人生学校虎の巻
2007年11月11日
今月のフリーペパー「ふみたん」に載っていた
『人生学校虎の巻 / 美輪明宏』
を読みました。
本の帯には、
「人生のサンプルがつまった、この本を教科書にして試験を乗り越え、
幸せになってください」
とあります。
雑誌『家の光』に連載された「美輪明宏の人生相談」をまとめたものです。
読者からの様々な悩みに答えています。
例えば・・・
・過食がやめられません
・ひきこもりをやめたい
・身内のために借金地獄
・嫁と仲良くしたい
などの相談がよせられています。
美輪さん節炸裂で、ほう、とうなづいたかと思えば、大爆笑し、
あっという間に1冊を読み終えてしまいました。
私は本文に入る前の「はじめに」に、一番心打たれました。
美輪さんによれば、
最近は、知識ばかりで教養がない人が増えているそうです。
知識として知ってはいるけれどもまったくいかされておらず、
教養として身につけている人が少なくなったのだとか。
耳の痛い話でした。
知ってはいるけれど、実際、日々の生活の中で生かされているか、
と聞かれれば、はい、と答えられない自分がいます。
本や新聞を読むこともすすめています。
本は、反芻したり分析したりすることができると。
確かにそうですよね。
自分のペースで考え、進めることができるのが、本ですよね。
だから、私は本が好きなのかもしれない、と改めて思いました。
『人生学校虎の巻 / 美輪明宏』
今、何か大きな悩みを抱えている方、
決断したいけれどできずにいる方、
この本の中に、答えがあるかもしれませんよ!