルファイアに乗ってドライブデートをして下さいました♪
この笑顔に私も癒されました〜。
試乗なさるときは、浦さん指名で。

そして、宮崎直樹さん!
miyazakisan.jpg
今日、高岡店に登場した新コーナー
「WelCOMコンパクト(ウェルコムコンパクト)」
について教えていただきました。
なんとネッツトヨタ富山高岡店で、
カーアクセサリー、ウィンド&ボディメンテナンス商品などを買えるようになりました!
とっても便利です。

浦さん、宮崎さんをはじめ、高岡店の皆さん、大変お世話になりました。

それから、お越しいただいた皆さんも本当にありがとうございました。

またいつかどこかでお会いしましょう〜!

yukikotajima 3:03 pm

埋もれる

2008年6月13日

今月号のフリーペーパー「ふみたん」で紹介されていた、 
奈良美那(なら・みな)さんの『埋もれる』を読みました。

第3回「日本ラブストーリー大賞」大賞作品です。

留学先の韓国で出会った韓国人男性との恋愛が描かれています。
私は、最近、あまり恋愛モノは読んでいなかったのですが、
今回は、思いっきり恋愛ど真ん中と思われる、
「ラブストーリー大賞」受賞作を読んでみました。

主人公の女性は20代後半。
どれだけ恋愛どっぷりのお話なのだろうと思ったら、
大好きだから付き合った、というより、
好きと言われたし、色々お世話になったし、嫌いじゃないから、付き合ってみた、
という感じで、淡々としていました。
もしかしたら、かなり退屈な作品?と思って読むのをやめようと思ったのですが、
いやいやいや。
恋は突然やってくるんですよ。

あれ、あたし、なんかそわそわする。
自分どうした?
と思いながらも、自分の心を冷静に判断できる余裕もなくなる。

条件とか外見とか評判とか、そんなのどうでもよくて、
好きというより、会いたくて近づきたくてその人が頭の中から離れない。

主人公の女性が恋に落ちてからは、文字に躍動感がみなぎっていました。
文章がキラキラ輝きを伴っていました。そして、私の本を読むスピードもアップ!!!
人と人が惹かれあう様が丁寧に描写されていました。

そうそう、韓国と日本の文化の違いなども知ることができて、面白かったです。

恋愛はしている。でも、なんか違うんだよなぁという方、
刺激が欲しい!と思いつつも退屈な日々を過ごしている方、
どうせ私なんて・・・と思いながら、実は恋したくて仕方ない方、
是非、どうぞ。

yukikotajima 8:55 pm

コスモリポート。

2008年6月12日

おはようございます!

今朝、6:40〜の「コスモ アースコンシャス アクトずっと地球で暮らそう。」
お聞きいただいた方いらっしゃいますか?

毎朝、全国各地のエコな話題をお届けしている番組です。
今朝は富山から、私、たじまゆきこが、
先日、富山市岩瀬浜で行われた
「コスモ アースコンシャス アクト クリーン・キャンペーン in 岩瀬浜」
の模様を報告しました。

岩瀬浜にも行ってきましたよ〜。
i1.jpg
ちょっと曇っていますが、
雲の合間から日差しが差し込んでいます。

今朝のリポートは、ポッドキャストでお聞きいただけますので、
是非、お時間のある時にでもお聞きください!
そして!プレゼントもあります。
なかなか手に入らない、あの人気カレーです!
是非、ご応募くださいませ。
詳しくは、コスモ アースコンシャス アクトのHPをチェックしてね!

それから、先日の岩瀬浜のクリーンキャンペーンの模様は、
ブログ担当のFMとやまスタッフ・ふじこがアップしていますので、
是非、ご覧下さい。
ブログはコチラ
参加された皆さん、コメントもよろしく!
コメントをお寄せいただいた方の中から抽選でプレゼントもあるよ〜。

さて。
今朝のリポートでもお話しましたが、
私が今回一番感じたのは、皆さんのエコ意識が高い!ということ。
もう「エコ」は特別なことではなく当たり前になっているように感じられました。
 
それから「エコ」は、人間同士を結びつける、ということ。
町を歩いていても、周りにいる人のことは、そんなに意識しないですよね?
でも、清掃活動中は、知らない人同士でも協力し合うんです。
誰か手伝って!と言う前に、周りにいる方が気づいて手伝ってくれるんです!
 
色々な所から「ありがとう」という声が聞こえてきました。
 
困っている人を助ける。
そして助けてもらったら感謝する。
 
人として当たり前のことですが、
今の世の中、こんなシンプルなことが難しくなっていたりしませんか?
 
