吹きガラス風鈴作り!
2022年8月9日
暑い日が続いていますね~💦
最近、お昼時に外にいる日が多かったのですが、
1時間ちょっと外にいるだけで、体が疲れてきますよね(笑)
お盆期間中も暑い日が続きそうですので、
熱中症には、十分お気を付けください!
さて、先週のSTEP!では、富山ガラス工房の「吹きガラス風鈴」作りをご紹介しました。
富山と言えば、ガラス文化が有名ですよね。
もともとは、300年以上前から続く売薬に由来します。
薬のガラス瓶づくりから、ガラス産業が発達しました。
今回は、そんな富山のガラス文化に触れてきました!
富山ガラス工房の古野伶奈さんに、教えていただきました。
体験したのは、夏休み特別体験企画の「吹きガラス風鈴」作りです。
特別なガラス「リメルト・ブルー」のガラスを使います!
ガラス工房では、高品質なガラスを使い美術品制作しています。
ただ、制作途中に約20パーセントが廃棄されていました。
この廃棄されたガラスを、再度溶かすと、美しい透明ブルーのガラスになります。
この透明ブルーのガラスが、リメルト・ブルーです!
まず、風鈴の形とデザインを決めます!
形は、丸の形、少し縦に長い形などから選べます。
そして柄は、水玉模様や、らせんの模様などです!
私は、風鈴の上側に、緑と水色、ピンク、薄紫の水玉模様のデザインにしました~!
色も自由に選べるのが嬉しいですよね!
デザインが決まったら、工房に移動します!
工房では、ガラス工房のスタッフの方が付き、
一緒に作業できます!
工房に入った瞬間、「ゴー―」という炉の音と、
工房の暑さにびっくりしました!
作業のはじめは、ステンレス製の1Mほどの長いストロー「ふきざお」に、
炉で溶けているリメルト・ブルーを巻き付けます。
形を整えるために、他の炉で再び加熱しながら作業します。
風鈴づくりの流れとしては、まず風鈴の頭を作ります。
この時に、デザインした模様も入れます!
頭の形が整ったら、風鈴の頭に糸を通す穴をあけます。
そのあと、ふきざおの付け替えをして、
風鈴の下の部分を作ります。
この時、音が鳴る部分の口を広げます。
古野さんによると、風鈴のいい音が鳴るようサイズに気を付けているそうです!
だいたい指2本か3本分の広さが、いい音が鳴るそう!
風鈴の形が整ったら、この日の作業は終了です。
体験できるのは、ガラスに息を吹き込む作業、
新聞紙を使ってガラスを整える作業
風鈴の上部分に穴をあける作業
風鈴の音が鳴る口の部分を広げる作業などです。
印象に残ったのは、ガラスに息を吹き込む作業です。
ガラスに息を吹き込むと、ガラスが器の形に変化していきます!
毎回同じように息を吹き込むのかなぁと思っていましたが、
「思いっきり吹いて!」とか、
「少し弱めに!」と、その時のガラスの状態に合わせて、微調整があるんだなぁと実感しました。
この形を整える微調整は、スタッフの長年の経験から、分かるそうです!
職人技ですよね!
作品は、制作をしてから、1週間後をめどに完成します!
私も、風鈴を受け取ってきました~!
透明ブルーのガラスの風鈴で、上には可愛いマーブル模様がついています!
涼しげな風鈴です!音も、綺麗ですよ~!
ガラス工房での制作体験に行くときは、
動きやすい服装がおすすめです!
靴は、サンダルなどではなくスニーカー、
スカートは避けるようにしてくださいね!
そして、リメルト・ブルーを使った風鈴を作ることができるのは、
8月16日(火)までとなっています!
17日以降は、通常のガラスでの体験になります。
初めて、ガラス作りを始めてしましたが、
とっても貴重な体験になりました!
普段ね、いろんなところにガラス使われていますが、
実際に体験して、見学して、作り方を知ることで、ガラスの見方が変わると思います!
ぜひ、ガラス作り体験してみてくださいね!
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富山ガラス工房 吹きガラス風鈴制作体験
期間 8月31日まで
(リメルト・ブルーでの体験は、8月16日まで)
料金 小・中学生 2100円
一般 2600円
対象 小学生以上
作品のお渡し 1週間後以降(配送可能)
予約 電話での予約
*ご予約埋まってきているそうです!
お早目の予約がオススメです。
電話番号 076-436-3322
富山ガラス工房のHP
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