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「発酵文化人類学 微生物からみた社会のカタチ」

2024年5月31日

今日のSTEP!の「みずなしまほの『これ、いいね!』」では、

久しぶりに水梨子オススメの本をご紹介しましました!

 

いつも小説ばかり紹介していたんですが、

今回は発酵について楽しく勉強できる1冊です。

 

株式会社KADOKAWAから発売されている小倉ヒラクさんの『発酵文化人類学 微生物から見た社会のカタチ』をご紹介します!

 

もともと2017年に木楽舎から単行本で出版されていて、

その本を加筆・修正し文庫本として、

2020年に株式会社KADOKAWAから発売されました。

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私は、本を買うときはいつも本屋さんにいって、

文庫の棚をゆっくりみてその時1番気になった本を買うことが多いです。

この前、本屋さんに行ったときにパッと目に飛び込んできたのが、

今回ご紹介する『発酵文化人類学 微生物からみた社会のカタチ』でした。

 

発酵食品はよく食べているけど、詳しいことはわからない!気になる!と思い、

この本を購入しました。

 

味噌や醬油、お酒、パン、ヨーグルト、チーズなど、発酵食品といっても様々ありますよね!

 

この本は、様々な視点からいろいろな発酵食品について紹介しているので楽しく読むことができました。

 

まず、作者の小倉ヒラクさんについてご紹介しましょう。

小倉ヒラクさんは、『発酵デザイナー』として活動していらっしゃいます!

 

発酵デザイナーという言葉が、本文の最初に出てくるんですが、

『発酵デザイナーとはいったいどいう仕事なんだろう』と。

 

もともと小倉さんは、大学時代に文化人類学を学び、大学を卒業後はデザイナーとして働いていました。

夜遅くまで働き、朝方まで遊んでという生活をしていると、

徐々に体調を崩すことが増えたそうです。

そんなときに、大学の恩師である発酵学者の先生にあったところ、

免疫不全になっているから発酵食品を食べることを進められたそう!

発酵食品を食べる生活を続けていたところ、

症状も改善し『発酵』に興味をもったとのことです。

 

小倉さんは発酵について調べているうちに、

大学の時に勉強していた文化人類学の研究に似ているかも!とたどり着きました。

 

小倉さんいわく『発酵を通して、人類の暮らしにまつわる文化や技術の謎を解く学問』が発酵文化人類学だそうです!

 

実際にこの本では、発酵のメカニズムだけでなく、

どうしてその地域で独自の発酵文化ができたかなども紹介されています!

 

いろいろな発酵食品の話題が出てくるんですが、

私が特に興味を持ったのは『味噌』です。

 

ざっくりいうと、大豆に麹菌をつけて発酵させると味噌になります。

そして、味噌は家でも作れるということに興味をもちました!

 

小倉さんは山梨県の五味醤油さんとともに『手前みそワークショップ』などを行っていたそうです!

手前みそとは、お家で作る手作りの味噌のこと。

手前みその作り方を歌にした『てまえみそのうた』もあります!

私も聞いてみたんですが、一度聴いたら頭から離れないメロディでした。

 

ワークショップを始めたころは、給食センターのおばちゃんなどが多かったそうですが、

東日本大震災をきっかけに健康に関心のある方やオーガニック食に興味がある方も、

参加するようになったそうです!

 

私も、この本を読んで、一度味噌づくりに挑戦してみたいなぁと思いました!

 

味噌の他にも、日本酒やワイン、お醤油、また世界各国で受け継がれてきた独自の発酵文化などを知ることができます!

 

もちろん発酵のお話しなので、専門的な用語なども出てくるのですが、

1章ごとに用語の解説や参考文献なども書かれているため、

文系の私もすらすら楽しく読むことができました。

 

発酵というと、「なんとなく体によさそうだよね~」というイメージでしたが、

歴史や醸造の過程を知って、より発酵に興味がわきましたし、

本に出てきたお店の味噌やワインなどを味わってみたくなりました!

 

また、発酵と人間の文化が本当につながっていたことにも驚きました!

 

普段から何気なく食べたり飲んだりしている発酵食品。

発酵食品がお好きなかたや食に興味がある方にオススメの一冊です。

 

ぜひ、読んでみてくださいね!

 

今回は、株式会社KADOKAWAから発売されている小倉ヒラクさんの『発酵文化人類学 微生物から見た社会のカタチ』をご紹介しました!

 

mizunashi 8:00 PM

青森の旬の食材

2024年5月27日

5月も残りわずかとなりましたね。

今年は、5月から夏日や真夏日になる日が多かったですよね。

急に暑くなったので、なんだか体がついていけていないような感じがします(笑)

しっかり食べて寝て、来月も頑張ります!

 

さて、先週のSTEP!内の「みずなしまほの『これ、いいね!』では、

地元青森の今が旬の魚介類をご紹介しました!

 

富山も青森も海があるので、どっちのお魚が美味しいの~!と聞かれることがあるんですが、個人的にはメインのお魚が違うのそれぞれ美味しい!いいところがある!と思っています!

 

富山は、ホタルイカ、白エビ、ブリなどが有名ですが、

青森でとれる魚介類は、ホタテ、大間のマグロ、八戸前沖サバなどが有名です!

 

青森は、三方海に囲まれています!

 

東側が太平洋、西側が日本海、そして北が津軽海峡です!

また、下北半島・夏泊半島・津軽半島に囲まれている陸奥湾があります!

陸奥湾では、ホタテの養殖がおこなわれていて、

一年を通して肉厚なホタテを食べることができます!

ホタテの貝殻を鍋代わりにした貝みそ焼きが美味しいんですよね~!

 

今日は、青森で今の時期旬のお魚をご紹介します!

 

まずは、陸奥湾でとれるトゲクリガニです!

