『日本史通になる本』
2007年10月8日
富山市生まれの剣千年(つるぎ・せんねん)さんの
『日本史通になる本』を読みました。
私は、中学・高校と、一番好きな授業は「日本史」でした。
多分それは、先生の影響が大きいと思います。
中学の時の先生は、
いつも笑顔の穏やかな方で、
過去の日本のことをわかりやすく、
まるで、お話を聞かせるようにお話になる方でした。
だから、歴史の授業を受けるという感覚があまりありませんでした。
高校の日本史の先生は、
中学の時の先生と比べると、
とにかく元気な先生で、ちょっと調子よくて(笑)、歴史にロマンを求める方で、
よく私情が入っていました(笑)。
でも、それはそれで楽しくて、
もしそうだったらいいな、と思わせる、想像力をかきたてられる授業でした。
でも、センター試験で、得意だったはずの日本史で失敗して以来、
日本史に苦手意識が芽生えてしまい、
その後、日本史から遠ざかっていたのですが、
社会人になってから、
歴史モノのドラマや映画を見たり、本を読んだりすることは、
やはり面白いということに気づき、
また、少しずつ、歴史関係のモノに目を向けるようになってきました。
そこで、先日、FMとやまのスタッフがたまたま持っていた
『日本史通になる本』を見かけて、読みたくなってしまったわけです。
本のタイトルの下には、
「教科書では教えない驚きに満ちた視点。
歴史を見る眼が養われる本!」
とありました。
歴史は、過去のものであって、
本当に正しいかどうかわかりません。
だからこそ、様々な説が生まれるわけで、論争も絶えません。
そのせいで、私たちはどれを信じていいかわからなかったりします。
でも、逆に面白くもありますが。
様々な角度から歴史を見つめ、
自分なりの答えをみつけていけばいいのかな、
と思いました。
これは「歴史」だけに限らず、
私たちの日々の生活にもあてはめることができますよね。
ただし、歴史は、ロマンにあふれていますが、
現実は、もっと厳しいですが。。。
とにかく!
何事も、一方向だけでなく、
様々な方向から見ることが大切!
という、当たり前のことなのだけど
忘れかけていたことに気づけたことは、
よかったです!