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ラッコのリロくん

2023年6月9日

先週末は、友人と福岡に旅行に行ってきました~!

 

今回の福岡旅の一番の目的は、水族館「マリンワールド海の中道」にいって、

ラッコに会うことでした!

 

ラッコに会うために、福岡に行ったと言ってもいいぐらい!(笑)

 

というのも、今日本の水族館ではラッコに会えるのは、

「マリンワールド海の中道」と三重県にある「鳥羽水族館」だけなんです。

マリンワールド海の中道にオスのラッコ「リロくん」

鳥羽水族館にメスのラッコ「メイちゃん」と「キラちゃん」がいます。

 

以前は、日本各地の水族館でラッコが飼育されていました。

多いときだと、28施設122頭のラッコがいました。

 

のとじま水族館にも、2020年まで展示されていたので、

ラッコを見たことがある方も多いと思います!

私も、子供の頃行っていた地元青森県の浅虫水族館でもラッコをみた記憶が残っています。

 

ただ、海外からの輸入が制限され、国内で繁殖も減少、

ラッコの高齢化も進み、現在日本の水族館で飼育されているのは3頭のみとなりました。

 

そのため、近いうちに水族館でラッコに会えなくなるかもと言われています。

 

ラッコが日本の水族館で減っていることを知って、確かに大人になってから行った水族館でラッコに会ったことないなぁ。会いたいなぁという思いが膨らみ、

今回福岡マリンワールド海の中道にいる「リロくん」に会いに行ってきました~!

 

本当にかわいかった♡

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午前中は、毛づくろい=グルーミングをしていました。

頭をわしゃわしゃ、くるっと水の中で一回転して、

今度は、顔回りをわしゃわしゃ。

 

その姿が可愛すぎて、心をわしづかみにされました(笑)

 

ラッコは、イタチ科カワウソ亜科ラッコ属で、

イタチ科の中では最大サイズ、海生哺乳類の中では最小サイズです。

 

ヒトやサル以外で、唯一道具を使う哺乳類だそう!

体長は、120センチから150センチ

体重は、15キロから45キロ

結構大きいですよね!

 

まん丸の目に、大きな三角の鼻、ふわふわの毛が特徴的です。

 

水の中から上がるとふわふわの毛、

水の中に潜ると毛が体にぴったりとくっついて、

ほっそりとします。それもまた可愛い!

 

そして、マリンワールド海の中道では、一日一回お食事タイムのショーがあります!

私も、みてきましたよ!

 

ラッコといえば、貝を割って食べる姿が印象的ですよね。

野生のラッコは、石を使って、貝を割り食べているそう!

ただ、石がないプールでは、岩やガラスにたたきつけて貝をわるので、

すでにむいた状態で渡しているそうです。

 

水族館では、

ホタテ貝、ムチムラサキ、アオリイカをあげているそうです。

 

とってもかわいいラッコですが、エサを食べている姿はとってもワイルド!

しっかり前足でエサをつかんで、食べていましたよ~!

 

そして、マリンワールド海の中道にいるリロくん、一日にどのくらいのエサを食べると思いますか?

私も、お食事タイムのショーで聞いて初めて知りました!

 

ヒントは、エサやりは一日5回!

リロくんの体重は、32.5キロです。

 

正解は・・・・

およそ6.5キロ!

自分の体重の1/5の重さを一日で食べています。

かなり多いですよね!

 

人間でいうと、50キロの人だと、一日に10キロ食べる計算です。

 

ラッコは、皮下脂肪を蓄えられないので、

たくさん食べて、体でエネルギーに変えます。

体温維持のために、たくさんエサがいる。

エサをとるために運動量が増える。

たくさん食べるの流れを繰り返しているそうです。

 

その合間に、毛づくろいをしたり、睡眠をとったりします。

 

また、お食事タイムのショーでは、リロ君の得意技も披露してくれますよ!

本当に可愛くて、ずっと可愛い可愛いと心の声が漏れていました(笑)

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また、体調が悪くなった時に備えて、普段から検温などのトレーニングをしているそうです。

飼育員さんからの愛情をたっぷりうけて、飼育されているんだなぁと感じました。

 

今回、本当にマリンワールド海の中道のラッコリロくんに会いに行けてよかったです!

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ぜひ、福岡に行く機会がありましたら、リロ君に会いに行ってみてくださいね!

 

mizunashi 8:00 PM