富山でとれる紅ズワイガニや本ズワイガニとは違い、

毛ガニと同じクリガニ科です!

 

トゲクリガニはかなり小ぶりで、

大きくても10センチほどの手のひらサイズです!

 

小さいカニなんですが、身は繊細で甘く、濃厚な味わいの蟹味噌が人気です!

私は食べたことがないんですが、メスの卵(内子)も美味しいそうですよ~!

 

トゲクリガニは3月から5月という短い期間しか味わうことができません!

また、基本的には青森県内にしか流通していないので、

地元の味ですね~!

そして、このトゲクリガニがとれる地域ではお花見の時に欠かせない食材です!

トゲクリガニの時期が来たことで春を感じる方も多いです!

富山もホタルイカや白エビの時期が来ると、春だなぁと思う方が多いと思います!

富山も青森も食材は違えど旬の食材で季節を感じているのが面白いなぁと思いました!

 

続いてご紹介するのは、津軽海峡メバルです!

といっても、私は今回青森の旬の食材を調べているときに、

「津軽海峡メバル」の存在をしりました。

 

というのも、中泊町小泊沖の津軽海峡で獲れたウスメバルが、2018年

2月に「津軽海峡メバル」として地域団体商標に登録されたそうなんです!

2018年は、もうすでに青森から離れていたので、

「津軽海峡メバル」というブランドがあるのを知りませんでした(笑)

 

ウスメバルは、水深80mから150mほどの岩礁地帯に生息しています!

豊富なエサと、速い潮のながれで育つため、肉質がいいのが特徴です!

春告魚として親しまれ、特に春は脂がのり美味しくなります。

旬の時期は、4月から6月です!

 

メバルというと煮つけや塩焼きが定番ですが、

中泊町ではお刺身で食べることが多いそうです!
私も食べたいなぁ(笑)

なかなか春に地元に帰ることもないですし、

地元から2時間半ほどかかるんですよ!

いつか中泊町まで「津軽海峡メバル」を食べに行きたいですね~(笑)

 

他にもこの季節は、シャコやシラウオ、

また養殖で一年を通して取れますが、今の時期が旬の「海峡サーモン」などもあります!

 

秋になると、サバやスルメイカ、ヤリイカなどが旬を迎えますので、

また次の機会に紹介しますね~!

 

今日は、青森の旬の食材をご紹介しました!

 

 

mizunashi 12:00 PM

うおづしんきろうロード朝市

2024年5月24日

突然ですが、リスナーのみなさんは、朝市に行ったことはありますか~?

私は、富山に来てからは朝市に行ったことはないんですが、

宮城県仙台市に住んでいた時、仙台駅前近くで行われている仙台朝市には何度か行ったことがあります!

いろいろなお店があって、見ているだけで楽しいんですよね!

 

そんな楽しい朝市が、明後日魚津でも行われる予定です!

ということで、今回は「うおづしんきろうロード朝市」をご紹介します!

 

魚津では、毎週第二・第四日曜に、海の駅蜃気楼で魚津朝市が行われていますよね!

その魚津朝市と同時開催で、「うおづしんきろうロード朝市」を行います!

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時間は、朝6時30分から9時30分の3時間で、

海の駅蜃気楼から黒部方面のしんきろうロード650mで開催されます。

 

うおづしんきろうロード朝市では、およそ100店舗の出店が予定されています!

また、2つの朝市が同時開催なので、かなり盛り上がりそうですよね~!

 

今回は、うおづしんきろうロード朝市実行委員会の大野慎太郎さんにお話を伺ってきました。

 

まず、うおづしんきろうロード朝市の実行委員会というのは、

魚津商工会議所青年部の方々が中心となって行っています!

今年、魚津商工会議所青年部が50周年ということで、

何か大きいイベントにチャレンジしよう!と朝市が企画されました!

 

なぜ朝市なのか!

 

それは、大野さんが10年ほど前に訪れた青森県八戸市で行われている館花岸壁朝市を訪れた時、

観光客や地元の方でにぎわっている様子に驚いたからだそうです!

 

ずっと、八戸のような朝市をやってみたいなぁという思いが心にあり、

今回50周年を機に、朝市をやってみようと、今回イベントが実現しました!

 

個人的には、地元の青森八戸の館花岸壁朝市の話題が、

富山で出てくると思っていなくてびっくりしました(笑)

ちょっと家からは離れていて行ったことがないんですが、

八戸の朝市は、朝ごはんを食べにくる地元の方も多いそうです!

 

「うおづしんきろうロード朝市」も八戸の朝市のように、様々なものが売られ、

地元の方や観光客でにぎわう朝市を目指しています!

 

コンセプトは、「つくるヒト」「たべるヒト・かうヒト・くらすヒト」がつながる魚津のあたらしい朝市です!

地元魚津からこの朝市を盛り上げていきたい!という思いが込められています!

 

そして今回は、約100店舗の出店が予定されています!

 

パン屋さんやカレー、焼き鳥、釜めし、みたらし団子などの飲食店はもちろんのこと、

ベビー用品や染物屋さんなどのお洋服を販売するお店もあります!

 

また、かなり驚いたところでいうと、ヨガですね!

朝市でヨガってどういうこと~!?と思ったんですが、

今回のしんきろうロード朝市は、魚津の海岸そばでおこなわれるんです!

 

なので、ビーチを使って、開放的な空間で朝ヨガをするんじゃないか!とのことです!

 

確かに、朝早い時間にきれいな海を眺めながら、ヨガをしたら気持ちがいいでしょうね!

ヨガをやってみたいなぁと思っていても、なかなかできていなかったという方も、

気軽に参加できるのが良いなぁと感じました。

 

そして、世界のクワガタ・カブトムシというお店も出るそうです!

かっこいい昆虫が朝市でみることができるってすごいですよね。

かっこいい虫が好きな子供は、このお店で釘付けになりそうです!

