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富山の地紅茶

2023年6月26日

6月も早いもので、残りわずかとなりました。

そして、あっという間に2023年の半分が終わろうとしています。

年々、季節が進むスピードが速くなっているような気がします。

2023年も残り半分!

やりたいことをしっかりやって、充実した日々を過ごせるように頑張ります!

 

さて、先週のSTEPでは、富山の地紅茶をご紹介しました!

富山紅茶の会の下田美幸さんに紅茶について、いろいろ教えていただきました!

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下田さんは、スリランカへの旅で、香りのよい摘みたての紅茶に出会い、

今では、富山の地紅茶を製造し、魅力を伝える活動を続けています。

 

まず、地紅茶とは国産紅茶で、その地域の水や土、人で生産された紅茶のことです。

地ビールの紅茶版のようなイメージです。

 

富山では、富山市呉羽と朝日町で地紅茶を生産しています。

富山で紅茶生産されているってびっくりですよね!

 

呉羽丘陵は、現在は梨畑が覆っていますが、

もともとは、すべて茶畑だったそうなんです。

 

江戸時代、呉羽丘陵では米の栽培ができませんでした。

前田正甫公が、呉羽丘陵に畑作物として、

お茶の栽培を始めたのが、始まりと言われています。

 

その後、呉羽の茶畑は、昭和30年から40年ごろを境に、

梨畑に変わっていったそうです。

 

富山紅茶の会の下田さんは、呉羽地域のラベンダー園に行ったとき、

片隅に茶ノ木をみつけました。

紅茶仲間から、茶ノ木があれば紅茶が作れる!と言われたことを思い出して、

その日のうちに、茶畑をもつ農家さんに「茶葉を譲ってもらえないか」と交渉したそうです。

 

茶葉を譲ってもらえることが決まり、2002年に初めて「呉羽の紅茶」ができました。

それから、20年くれはの紅茶を生産し続けています。

 

そして、朝日の紅茶は、朝日町特産のバタバタ茶の専用茶園を朝日町役場の許可を得て作っています。

呉羽は、富山県在来品種の茶葉ですが、朝日町の茶葉は、静岡のヤブキタ品種です。

 

私は、くれはの紅茶もあさひの紅茶もいただいたんですが、

茶葉が違うので味わいが違いました!

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まず、くれはの紅茶は、スッキリとしていて飲みやすいです!

すっきりとした味わいの中にも渋みがあり、美味しかったです!

渋みも、ちょうどよかったです!

私は、どちらかというと今まで紅茶は、渋みを和らげようとミルクを入れたり、

レモンをいれたりして飲んでいたんですが、

ストレートティーでも飲みやすかったです!

 

そして、あさひの紅茶は、フルーティーな香りがしました。

軽やかで、お砂糖を一切入れていないのにほんのり甘くてびっくりしました!

ほとんど渋みがありません。

くれはの紅茶よりさらに渋みが少ないので、本当に飲みやすい紅茶です。

 

くれはの紅茶もあさひの紅茶もどちらも美味しかったです!

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スコーンなどスイーツと一緒にいただきたいですよね~!

下田さんによると、紅茶は甘いものだけではなく、

脂っこい食事にもあうそうですよ!

 

紅茶に含まれるカテキンが脂肪や油を分解してくれるため、よく合います。

 

紅茶には、渋み成分のカテキン、苦み成分のカフェイン、

そして、アミノ酸の主に3つの成分が含まれています。

 

紅茶は、もともとコーヒーよりカフェインは少なくなっていまが、

富山の地紅茶は、外国産の紅茶に比べて、

カフェインもカテキンも半分の量です!

カフェインが少ないので、夜に飲んでもよさそうですね。

 

そして、下田さんから紅茶の美味しい入れ方を教えてもらいました!

まずは、お湯を沸かして、ポットとティーカップを温めます。

次にくみたての水道水を沸かします。

お湯を沸かしている間に、茶葉を計り、温めたポットに入れます。

お湯が沸騰したら、高いところから、勢いよくポットに注ぎます。

 

紅茶を入れる時にポイントとなるのが、「ジャンピング」です。

ジャンピングとは、茶葉の対流運動を促すことです。

茶葉をしっかり対流させるために、

高い位置からお湯を注ぎましょう!

 

そして、お湯を注いだら、5分から6分ほど蒸らします。

外国産の紅茶は、蒸らしすぎると渋くなるため、2~3分しか蒸らしませんが、

富山の地紅茶は、カテキン、カフェインが少ないため、じっくり蒸らします。

蒸らし時間が足りないと、紅茶が薄くなってしまうので気を付けてくださいね。

 

蒸らし終わったら、ティーカップに注いでいきます。

複数人で飲むときは、濃さを均一にするため、

それぞれのカップに少しずつ注いでいきましょう。

 

そして、紅茶は最後の一滴に旨味が凝縮されています!

ポットを傾けて、最後の最後まで注ぐのがポイントです。

 

ちなみに、最後の一滴は、「ベストドロップ」といいます!

 

ぜひ、みなさんもお家で紅茶を入れてみてくださいね~!

 

今回ご紹介した「くれはの紅茶」「あさひの紅茶」は、

富山駅前CIC1階のととやまや、地場もん屋総本店などで購入できます。

また、カフェで味わうこともできますよ。

販売店舗、提供店舗について、詳しくは富山紅茶の会のHPをご確認ください。

 

そして、7月23日には、「my紅茶を作ろう!」というイベントが行われます!

場所は、朝日町のふるさと美術館です。

時間は、午前10時から~午後14時まで。

参加料は、2800円です。

 

紅茶の茶葉をもみ、葉の細胞くだき、発酵させて紅茶を作ります。

最後には、出来上がった紅茶を試飲することができます!

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夏休みの自由研究にもいいかもしれませんね~!

 

イベントは、予約が必要です。

富山紅茶の会のインスタグラムのDMにメッセージを送ってくださいね。

富山の紅茶の会のインスタグラムは、コチラから。

 

また、富山紅茶の会では、月に3回ほどお茶会を行っています。

どなたでも参加可能です!

参加したい!という方は、インスタグラムで連絡してみてくださいね~!

 

一年ほど前に取材した富山エクセルホテル東急の耳で味わうとやま食で、

くれはの紅茶を頂いていて、

その時も美味しいなぁ!いつかお話聞きたいなぁと思っていたので、

今回富山の地紅茶ご紹介できてよかったです!

朝日の紅茶は、初めていただいたんですが、とても美味しかったです。

ぜひ、みなさんも飲み比べてみてお好きな地紅茶探してみてくださいね!

 

今回は、富山の地紅茶をご紹介しました!

 

mizunashi 12:19 PM