『日本語でどづぞ』
2007年11月7日
今日のgraceの中でも紹介したのですが、
とても面白い本を見つけてしまいました。
昨日、本屋さんをプラプラ歩いていたら、
『日本語でどづぞ』
というわけのわからないタイトルの本を発見!
言葉を扱う仕事をしているため、
「日本語」というキーワードには、どうしてもひかれてしまいます。
さっそく手に取ってみると・・・
「ホットケーも」
っぷ。
ぷぷぷ。
正しくは「ホットケーキ」です。
確かに、「も」と「キ」は似ています。
間違えるのもわかる!
『日本語でどづぞ』は、
世界中で使われている間違った日本語が紹介されています。
他にも、
ひらがなの「こ」と
漢数字の「二」の区別がつかなかったために
おかしな文章になってしまったものや、
言いたいことはわかるけど命令口調のものや、
何がいいたいのかさっぱりわからないものなど、
本当に様々な間違った日本語がおさめられています。
ある意味、シュールです。
日本人には無い、新しい感性です。
その感覚が新しすぎて、私は笑いがとまりませんでした。
立ち読みをしながら、笑いがとまらず、
静かな本屋で思わず笑い声がもれてしまい赤面。
あまりにも面白かったので、買って帰り、
家で一人で思う存分笑わせていただきました。
でも、逆を考えれば、
日本にもおかしな外国語が、ありふれているってことですよね?
きっと海外の方も、それを見ながらやっぱり
ぷぷぷと笑っているに違いありません。
あ、でもこの「笑い」は「なんか、かわいいぞ〜」
っていう笑いで、決してバカにしている笑いではありませんよ!
私は、この『日本語でどづぞ』を読んで、
大笑いしただけじゃなく、なんか癒されました。
そして、ちょっと嬉しくも思いました。
こんなに日本語が世界中にあふれているのねって。
(とはいっても間違っているのですが。笑)
この本は、実際に手にとって読むのが一番楽しいと思います。
最近、笑っていない方や、お疲れ気味の方にオススメの1冊です。