 

どんな珍しいクワガタやカブトムシに出会えるのか気になります!

クワガタやカブトムシの販売が行われるかどうかなどは、いってからのお楽しみになりそうです。

 

また、中古車販売もあるそうですよ~!

まさか、中古車が朝市に登場するとは思ってもいませんでした(笑)

朝の6時半から9時30分の間に、買い手や購入を検討する方が現れるのか。

 

そして、どんな車が売られているのかも気になりますよね~!

 

他にも、絵画や多肉植物、アロマのリンパマッサージなどなど!

魚津市だけではなく、県内各地から様々なお店が出店して、

カオスな朝市になりそうですよ~!

 

朝6時30分から午前9時30分までの開催なので、

朝市で朝ごはんかって、海を眺めながら食べるのもよさそうですよね~!

 

また、100店舗もあると朝市で初めて出会うお店もたくさんあると思います!

まさに、つくるヒトとたべるヒト・かうヒト・くらすヒトがつながる朝市だなぁと感じました!

そして朝市は、今後3月から12月の第4日曜日に開催予定となっているんですが、

実行委員会の大野さんが、

「地元の人がまず楽しんで、少しずつ観光客も増えて、朝一から魚津や富山県東部エリアを盛り上げていきたい!」

と話していたことが印象的でした!

朝市が地域を盛り上げるということが、実現してほしいですよね!

 

さらに、今回は能登半島地震の復興支援も行います。

朝市で募金を行うほか、

七尾市からお菓子屋さんと牡蠣の養殖店の2店舗が朝市に出店します!

購入することで、復興支援につながりますので、

ぜひ七尾市の美味しいものも食べてみてくださいね!

 

また、うおづしんきろうロード朝市では、生のお魚などの販売はありませんが、

海の駅蜃気楼で行われている魚津朝市でお魚などが並びます!

 

2つの朝市が同時開催ということで、より幅広い商品を買うことができるのも嬉しいポイントです!

 

そして、朝市を楽しんだ後は、そのまま魚津観光もおすすめです。

魚津水族館やミラージュランドなどもありますし、

個人的には、魚津埋没林博物館がオススメです!

埋没林の水中展示館は、水の泡がポコポコと出ていて癒されるので、

ぼーっと眺めていたくなります。

 

朝市というと、食のイメージがありましたが、食べ物以外のお店もたくさん出店するのが面白いなぁと感じました!

また、今週日曜の朝市の後も、

3月から12月の毎月第4日曜日に開催予定となっていますので、

ぜひ予定が合う日に訪れてみてくださいね~!

 

今日は明後日初めて行われる「うおづしんきろうロード朝市」をご紹介しました!

 

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うおづしんきろうロード朝市

開催場所 海の駅蜃気楼から黒部方面のしんきろうロード650m

日時 5月26日(日)午前6時30分から9時30分まで

駐車場 埋没林博物館、ありそドーム近くの浄化センター

※雨天決行ですが、海が近いため風がつよい荒天の時は中止となります。

詳しくはコチラから。

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mizunashi 8:00 PM

池田屋安兵衛商店

2024年5月20日

富山の産業というと、高岡銅器やガラスなどいろいろありますが、

江戸時代から続く薬産業も有名ですよね!

もともとは、富山藩2代目藩主の前田正甫公の時代に始まったと言われています。

 

また、富山の「配置産業(置き薬)」は、売薬さんとして全国で親しまれてきました。

 

先週のSTEP!では、そんな富山の薬産業に携わってきた「池田屋安兵衛商店」をご紹介しまた!

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池田屋安兵衛商店は、昭和11年に薬種問屋として店を構えたのが始まりです。

そして、昭和25年ごろに、反魂丹の製造部門が作られました!

 

その後、薬の卸、薬の製造、薬の小売りを行っています!

 

池田屋安兵衛商店といえば、三本線の屋号「角三」がお店の前にも掲げられていますが、

「信用」「伝統」「研鑽」の3つを極めよという家訓を表しているそうです。

 

池田屋安兵衛商店が製造している薬の多くは、「和漢薬」といわれるものです。

分かりやすく言うと、漢方薬ですね。

 

薬は、西洋薬と漢方薬に分けられます。

西洋薬は、化学合成された物質がほとんどで、一つの疾患や一つの症状に強い効き目を発揮する薬です。

 

対して、漢方薬は、天然の生薬を使用し、成分は多用で、穏やかな効き目が様々な病気や症状を改善していきます。

 

また、漢方薬は、ひとりひとりの体力や体質などに応じて薬を選んでいきます。

池田屋安兵衛商店でも、お客様としっかり向き合うため「座売り」を行っています。

対面でお客様の症状などを聞き、

十数種類の自家製和漢薬や二百種類以上の薬草から、症状に合う薬をカウンセリングしているそうです。

何か慢性的に悩んでいる症状がある方は、一度相談してみるのもいいかもしれませんね。

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池田屋安兵衛商店では、9つの薬を製造しているんですが、

一番人気は、お店の看板にもある「越中 反魂丹」です。

 

富山の薬と言えば、「反魂丹」ですよね!

 

反魂丹は、富山二代目藩主の前田正甫公のときに全国に広まったと言われています!

「正甫公が参勤交代で江戸城に登場したときに、

腹痛を起こした他の藩の大名に反魂丹を渡したところ、すぐに治り、

全国に広まった」という伝説も残っています。

 

ただ、明治時代に入ると西洋薬が好まれるようになり、一時期は幻の名薬となりました。

そんな時、池田屋安兵衛商店が「越中反魂丹」として、復活させました。

江戸時代の処方とは異なりますが、古来反魂丹の効能と利点を生かしつつ、

現代の制約基準をクリアした胃腸薬へと変身しました。

 

現在の反魂丹の主な効能としては、

食欲不振・消化不良・食べすぎ・飲みすぎ、胸やけ、二日酔いなどがあります。

 

なので、ちょっと食べすぎで胃がもたれているときや、

予防薬として、飲み会の前などに飲むのもおすすめです!