岩瀬浜がキレイになっただけでなく、
キレイになった海岸を見て心が清々しくなっただけでなく、
今回のクリーンキャンペーンで、
人として大切なことを教わったように思います。
 
参加された皆さん、本当にありがとうございました。

そうそう!
もう一つ、お知らせがあります。
今年も8月に富士山の清掃活動を行います。
全国のラジオパーソナリティとリスナーみんなで富士山をキレイにするというものです。
アルピニストの野口健さんが今年も参加します。
富山からは、去年に引き続き、私、田島が参加します。
一緒に富士山をキレイにしましょう!
参加を希望される方は、コチラ↓↓からお願いします。

●PCの方はコチラから。

●携帯電話の方はコチラから。

希望者多数の場合は、抽選とさせていただきますので、ご了承ください。

yukikotajima 9:29 am

ザ・マジックアワー

2008年6月7日

今日は、今日7日に公開の映画『ザ・マジックアワー』をご紹介します。

監督は三谷幸喜さん。
今回も三谷ワールド炸裂の楽しい映画で、私も大いに笑わせていただきました。

舞台は、港町・守加護(すかご)。
街を牛耳るボスに、伝説の殺し屋「デラ富樫」をつれてくる!
約束してしまった手下の備後(妻夫木聡)は、映画監督のフリをして、
無名の俳優・村田大樹(佐藤浩市)をデラ富樫として雇います。

佐藤浩市さん演じる村田は売れない俳優ですが、
自分の仕事には誇りをもっています。
台本もない映画を若干あやしいと思いつつも、
自分を必要としているのなら、と、映画出演を承諾します。
映画の撮影だと思い込んでいる村田は、
強面のギャングたちを前にしても
怖気付くことなく堂々とした態度で彼らとやりあいます。

かなり笑えました。
マジメにやればやるほど笑えます。
村田役は、佐藤浩市さん以外にありえない、というくらいにはまっています。

また、映画『ザ・マジックアワー』は、面白いだけではありませんでした。
「人の心理」についても考えさせられました。
私たち人間は、様々な情報によって心を左右されているんだなぁと。
知らないうちに偽の情報に踊らされていることもあるんですよね。

だまされる度合いの大きさに差はあれど、
誰でも、スクリーンの中の村田になりうるわけだよなと思ったら、
こわさを感じたと同時に、人間は単純だなとも思いました。

スクリーンを見て笑っている私たちは、
実は、同じように誰かから笑われているのかなぁ・・・みたいなね(苦笑)。
なんてことを書くと、こわくなってしまうかもしれませんが(笑)、
映画は、難しいことは考えず、楽しくご覧になればいいと思います!
実際、楽しいですし!
また、楽しいだけじゃなく、ホロリとくるところもありますし、
豪華なキャストの皆さんが、どんな役で登場するのかを探す楽しみもあります。
とにかく見どころ満載です!!

yukikotajima 3:21 pm

エッセイを2冊。

2008年6月1日

『てのひら迷路 / 石田衣良(講談社文庫)』

24篇のショートショートです。
全ての作品には、まえ書きがついています。
どのような思いでその作品を書いたのかが書かれています。
そして、この本に納められていることのほとんどが、
石田衣良さん自身の体験によるものです。

鋭く尖ったナイフはこわいけれど、
それをもつ人間は、ブルブル震えていて、じつは、とても弱い。
そんな人間の弱さと脆さと危うさが、
私が抱いている、石田衣良さんの作品のイメージです。
私は、そんな石田ワールドが好きです。

そんな石田衣良さんの心の内が書かれていました。
誰かに伝えよう、というより、心の声を文字にしてみた・・・という感じかな。

肉親の恋の話を聞くのが少し恥ずかしい、のと同じような、気持ちになりました。

ひとつひとつの作品がとても短いので、気が向いた時に、少し時間が出来た時に、
ちょっとずつ読めます。

読むというより、話を聞く感じかな。
あなたも、ちょっと耳を傾けてみては?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

『結婚願望 / 山本文緒 (角川文庫)』

あまりにもストレートなタイトルに、思わず手をのばしてしまった私。

先日、映画『幸せになるための27のドレス』の感想を、
このゆきれぽにも書きましたし、番組内でもお話しました。

ラジオを聞いた知り合いの方々から、
「今、結婚する気が全然無いでしょ?」
と言われてしまいました。

あは。あれ、ばれた?

そんな時、たまたま本屋で見かけたのが、この本でした。
一度離婚し、独身となった山本文緒さんが「結婚」についての本音を語っています。

私は、大学時代、山本文緒さんの本にはまっていました。
ほとんどが恋愛話。しかも喪失を伴うという。
よく一人読んでは、自分と重ね、泣いていたっけ…。

そんな、私にとって青春時代の先生のような山本文緒さんの結婚トークなら、
是非、読んでみたい、と思ったわけです。

しかし、恋愛どっぷりな感じの作品を書いてきた山本文緒さんの本音は、
思っていた以上に、さらっとしていました。
そして、なかなかにビターでした。
やっぱり、私も年を重ねてきたのでしょう。
きっと学生時代の自分がこの作品を読んでも共感は出来なかったと思います。
でも、今は、よくわかる。
まるで、普段、女友達と話しているような感じでした。
わかる、わかるー!と共感しまくりでした。
でも、私は、まだその覚悟は出来ない・・・とも思いましたが。
あ、なんの覚悟かは、本を読んでください(笑)。

でも、でも、文庫版あとがきには、思いもよらないオチが待っていました。
やられました。面白すぎます。笑いました。
そして、気が楽になりました。

この本の中で印象に残った言葉は「鎖国」。
自分の心が鎖国状態になっていないか?と自問自答しているところがあるのですが、
私も知らないうちに、勝手に鎖国のとりしまりを強化していたかもしれない、
と、気づかされました。
目からうろこが落ちました。
私の心を開国するペリーの来航は、まさにこの本『結婚願望』でした。

だから、読書はやめられない!

次は何を読もうかな♪

yukikotajima 6:08 pm