いいいろの日!
2024年11月15日
毎日、いろいろな記念日がありますけれど、
明日11月16日は、語呂合わせで「いいいろの日」となっています。
色というと、
本当にたくさんの種類がありますよね。
例えば、同じ赤でも、紅色、えんじ、朱色、深紅、茜色などなど、
今だした色以外にもいろんな赤があります。
また、パーソナルカラーだったり、信号では緑なのに青信号といったり、
「色」といっても、いろいろな切り口でみることができますよね。
その中で、「色」のなかで私がきになった話題をご紹介しましょう!
まず、先ほども言いましたが、
信号機の色!
緑、黄色、赤の三色ですが、
なぜか、緑だけ「青信号」といいますよね~
まず、なぜ緑・黄・赤の三色なのかといいますと、
人が色を区別するのに感度がいい組み合わせが、緑・黄・赤の三色だからです。
日本だけでなく、世界的にこの3つの色が使われています。
そして、世界では、そのままグリーンと言われているのに、
日本だけ「青信号」というそうです。
なぜかといいますと、日本で初めて信号機が設置されたときに、
新聞で「青」と報じられたからとのことです。
1930年に東京の日比谷に最初の信号機が設置され、
新聞では、「青・黄・赤」の三色と紹介したそうです。
当時は、もちろんカラー写真ではないので、
新聞を見ただけでは実際の色がわからず、そのまま青信号と定着したとされています。
また、青信号の他にも、
緑色の野菜を「青菜」、緑色の虫を「青虫」、緑のリンゴを「青りんご」などともいいますよね。
もともと日本では、青という色のなかに緑も含まれていたため、
緑が青と表現する習慣が残っているとのことです。
たしかに言われてみると、青信号以外にも、
緑なのに青と表現するものも多いですし、あまり違和感がないですよね(笑)
あと、個人的には、色がいったい何色あるんだろうと思い、調べてみました!
色の数え方もいろいろあるんですが、
人間が見分けられるのは、通常環境だと約187万色、
整った環境だと約750万色ともいわれています。
この時点で、膨大な色の数なんですが、
彩度や明度の微妙な違いで、人間がみわけられない色で考えると、
もっとたくさんの色があるということです。
なので、厳密に色は何色あります!ということができないそうです。
数え切れないほどの色がありますが、
赤とか、黄色、青のほか、黄緑、オレンジ、桃色、黄土色など、
名前がついている色もありますよね。
では、名前がついている色は何色あるとおもいますか~?
1954年に東京創元社から出版された『色名大辞典』という本には、2130種類の日本伝統の色の名前が掲載されています。
2130というのもすごい数ですが、
1955年に発売された洋書では、7500色もの英語の色の名前が記されています。
19世紀に入ってから、科学技術の向上で色が増え、色の名前も爆発的に増えたそうです。
日本の本と洋書で色の名前の数が違うように、
地域・文化・時代・言語によってバラバラということです!
ちなみになんですが、日本では普段からよく使われる色の名前を慣用色名というそうです!
慣用句の慣用に、色に名前の名と書いて、「かんようしょくめい」です。
日本工業規格では、269色が規定されていますよ~!
いや~、色の数も考え方によって変わってくるのが、
面白いですよね!
色について調べてみましたが、今まで知らなかったことも多く勉強になりました~!
今日は、いいいろの日をご紹介しました!