 

主な成分は、殺菌整腸の「オウレン」や苦いことで有名な「センブリ」、芳香性健胃のショウキョウなどです。

また、昔はくまのいと言われる熊の胆汁を乾燥させたものを入れていたそうですが、

今は、牛胆末が入っているそうです。

越中反魂丹の一番の特徴です!

 

他にも、便秘に効く「いけだや 通じ丸」や肩こりやめまいなどに効く「桂枝茯苓丸」や、風邪のひきはじめに飲む「いけだや 葛根湯」などがあります。

 

私は、一年を通して冷えが気になるので、手足の冷えに効く「いけだや 実母散」を購入しました。

煎じて飲むタイプとのことで、まずは時間がある休日などに飲んでみたいなぁと思います!

 

様々な漢方薬を販売している池田屋安兵衛商店ですが、

丸薬作り体験をすることもできます!

 

もともと江戸時代は、薬を丸めたりすべて手作業で行っていました。

それが、明治時代に入ると手動式製丸機が登場します!

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薬のもとを、小さな穴が空いた器にいれ、レバーを引くと、

小さな穴から薬が飛び出してきます。

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出てきた薬をへらでとり、平面に並べたあと、

重い板を使って、薬を丸くしていきます。

丸くなった薬を、2・3日乾燥させて完成です!

 

体験できるのは、重い板を使って薬を丸くする作業です!

平面に薬が並んでいて、薬の上に重い板を置いて、

すこし圧力をかけながら、小さく板を回すことで、薬が丸くなる!という原理です!

 

私もやってみたんですが、まず板がかなり重い!

この板を小さな薬の上に置いたら、つぶれちゃうんじゃない!?と心配だったんですが、

置いただけだと、つぶれることはないそうです!

恐る恐る板を回し、丸くな~れ!と作業をしたんですが、

板を上げたら、大きな丸い薬が出来上がっていました(笑)

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職人さんがやった時は、一粒一粒綺麗な丸薬になっていたのになぜ!?と思ったんですが、

圧力が足りなかったのが原因だそうです。

 

圧力が足りないと、薬の位置が固定されずに、右に左に動いてしまい、

隣にある薬とくっつき、大きな薬になってしまいます(笑)

いや~難しかった!

 

最初の体験で成功する人は、数百人に一人だそうです(笑)

ぜひ、予約なしで体験できますのでみなさんもやってみてくださいね!

 

昔は、大きな丸薬から小さな丸薬まで複数種類があったため、

全てマスターするためには10年ほどかかったと言われています。

 

この手動式製丸機は、薬の法律が厳しくなる前の平成初期まで使われていたそうです!

今は、お店とは別の工場で、すべて機械を使って薬の製造を行っています。

 

また、池田屋安兵衛商店の2階には薬膳料理が楽しめるレストラン「健康膳 薬都」があります。

古代米を使ったおこわや、特製の養生スープをメインにしたコース料理をはじめ、

薬草茶・アイスクリームなどを食べることができます!

確実に訪れたいという方は、予約がおすすめです。

 

富山の薬については、今までも学んできましたが、

丸薬作り体験は初めてだったのでとっても楽しかったです!

また、自分に合う薬もお店の方が詳しく教えてくれますので、おすすめです!

 

是非一度、行ってみてくださいね!

 

今日は、池田屋安兵衛商店をご紹介しました!

 

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池田屋安兵衛商店

営業時間 午前9時から午後6時まで

定休日  なし

レストラン「健康膳 薬都」 午前11時30分から午後2時まで

定休日 火曜、水曜

池田屋安兵衛商店のHPはコチラから。

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mizunashi 12:00 PM

旅の日!

2024年5月17日

昨日5月16日は、1689年に松尾芭蕉が奥の細道にむけ江戸を旅だった日から旅の日、

そして今日5月17日は、イギリスで世界初のパック旅行が行われたことから、パック旅行の日となっています。

 

旅行関連の日が続いたので、

今日は旅についてお話します!

 

まず、リスナーのみなさんは、旅はお好きですか?

私は、旅行するの大好きです。

 

非日常なところもいいですし、

自分が今まで知らなかった世界に出会えるのが好きですね!

 

今は、旅というと娯楽の一つですけど、

そもそもいつから旅が娯楽として定着したのか気になって調べてきました!

 

まず、旅の意味を調べると「一時的に住み慣れた土地を離れること」となっています。

そのたびも、「生きるための旅」「強制される旅」「自ら好んでする旅」の3つに分類されます。

 

生きるため旅というのは、食料を探し求めて、快適な居住地をもとめて移動しながら生活することです。

そして、大和朝廷の登場で、「領地に赴く旅」や「税を納めに行く旅」がはじまります。

これが、「強制される旅」のことです。

またこの頃、上流階級のなかでは「自ら好んでする旅」が始まったと言われています。

 

その後、信仰の旅、いわゆるお参りの旅が始まります。

江戸時代になると、庶民にも旅が広まり、伊勢参りが流行しました!

レジャー・観光旅です!

 

江戸時代に入り、交通インフラが整備されたことや、

観光旅行を題材にした本「東海道中膝栗毛」が流行ったことも、庶民の旅を後押ししました。

 

ただ、旅にはかなりのお金がかかるので、

一生に一度旅に行きたい夢だったそうです。

 

また、江戸時代にはお寺などに道案内や宿を案内するガイド役の御師がいました。

 

明治時代に入ると、一般庶民からの観光需要が増加し、さらに大衆向けの娯楽となりました。

というのも、各地の関所が廃止され、鉄道も開通したため旅がしやすくなったということが背景にあります。

 

また、明治時代以降、修学旅行や新婚旅行、社員旅行などの団体旅行ブームも訪れます。

今も続く修学旅行は、明治時代からあったということに驚きました!

