ストロベリーショートケイクス
2007年5月6日
「ストロベリーショートケイクス」
と書くと、ケーキがどうしたって?
「〜ス」ってことは、ゆっきー、いくつも食べたの?
と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
そうではありません。
確かに食べたい、という願望はありますが。。。(笑)
これは、先日私がみた映画のタイトルです。
大好きな漫画家の魚喃キリコ(なななんきりこ)さんの漫画が原作です。
原作は、2002年に発売されました。
もちろん私も漫画を持っています。
4人の女性が主人公です。
恋がしたいけれどなかなか恋が訪れないフリーターの里子。
男の人に愛されることでしか自分の存在意義を確認できないOLちひろ。
一途に一人の男性を思い続ける秋代。
プライドが高く、過去の恋や仕事のストレスで過食と嘔吐を繰り返す、
イラストレーションの塔子。
「女性」と、ひとくくりにしても、
好きなものも、考えていることも、悩みもひとそれぞれ。
自分は、どの女性に近いかなぁ。
と、女性なら、自分を誰かに重ねて見てしまうはず。
ちなみに私は・・・
仕事に愛情をもって取り組んでいる塔子の気持ちもわかるし、
好きな人に自分の気持ちをはっきりと表現できない秋代の気持ちもわかるし、
自分ってうざいなと思いながらも好きな人につくしてしまうちひろの気持ちもわかるし、
「恋がした〜い、恋がした〜い」と日々思っている里子の気持ちもよ〜くわかる(笑)
ということで、全ての女性に、自分を重ねることができます。
あ、今、気づいてしまったことが一つ。
わたしって、かなり面倒くさい女だ・・・(笑)。
でも、女性ってみんな面倒くさいところ、ありますよね?
傷つきやすくて、もろくて、不器用で、
でも、強さもあって、時々かわいかったりもする。
この映画は、悩める女子達にみてもらいたいなぁ。
できれば、男子にはあまりみてもらいたくないかも(笑)。
女子の弱さを知ってほしい気もするけれど、
やっぱり、知らないでいてほしいかな、とも思う。
この、微妙な乙女心、わかっていただけるかしら?(笑)
見終わった後は、
女って面倒だけど、
でも、女でよかった♪と思いました。
そうそう、この映画、なんと魚津が使われています。
映画を見ながら、なんか見たことのある景色・・・
と思ったら、やっぱり富山でした。
ちょっとウレシイ。
ウレシイといえば、
安藤政信さんも出演しているのですが、
やっぱり素敵でした♪
無邪気な笑顔がまぶしかった。
この映画は、女子向き映画だと改めて思う瞬間です。
「ストロベリーショートケイクス」は、
富山市のフォルツァ総曲輪で、11日(金)まで上映中です。
(R−15なので、お姉さま向きかな)