青森のお祭り!
2023年7月14日
夏祭りの時期がやってきましたね!
富山県内でも、明日明後日は、滑川市で「ふるさと龍宮まつり」が行われます。
16日の夜には、海上花火大会も行われます。
今年は、滑川市政70周年を記念して、例年以上に豪華な花火が打ちあがる予定ですよ~!
全国各地でお祭りが行われますが、
私青森県出身なんですが、よくみなさんから「ねぶた祭り」について教えて、青森のお祭りについて聞かれることが多いので、
今日は、私の地元、青森の祭りについてご紹介しましょう!
青森の夏の代表的なお祭りは、4つあります。
「青森ねぶた祭」「弘前ねぷたまつり」「五所川原立佞武多」「八戸三社大祭」です。
まずは、「青森ねぶた祭」からご紹介します。
ねぶた祭は、青森市で行われているお祭りで、
毎年日本全国から観光客の方が訪れています。
ねぶた祭は、灯りをともした巨大な灯篭を山車にのせて、
練り歩くお祭りです。
歌舞伎のような灯篭は、迫力満点です!
起源は、なんと奈良時代までさかのぼると言われています。
少しずつ形を変えながら、今の迫力あるねぶたになりました!
掛け声は、「ラッセラーラッセラー」です。
お囃子に合わせて、ハネトと呼ばれる踊り手が元気よく飛び跳ねる姿も印象的です。
ハネトは、お祭りの団体に所属していなくても、参加することができます!
ハネトの衣装を購入、またはレンタルして、はねとの集合場所にいきましょう!
ハネトの参加方法は、コチラから。
そして、次にご紹介するのは、弘前市で行われる「弘前ねぷた祭り」です。
ねぶたではなく、ねぷたになります。
扇形の灯篭が山車の上にのせて、練り歩くお祭りです。
去年、300年の節目を迎えました。
もともとは、青森市のねぶた祭りと同様に、人型の灯篭をのせていたそうですが、
明治時代ごろから、扇型に変化していったそうです。
ねぷた祭りの掛け声は、「ヤーヤドー」です。
私も子供のころに、一度ねぷた祭りに参加したことがあります!
ヤーヤ―ドーと言いながら、歩いたの楽しかったなぁ。
そして、「五所川原立佞武多」(ごしょがわらたちねぷた)は、
高さ20m以上、重さ16トンの巨大なねぷたです。
なんとビルの七階に匹敵する高さだそう!
ただ、立佞武多は一度消え、復活したお祭りなんです!
もともと明治時代ごろ、地元の権力者が地位を競うように、どんどん巨大化したねぷたができたそうです。
高さ20m、なかには30mを超えるものもあったそうです。
ただ、大正末期から昭和初期にかけて街中に電線が張り巡らされ、ねぷたは小型化、
さらに戦争や、二度の大火で設計図なども焼失し、
巨大な立佞武多は人々の記憶から薄れていきました。
その後平成5年に豪商に仕えたという大工の方の家から、
立佞武多の設計図がみつかりました!
それをもとに、市民団体の演劇に7mのねぷたが登場、
平成8年に高さ16mの立佞武多が復活しました。
その後平成10年から、「五所川原立佞武多」という祭りが始まりました!
掛け声は、「やってまれ、やってまれ」です。
最後にご紹介するのは、八戸三社大祭です。
太平洋側の地域八戸市で行われているお祭りです。
八戸市内にある龗神社、長者山新羅神社、神明宮の三社合同例祭です。
巨大で派手な山車が、街を練り歩きます。
ねぶたではないので、灯篭ではなく人形を山車にのせます。
民話や神話、歌舞伎を題材にした山車で、
ユネスコ無形文化遺産・山・鉾・屋台行事に登録されています。
なんといってもすごいのが、山車からスモークが出たり、
人形が動いたり、いろいろな仕掛けがあります!
私も行ったことがありますが、
派手な仕掛けにおどろきました。
ちなみに、今年は、
ねぶた祭りは、8月2日から8月7日まで
弘前ねぷた祭りは、8月1日から8月7日まで
五所川原立佞武多は、8月4日から8月8日まで
八戸三社大祭は、7月31日~8月4日まで です。
青森は、かなり派手なお祭りが多いです(笑)
今ご紹介した他にも、各市町村、地域ごとに、
ねぶた、ねぷた祭りが行われていたり、豪華な山車が運行する祭りが行われています。
私も、中学生ごろまで地元のお祭りでお囃子をしていました。
各お祭りのHPは、コチラから。
今回は、私の地元青森県のお祭りをご紹介しました!