 

その後、新幹線や飛行機、バス、車が普及し、

個人移動がしやすくなりました!

もともと新婚旅行なども近場が好まれていましたが、

徐々に北海道や沖縄、海外と遠い場所が選ばれるようになっていたそうです!

 

現代は、娯楽の旅で、移動中もホテルも快適ですが、

江戸時代などは基本的には歩いての旅と思うと、

娯楽の面もありますが、修行のようだなぁと感じました(笑)

 

旅の日ということで、「今どこに行ってみたいかな」と考えてみましたが、

新幹線がつながった福井もゆっくりめぐりたいですし、

あとは、四国に行ったことがないので行ってみたいです!

 

行きたいところは、たくさんあるので、

お金をためて少しずつ旅にでたいと思います!

 

そして、いつか47都道府県制覇してみたい!

ちなみに現時点で何県いったことがあるか数えてみたんですが、

新幹線やバスで通っただけ!という県は除いて、29県でした!

意外と多いような気がしています(笑)

 

東のエリアは残り僅か!

群馬、山梨、静岡の3県!

 

そして、関西も残すは和歌山のみ!

 

問題は関西より西のエリアですね(笑)

広島、福岡、沖縄しか行ったことがありません。

やっぱり地元の青森からも、今住んでいる富山からも遠い地域はなかなかハードルが高いです。

 

いつか訪れる日を楽しみに、この県にいったら何を食べたいか、どこに行きたいか考えます!

 

ぜひ、リスナーのみなさんが今旅行にいきたいところなどありましたら、

STEP!宛のメッセージで教えてくださいね!

(メッセージフォームは、コチラ

 

今回は、旅についてご紹介しました!

mizunashi 8:00 PM

砺波市美術館

2024年5月13日

先週のSTEP!では、砺波市美術館をご紹介しました!

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砺波市美術館は、となみチューリップ公園東に隣接する美術館です。

となみチューリプフェア会場に含まれていたので、

「砺波市美術館も見てきたよー!」という方も多いかもしれませんね!

 

現在、砺波市美術館では、2024となみチューリップフェア特別展 「今森光彦 自然と暮らす切り紙の世界」を開催中です!

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砺波チューリップフェアは終わってしまいましたが、

特別展は、6月9日(日)まで楽しめます!

 

今回は、写真家で切り絵作家でもある今森光彦さんの切り絵が楽しめる展示になっています!

 

今森光彦さんは、滋賀県ご出身で、

幼いころから「生き物少年」として、豊かな自然に親しみ、

今も自然あふれる里山で暮らしています。

 

自然とともに生きる今森さんが制作した

生き物や植物の切り絵など、約220点みることができます。

 

生き物がテーマの作品なので、

大人だけではなく、子どもたちも楽しめる特別展です!

 

私も、じっくり作品を見てきたんですが、

細かい部分まで作りこまれていて、つい見入ってしまいました。

 

今森さんは、一つのはさみのみで作品を作り上げています!

かなり細かいところもあるので、びっくりしました!

 

どの切り絵の作品もよかったんですが、

特に驚いた作品をご紹介します!

 

まずご紹介するのは、標本箱「私の宝物」というテーマの作品です!

壁一面に、標本箱のように切り絵の虫たちが飾られています!

 

どの虫も細かい柄まで再現されていて、

図鑑の虫たちをみているようでした!

 

特に、「トリバガ」という虫が印象的でした。

羽の先端の切り込みや、羽の色合いなど、本物と見比べてみたんですが、本当にそっくり!

また、触覚が本物のトリバガは白黒白黒と順番になっているんですが、

切り絵でも再現されています!

 

また、オオムラサキという蝶々も工夫が施されていました!

オオムラサキは、光の当たり具合によって、

羽があざやかな紫にみえたり、暗めの紫にみえたりするそうです。

 

今森さんは、それを表現するために、

右の羽はあざやかな紫色、左の羽は暗めの紫色と色を変えています!

 

ちなみに、オオムラサキは日本で発見された蝶々で、日本の国蝶になっています。

 

続いてご紹介するのは、立体的につくられた「ミヤマクワガタ」です。

「多色立体昆虫」というテーマのもと、

様々な昆虫が、切り絵なんですが立体的に表現されています!

 

立体的なミヤマクワガタは、飛んでいる瞬間を表現したものです!

羽根を広げ、かっこよく飛んでします!

羽は透明なので、クリアファイルで再現しているそうです!

 

切り絵というと、平面のイメージが強かったので、

「切り絵で立体!?」と驚きましたね!

 

また、立体作品もライトが当てられて展示されているので、

ぜひ影にも注目してみてくださいね~!

より躍動感を感じることができます!

 

続いてご紹介するのは、

今回の特別展のチラシにも載っている「パンサーカメレオンとパキボディウム」です。

 

パキボディウムとは、幹に棘がある多肉植物で、

黄色の花を咲かせます!

 

パキボディウムの幹をパンサーカメレオンがあるいているという構図です。

 

遠目で見ると、絵画のようで切り絵には見えないほど細かいです!

近くでじっくりみることで、本当に切り絵なんだ~!とわかります!

 

また、カメレオンってつぶつぶの模様があると思うんですが、

それも紙を小さく切って貼ることで表現しています。

 

カメレオンって、くるんとまかれたしっぽも特徴的だと思うんですが、

個人的にはしっぽのくるくるした部分を、

カッターなどを使わず、はさみでどうやって切っているのが気になりました!

 

今森さんが細かい部分まで再現していますので、

きっとカメレオンの種類に詳しい方がみたら、

パンサーカメレオンと種類も分かるんじゃないかなぁと思います!

