ディア・ドクター
2009年9月4日
西川美和監督の最新作「ディア・ドクター」を見てきました(≧∇≦)
ストーリーは
山あいの小さな村がありまして、
その村でみんなに慕われていた医師が突然失踪します。
やがて事件は思わぬ方向へ進み…。
といった感じです。
その医師を笑福亭鶴瓶さんが演じています。
西川美和監督の作品は2006年に公開された映画「ゆれる」を
以前見たことがありまして。
まさに、いろんな「ゆれる」が描かれた素晴らしい作品でした。
今も鮮明に見終わった後の感覚が残っているくらいです。
「ディア・ドクター」は
それぞれの役にぴったりの俳優さんが起用されていて
見ていて心地よかったです。
前作の「ゆれる」にも出演されていた香川照之さんが
今回もストーリーの大きなカギを握る存在として登場していました。
香川さんのシーンで印象的な部分があるんですが…。
ん~言っちゃうとこれからご覧になる方の楽しみを奪ってしまうので
止めておきますね(^_^;)
あと印象に残っているのは
田んぼの緑、山の緑、夕暮れの何とも言えない暗さなど、
自然の撮り方がキレイでした。
それと登場人物の心の動きと空間との距離を活用した表現にも
「おぉ~!」と思いながら見てました。
映画の最初にタイトルが出るんですが、
そのタイトルは
「Dear Doctor」と英語表記でした。
私は、
まさにこの表記がこの作品を表していると思います。
見終わった後に心があたたかくなるのと同時に
いろんなことを考えさせられた作品でした。
「ゆれる」の時もそうだったんですが、
西川美和さんの作品は見終わった後に
見た人同士でいろいろ感想を語り合いたくなりますねヾ(≧▽≦)ノ
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