南部弁クイズ第4弾!
2023年12月8日
今日のみずなしまほの「これ、いいね!」は、青森方言講座第4弾をお届けしました!
青森県出身の水梨子が、
よく聞かれる青森の方言についてご紹介しました~!
二か月に1回のコーナーです(笑)
青森方言は、
日本海側エリアの津軽弁
太平洋側エリアの南部弁、
そしてまさかりの形をした下北半島の下北弁です。
私は、太平洋側地域の南部弁を話して、
育ってきました~!
今回も、南部弁クイズで行きましょう!
(正解は、ブログの最後に記載しています)
では、さっそく第一問!
「まま食べたら、皿ばうるかしとけ」
2つ方言が使われています。
ままとうるかすがポイントです!
ままは、まんまとも言ったりします!
うるかすも、地元にいた時は普通に使っていました!
文脈で、意味は何となく予想できるかなぁと思いますが、
どうでしょうか。
それでは、第2問!
「こっちゃきて、火さ、あだれ!」
これも、文脈から意味が分かりやすいかもしれませんね~!
冬の時期によく使われる方言です!
でも、最近の新しいお家は、
性能がいいので、この言葉は使わないかもしれません。
富山では、「あたる」というと「もらう」という意味がありますよね。
富山に来て、給料あたると聞いたときは、びっくりしました(笑)
第3問「今朝はしばれるね~」
しばれる!という言葉
北海道や東北で多く使われています!
使わないけど、意味は知っている!という方も、
多いのではないでしょうか。
ディレクターに聞いたら、
「意味は知ってるけど、使ったことはない」と言っていました。
答えは、ブログの最後に記載しています!
みなさんは、何問正解したでしょうか?
今日は、南部弁クイズをお届けしていました!
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≪正解≫
第1問:「まま食べたら、皿ばうるかしとけ」
意味:「ご飯食べたら、皿を水につけておいて」です。
ままは、ご飯の意味です!
これは、結構有名な方言なので、正解した方も多いのではないでしょうか。
私の祖父母が良く使っていました!
ちなみに、食べては「け!」というので、
早くご飯食べて!というときは、
「早く、ままけ!」となります(笑)
そして、うるかすは、浸すつけるということです。
お皿を水につけておいてほしい以外にも、
研いだお米を水につけてほしいときも、
「米うるかしといて~」といいます!
うるかすは、日常的に使っていたので、
方言と知った時はびっくりしました!
第2問:「こっちゃきて、火さ、あだれ!」
意味:「こっちにきて、ストーブであったまっていけ!」
昔は、火は囲炉裏などを指していたと思うんですが、
今は基本的にストーブのことを指しています!
あだれ!は、あったまって!という意味です。
外から帰ってきた人に、
よくいいますね~!
また、このあだるは、別の意味もあります。
もう一つの意味は、脳卒中や脳梗塞になったという意味です。
なので、正直この意味の「あだる」は言いたくはない言葉です。
同じ言葉なのに2つ意味があるので、
文脈で使い分けて使います!
第3問:「今朝はしばれるね~」
意味:「今朝は、すごく寒いね」
ただ、この寒いは、-10度とか、
特に冷え込んで一段と寒い日に使います!
-2・3度だったら、使いません。
寒すぎて、痛いぐらいの時の表現です。
年末年始に地元青森にかえると、
朝はー10度を下回ることもあるので、
しばれるね~、しみるね~と言っています。
今のところ、富山の冬は2回経験していますが、
もちろん寒いですが、
富山市内の中心部でしばれると言いたくなるほど寒い日はなかったです(笑)
大学時代にいた仙台でも、使わなかったかなぁ(笑)
もし、富山でも―10度になることがあったら、
みなさんも「しばれる」使ってみてください!(笑)
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