 

そして、この作品は横1mほどある大きなサイズです!

たくさんの紙を使っているため重さで作品が崩れる可能性があるため、

壁には立てかけず、展示台に寝かせた形で展示されています!

 

他の一部大型の作品は、今森さんが作った作品を版画で忠実に再現して、

展示しています!

 

他にも、今森さんの飼い猫やゾウやキリン、コアラなど動物の白黒の切り絵、

蝶の一生を順番に表現した作品、歳時記をテーマにした切り絵もあります。

 

歳時記をテーマにしたものは、頑張れば切り絵初心者でも作れるかも!というものが多く、

切り絵をやってみたくなります!

 

個人的には、「ぶどうや雪だるまならできるかも!」とみていました。

作品展を楽しんだ後に、ご家族で切り絵にチャレンジしてみるのもいいかもしれませんね!

 

また、今森さんの住む里山の様子を写真でみることもできます。

自然と共に住んでいるという感じで、

とっても素敵でした!

写真は今森さんご自身でとったものだそうです。

 

そして、5月25日はイベントも行われます!

ワークショップは、すでに申込期間が終わってしまったのですが、

午前11時から行われるアーティストトークは、申し込み不要で観覧することができます!

 

また、イベント終了後、書籍を購入された方を対象に、

今森光彦さんのサイン会を行います!

各回先着100名です。

 

自然と共にすごす今森さんの作品だからこそ、

リアルで引き込まれるんだろうなと感じました!

また、今森光彦さんの作品は、虫や鳥など動物がテーマな作品が多く、

子供たちも楽しめると思います~!

特に、立体作品などは、かっこいいですよ~!

ぜひ、ご家族で楽しんでみてくださいね!

 

今日は、砺波市美術館をご紹介しました!

 

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砺波市美術館

場所 となみチューリップ公園の隣にあります。

開館時間 午前10時から午後6時まで

※最終入館午後17時30分です。

企画展「今森光彦 自然と暮らす切り紙の世界」

日程 6月9日(日)まで

観覧料 一般800円 高校生以下100円、小学生未満無料

砺波市美術館のHPはコチラから。

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mizunashi 12:00 PM

熱中症対策!

2024年5月10日

先週の日曜日5月5日は、立夏でした!

もうすでに、暦の上では夏ということです!

 

大型連休もかなり気温があがりましたよね。

立夏だった5月5日は、

富山は、最高気温31.3度まで上がっていました!

5月上旬で、もう真夏日!

私も、5日は外に出ていましたが、暑すぎて途中で屋内に避難してしまいました(笑)

 

今週水曜日などは、冷え込みましたが、

明日明後日は予想最高気温が28度と夏日予報となっています。

 

暑い日が増えてきたということは、

熱中症にも気を付ける必要があります!

今年も、もうすでに全国各地で熱中症で搬送されている方もいるそうです。

5月のうちから注意が必要です。

 

ということで、今日は熱中症対策について調べてきました!

 

まず、熱中症というと連日30度を超える真夏に注意!というイメージがありますが、

暑さに慣れていない今の時期や、梅雨時期の晴れ間も注意が必要です!

 

熱中症対策ですが、はじめにシーズンを通して暑さに負けない体づくりが大事になってくるそうです!

 

ひとつは、しっかり食事をとること。

朝昼晩3食、バランスよく食べることで体づくりにつながっていきます!

私も、今年こそ夏を乗り切りたいと、

今ではトースト1枚だけなど、軽めの朝ごはんだったんですが、

最近はしっかりご飯を食べるようにしています!

 

また、日ごろから水分補給をしましょう!

喉が渇いてから飲むのではなく、喉が渇く前に飲むのが大切です!

運動した後や汗をかいた後は、塩分補給も大切です。

 

そして、もう一つ!体づくりに欠かせないのは、睡眠です!

夏は夜も気温が下がらず暑いですので、通気性のよい寝具にかえたり、

エアコンや扇風機を使って睡眠環境を整えましょう!

快適に眠れる温度の条件が28度以下だそうです!

今はまだ夜は涼しいので大丈夫ですが、熱帯夜の日が出てきたら対策

 

眠りが浅いと、次の日に熱中症になる確率が高くなるとのことなので、

ぐっすり寝るというのがポイントになります!

 

しっかり体力づくりをしたうえで、

暑い日の外出の際は、対策が必要です!

 

日傘や帽子でで日差しを遮ったり、飲み物を持ち歩きこまめに水分補給をしたり。

私は、飲み物のほかに、夏は塩分タブレットを持ち歩くようにしています!

汗かいたな!と思ったら、すぐ食べます!

塩分タブレットは、スーパーやドラックストアですぐ購入できますので、

オススメです!

 

あとは、冷たいタオルを首に巻くのもおすすめです!

暑い日に一日外にいる日があって、その時大活躍しました!

首元は太い血管が通っているので、効率的に体を冷やすことができます。

 

また、室内でも熱中症の危険性があります。

我慢せずにエアコンをつけて、こまめに水分を取ってくださいね!

 

そして、対策をしていても熱中症になってしまうことも考えられます。

めまいや立ち眩み、筋肉痛、大量の汗など症状がでたら、熱中症かもしれません。

自分が熱中症っぽいな、熱中症になっている人をみかけたら、

涼しい場所に移動して、体を冷やし体温を下げましょう。

水分や塩分を補給します。

ただ、嘔吐をしていたり、意識がもうろうとしている時は、

水分が気道に入る可能性がありますので、むりに飲ませないようにしましょう。

 

応急処置をしても症状が改善されない場合や、

自分で水分をとることができない、応答がおかしいときは、

ためらわずに救急車を呼んでくださいね。

また、救急車をよぶかどうか判断に迷う場合は、#7119に電話をしてください!

