天国はまだ遠く
2008年11月10日
すっかり街中はクリスマスムードですね(≧∇≦)
さて、話は変わりますが。
前々からチュートリアルの徳井義実さんと加藤ローサさん主演の映画
「天国はまだ遠く」がすごく気になっていて。
映画自体は先日公開されたのですが、
県内の映画館ではまだ上映の予定はないようなので
先に原作を読んでみました。
瀬尾まいこ著「天国はまだ遠く」は、
仕事も人間関係もうまくいかず、日々の生活に疲れきった
主人公の23歳の千鶴は会社を辞めて、
とにかく自分のことを誰も知らない遠くへ向かいます。
辿りついた山奥の民宿で生活していく中で、
民宿の主人や自然に囲まれ徐々に生気を回復していきます。
しかし、ゆっくりとした時間の中で千鶴は「何か」に気づき…。
…といった感じでストーリーが進んでいきます。
映画では民宿の主人を徳井さんが、
千鶴を加藤ローサさんが演じていますが、
すごく原作のイメージにぴったりです!!
2人の心の距離感が
読み進むにつれて変化していくところが心地いいですね(≧∇≦)
そしてストーリー自体、
ちょうど今の季節、11月の時制なんです。
描かれている空気の冷たさ、紅葉の進み具合、
いろんなものがまさに「今」とリンクしているので、
余計にスッと心に入ってきます。
ふと自分を顧みたときに読むと心に沁みると思いますよ (*^ー^*)ノ〃