減塩の日
2024年8月16日
お盆休み期間は、久しぶりに家族が集まったり、親戚、友人とあったり、
旅行に行ったり、美味しいものを食べる機会が増えますよね!
今回は、実家に帰省はできませんでしたが、
私も実家にかえると、母の料理が美味しくてついつい食べすぎてしまいます(笑)
食べすぎたお盆休みのあとは、少し健康を意識したメニューにしてみませんか~!
健康に気を遣ったメニューはいろいろありますが、
明日8月17日が減塩の日ということで、
今回は減塩についてご紹介します!
まず、なぜ塩分をとりすぎてはいけないのでしょうか。
国立研究開発法人 国立循環器病研究センターによりますと、
食塩をとりすぎると、血液中のナトリウム濃度があがります。
濃度を下げようと、喉が渇き水分を多くとると、
血管に流れる血液量が増え高血圧になる可能性があるということです。
日本では成人の3人に1人、高齢者の3人に2人が高血圧と診断されています。
高血圧は、様々な病気につながりやすく、
高血圧の予防や治療が国の課題となっているそうです。
厚生労働省が推奨している日本人(成人)の食塩摂取量の目標値は、
男性は7.5g/日未満、女性は6.5g/日未満 です!
現状、2019年の時点では成人男性の一日の平均食塩摂取量は10.8g、
女性は、9.1gとなっています。
目標とはだいぶ差がありますよね~
ちなみに、世界的には一日6g未満が標準だそうです。
6g未満となると、なかなか難しそうです(笑)
日本人がよく食べているものの塩分量をいくつかあげると、
白米は0g、
6枚切りの食パンは1枚 約0.7g
お味噌汁 約1.5g
梅干し一個 約2g
カップラーメンは、汁まで全部飲むと約5g~8g です!
また、加工食品にも結構塩分が入っているそうで、
ちくわやかまぼこなどの練り物、ハムやウィンナーなどの食べすぎも要注意です!
塩分量をあらためて確認すると、
確かに何も気にせずご飯を食べていると、6gを簡単に超えてしまうなぁと感じました!
インターネットで、「塩分量 食品」などと調べると、食品ごとに塩分量がでてきますし、
加工品やコンビニエンスストアなどの商品には、塩分量が記載されていますので、
自分がどのくらい塩分をとっているか確認してみてくださいね。
そして、どうやって減塩をしていくかなんですが、
すぐにできる簡単なことは、
調味料は直接かけないということです!
たとえば、揚げ物にソースや醤油をかけたいとき、
直接かけるのではなく、小皿に調味料をだしてつけて食べる用にすることで、摂取量を減らすことができます!
あとは、調味料を使い切ったタイミングで減塩タイプのものにかえるのもいいかもしれませんね!
また、美味しさを損なわずに減塩をしたい場合は、
「出汁」の活用がおすすめです!
かつおや昆布、しいたけなどには、うまみ成分がふくまれており、
少し塩分を減らしても、物足りなさを感じないそうです。
ただ、市販の顆粒出汁などには塩分がふくまれていますので、
注意が必要です。
また、香味野菜や香辛料、酸味がつよいお酢などを上手く使うことで、
塩の量を減らしても美味しい料理ができます!
個人的には、出汁をとったり、食材に気を使ったりするのはなかなか難しいなぁと感じています。
なので、まずはできることから始めていこうかなぁと思います!
また、今回は減塩についてお話ししましたが、
今はまだ暑いですので、外にでて大量に汗をかいたときなどは、
塩分が大量に失われてしまい熱中症の危険性があります。
その際は、ためらわずに塩分タブレットを食べるなどしてくださいね!
今日は、減塩の日についてご紹介しました!