富山県でも今週から運用が始まったサービスで、

病院を受診する必要があるかどうか、救急車を呼ぶ必要があるかどうかなど、

とるべき対応をアドバイスしてもらえます。

熱中症以外にも使えるサービスですので、

万が一に備えて#7119も覚えておいてくださいね!

 

まだ5月だから大丈夫!と思いがちですが、

体が暑さに慣れていないので、注意してくださいね!

 

これから、暑い夏がやってきますので、

一緒に気を付けていきましょうね!

 

今日は、熱中症対策をご紹介しました!

 

詳しい熱中症対策はコチラ

また、#7119については、コチラから。

mizunashi 8:00 PM

ごみの日!

2024年5月6日

大型連休も今日で終わりですね。

みなさんは、どんな連休でしたか?

私は、大型連休後半は両親が青森から富山に来たので、

称名滝を見に行ったり、大岩のそうめんをたべたり、富山を満喫しました!

また、今週のSTEP!でお話しますね!

ぜひ、みなさんの大型連休の思い出も番組宛てに送ってくださいね!

お待ちしています!

 

さて、先週5月3日のSTEP!の『みずなしまほの「これ、いいね!」』では、

語呂合わせでごみの日ということから、ごみの分別についてご紹介しました!

 

この時代、毎日生活をしているだけで、日々ゴミは出ますよね(笑)

例えば、ペットボトル飲料を買って飲んだらペットボトルのゴミ、

商品が入っていたビニールの袋、食品トレー、ティッシュなどなど。

 

毎日出たごみは、自治体ごとに分別の決まりがあり、それに従ってゴミを出しますよね。

自治体ごとに違うので、

富山県内でも、指定のゴミ袋の種類が違います。

 

分別した資源ごみなどは、リサイクルされて新たな資源になりますよね。

そもそもなぜリサイクルをするのかというと、

リサイクルをしないとゴミが増え続け、環境に悪影響があるから、

また、最終処分場にも限りがあるため、リサイクルをしないと限界を迎えてしまうため、

リサイクルが必須!ということです。

 

ただ、インターネットで、ゴミの分別と調べたところ、

ゴミの分別をかなり細かくする必要がある自治体と、

分別が少し緩めな自治体もあります。

 

なぜ自治体によって違うのかというと、

ごみ焼却施設の能力の差にあるそうなんです!

 

焼却能力が高いと、いろんなゴミを適切に処理でき、

そのエネルギーを電力にかえることができるため、分別が楽になります。

 

焼却能力が低いと、その分ゴミの分別が必要になるということです。

 

自治体ごとに違う分別方法があるのは知っていましたが、

なぜ違うのかまでは調べたことがなかったので、勉強になりました!

 

ちなみに、日本の自治体で一番分別の種類が多いのは、徳島県上勝町で、

ゴミの分別は、なんと13種類45分別だそうです!

 

上勝町は、人口1254人の小さな町で、

ごみゼロにする活動『ゼロ・ウェイスト』を中心とした街づくりをしています。

 

そして、びっくりしたのが、上勝町はゴミ収集車がないことです。

ゴミ収集車がないので、各自でゴミステーションまでゴミを持っていく必要があります。

ゴミステーションは毎日営業していて、営業時間内であればゴミが出せるそうです!

 

また、45分別どうやってわけているんだろうとみてみてみました。

例えば、紙パック。

牛乳などのパックのほかに、

別の分類でカップ麺やアイスクリームの紙のカップも、綺麗にあらって切り開いて出すそうです。

アイスのカップなどは、いつも普通に燃えるゴミにしていたので、驚きましたね。

ちなみに、富山市の分別をみると、

撥水加工がしてあるヨーグルトやアイスの紙カップは、燃えるゴミへと書いてありました。

 

あとは、ラップやアルミホイルの固い芯も燃えるゴミではなく、分けて出す必要があります。

 

かなり細分化されているので、燃えるゴミとして出すものが、

他の自治体に比べてかなり少なくなりますよね~!

 

また、くるくるショップというものもあります。

町民の方がまだ使えるけどいらないものを持っていき、

必要な人はどなたでも無料で持ち帰れるというシステムです。

これもいいシステムですよね!

 

他にも、ごみを持ち込んだ時や買い物でマイバックを使うとポイントがたまり、

貯めたポイントはエコ商品に交換できます。

町全体で、ごみを減らそう!と取り組んでいることが、すごいなぁと感じました!

 

ちなみに、富山県のゴミの量も調べてみたところ、

令和元年の2019年は、約42万トンで、

1人一日あたりのゴミは、1046gでした。

一人1キロちょっと毎日ゴミを出しているということです。

ただ、全国平均が918gなので、富山県は少し一人当たりのゴミが多い傾向にあるそうです。

上勝町は、一人一日あたり495gだそうです。

 

今回いろいろ調べてみて、

自治体が決めているゴミの分別はもちろんですが、

他にもマイバックを使う、食品ロスを減らすとか、

簡単にできることを、無理のない範囲で継続してやっていきたいなぁと感じました!

 

今回は、ごみの日をご紹介しました!

mizunashi 12:00 PM

氷見市海浜植物園

2024年5月3日

今日から、大型連休の後半がはじまりましたが、

リスナーのみなさんは、いかがお過ごしでしょうか。

今回は、大型連休後半もイベント盛りだくさん!

子供から大人まで楽しめる「氷見市海浜植物園」をご紹介しましょう!

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氷見市海浜植物園は、1996年に「富山県植物公園構想」に基づき、氷見市が設立した施設です!

富山県内の海浜植物や、南国の海浜植物、また沖縄や奄美の植物などを楽しむことができます。

珍しいソテツやトックリヤシなどを観察できる温室や、

つる性の植物や鉢植えの植物を展示するグラスチューブ、

また海浜散策園では、植物園近くの海岸に自生している海浜植物を見ることができます!

