青森・東北のお鍋
2024年11月22日
11月も残りわずかとなり、冬が近づいてきましたね。
寒い季節になると、食べたくなるものはいろいろありますが、
やっぱり、冬といえば鍋ですよね!
富山でも、ごっつお鍋や氷見のかぶす汁などがありますけれど、
私の地元青森や東北にも美味しい鍋がたくさんありますので、
ご紹介しましょう!
まず、私の地元の青森で欠かせない鍋と言えば、
B級グルメの「八戸せんべい汁」です!
家庭では、鍋というよりかはお味噌汁変わりででることが多いんですが、
飲食店などでは、鍋料理として楽しむこともできます~!
八戸せんべい汁の特徴は、南部せんべいが入っていること!
小麦粉・塩を原料としたシンプルなせんべいです!
鶏肉やサバ、キノコ類、野菜などで出汁をとり、
南部せんべいいれて、煮込んで食べます!
南部せんべいに、出汁の利いた汁がしみこんでとろっとした食感になり美味しいんですよね。
鍋でしっかり煮込むために、少し厚めにつくられた南部せんべいもありますし、
うすい南部せんべいのときは、せんべいは煮込まず、最後に汁をかけて食べるものもありますよ!
私の実家は、薄い南部せんべい派で、
お椀にせんべいを割って入れておき、そこに汁をいれて食べていますよ~!
青森県の八戸エリアに着た時は、ぜひ食べていただきたい料理です!
続いてご紹介するのは、青森県の南部地方、岩手県の北部で食べられている「ひっつみ」です!
簡単にいうと、すいとんのような料理です。
南部地方では、古くから小麦が生産されていました!
小麦粉と水をまぜてこねて、こねた生地をつかんで引っ張り、小さくちぎって鍋で入れることから、「ひっつみ」と呼ばれています~!
鶏肉やゴボウ、ニンジン、ネギなど、具沢山なのが特徴です。
体の芯からあたたまる料理で、私も大好きです!
よく家庭でも食べられている鍋料理です!
続いてご紹介するのは、秋田県の「きりたんぽ鍋」です!
きりたんぽは、秋田の名物ですよね~!
私も大好きで、親戚が秋田にいたこともあって、きりたんぽ鍋はよく食べていました!
きりたんぽは、炊き立てのご飯をすりつぶし、
串にちくわのように巻き付けて焼いたものです。
味噌をつけて焼いて食べたり、
お鍋に入れて食べたりするのが主流です。
私の実家では、寄せ鍋にきりたんぽを入れてきりたんぽ鍋にしていましたが、
秋田では、比内地鶏の鶏がらスープで食べることが多いそうですよ~!
きりたんぽがお米なので、きりたんぽ鍋だけで大満足できます。
最後に、ご紹介するのは宮城県仙台市の「せり鍋」です!
春の七草として親しまれているせりですが、
「仙台せり」は、11月に最盛期を迎えます!
仙台せりといっていますが、仙台市のお隣の名取市で宮城県産のせりのうち8割を生産しているそうです!
そんな仙台せりを根っこまで食べられる料理が「せり鍋」です!
食べ方としては、出汁を煮たてて鶏肉もしくは鴨肉をいれます。
そのあと、セリ根を先に堪能します~!
20秒ぐらいさっとゆでたら、食べられますよ~!
葉や茎の部分は、サッとしゃぶしゃぶして、食べてくださいね!
シャキシャキの歯ごたえが溜まりませんよ~!
そのあと、豆腐や白菜、ネギなどお好みの具材をいれて、
食べてくださいね~!
ちょうど今の時期が、せり鍋のシーズンです!
もし、11月ごろに仙台に行く方は、せり鍋も味わてみてくださいね~!
ということで、今回は、地元青森や東北の鍋をご紹介しました!
寒い冬は、あったかい鍋を食べてあたたまりましょう!