 

そして、海浜植物園は2020年から2021年にかけてリニューアルを行い、

自然を楽しみながら、子供たちが思いっきり遊べる施設になりました!

 

温室内に、ボルダリングウォールやネット遊具、

外の広場にはふわふわドームや複合遊具などがあります。

 

また、木育にも取り組んでいて、

木のおもちゃや木製遊具などがある遊び場もあります。

 

リニューアルしてから、お子さん連れのご家族で訪れる方が増え、

リピーターの方も多いそうですよ!

 

子供も大人も楽しめる氷見市海浜植物園ですが、

現在、温室にて企画展「珍奇な植物展」開催中です。

 

形や模様が面白い植物が、およそ50種類ほど展示されています。

 

サボテンや多肉植物、食虫植物、エアープランツ、ユーフォルビアなど、

砂漠や熱帯雨林など過酷な環境で暮らす植物です!

どの植物も面白い形や模様で見ていて楽しかったんですが、

個人的に特に面白い!かわいい!と思った植物をご紹介します!

 

まずは、「セネシオ エンジェルウィングス」です。

キク科セネシオ属の多年草で、

葉っぱが白いのが特徴です!

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葉っぱというと、緑のイメージが強いと思うんですが、

真っ白の葉なんです!

 

葉も少し厚めで、触ると、ふわふわです!

まるで、フェルトを触っているかのようでした!

触り心地が良すぎて、ずっと触っていたくなりました(笑)

 

続いてご紹介するのは、「ヒルデウィンテラ・カラデモノニス」というサボテンです!

名前だけだと、どんなサボテンか想像つかないと思うんですが、

「ネコのしっぽサボテン」という別名がついています!

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ネコのしっぽのように細長く、垂れ下がっているサボテンです。

 

しっかりとげもついているんですが、

細めのとげで、サボテンの先端付近をとげの流れに沿って触ることができます!

 

棘を触って大丈夫なの!?と思いながら、

恐る恐る触ったところ、ゴワゴワの動物の毛のような触り心地でした。

 

学生時代にカピバラに触れたことがあるんですが、

カピバラと触り心地が似ていました。

 

触るときは、とげに注意してやさしく触ってくださいね。

 

また、サボテンの近くにユーフォルビア属の植物も展示してありました。

展示してあったユーフォルビア属の植物は、棘もあってサボテンにしか見えないんですが、

サボテンにはあって、ユーフォルビア属の植物にはないものがあります。

 

何が違うかわかりますか~!

 

正解は、棘の根元に棘座(しざ)があるかどうかです。

 

棘座は、棘の付け根にある綿のような部分のことです。

サボテンは、棘座があるのにたいし、

ユーフォルビア属の植物にはありません。

ぜひ、近くで観察してみてくださいね!

 

最後にご紹介するのは、「リトープス」という多肉植物です。

植物なんですが、見た目はまるで石のようなんです!

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リトープスは、自生している砂利が多い砂漠や岩場で、まわりの石や砂利ににた色合いに擬態する植物です。

住んでいる場所によって、色が変わり、緑・茶・クリーム色・灰色・白など様々なカラーがあります。

 

また、天窓と呼ばれる頭の部分だけ地表にだし、そこから光を取り込んで光合成をしています!

そして、植物では珍しいんですが、一年に1回「脱皮」をします。

外側の葉が枯れ、中から新しい葉が出てくるそうです!

石にしかみえない「リトープス」、ぜひご覧になってみてくださいね!

 

他にも、葉の模様が水玉模様の植物や、葉の先端がくるくる曲がっている植物などもありますよ~!

植物は、優しく触るのはOKだそうです!

ただ棘がある植物もありますし、ユーフォルビアは枝が折れると白い液がでてかぶれる可能性があるため、気をつけてくださいね!

 

そして、今回展示している植物の一部は、園芸店やホームセンターなどでも購入できるそうです!

サボテンなどは、他の植物より育てやすい品種ですので、

展示を見てお気に入りを見つかったら、自分で育ててみてもいいかもしれませんね~!

私も、サボテン育ててみたいなぁと思いました!

育てる際は、育て方を調べて大切に育ててあげてくださいね!

 

そして、氷見市海浜植物園では大型連休中に木工体験などのイベントを行っています!

明日は、富山木象嵌(もくぞうがん)体験!

木象嵌は、木材を使って絵画や図柄を表現する木画技術です!

釘などを使わず、木をはめ込み制作していきます!

 

明後日5日のイベントは、「木のネームプレートを作ろう!」です。

松ぼっくりやどんぐり、葉っぱ、枝などを使って、自分だけのオリジナルのネームプレートづくりです。作ったネームプレートは、自分のお部屋に飾ったりしてもよさそうですよね~!

 

そして、最終日6日は、木のおもちゃをつくろうです!

いくつか木のおもちゃづくりのキットがあり、好きなものを選んで作ることができます。

 

イベントは、10時から16時までです。

予約なしで体験できますが、材料がなくなり次第終了となりますので、ご注意ください!

体験料金など詳しくは、氷見市海浜植物園のHPをご確認ください。

 

珍奇な植物展は、珍しい形や模様の植物がおおく、見ていてとっても楽しかったです!

世界には、面白い植物がたくさんあるんだなぁと改めて勉強になりましたよ!

 

遊具などもあり、子供たちも楽しめますので、

ぜひご家族で訪れてみてくださいね!

今日は、氷見市海浜植物園をご紹介しました!

 

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氷見市海浜植物園

開園時間 午前9時から午後17時まで

最終入館 午後16時30分

入園料    大人500円、4歳以上中学生までが300円、4歳未満は無料

珍奇な植物展 6月23日まで

氷見市海浜植物園のHPはコチラから

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mizunashi 8:00 PM