夏の思い出のひとつ。
2008年9月9日
「そういえば!このネタをブログに載せていなかった(; ̄■ ̄)y!」
と気づいたので、遅ればせながらUPします。
7月下旬に立山町常願寺川の河川敷で
映画「剣岳 点の記」の撮影クランクアップを取材してきました。
「剣岳 点の記」は、新田次郎さん原作の小説を映画化したもので、
明治40年、当時未踏峰だった剣岳に
陸軍参謀本部に所属していた陸地測量部の柴崎芳太郎と
立山の案内人・宇治長次郎らが不屈の闘志で挑んだ実話が描かれています。
この日は、
「雨の降る中ドロドロになりながらも撤収作業を続ける測量隊メンバー」
というシーンなどが撮影されました。
1つのシーンを何度も何度も納得がいくまで撮っていました。
ちなみに写真の一番後ろで帽子に蓑姿の人は
生田信を演じる松田龍平さんです。
映画を見てると作品の最後にエンドロールが出ますよね?
映画の撮影って初めて見たんですが、
本当にたくさんの人が携わっていて
たくさんの愛情が注がれているんだなぁというのを実感しました。
中央に写っているのは主人公・柴崎芳太郎を演じる浅野忠信さんです。
浅野忠信さん…本当かっこよかったです(≧∇≦)
撮影が終わってから木村大作監督、浅野忠信さん、香川照之さん、
松田龍平さんなど測量隊メンバー合わせて8人を囲んでの
コメント取材が行われました。
印象的だったのが宇治長次郎を演じた香川照之さんが今回の撮影を振り返り、
「剣岳 点の記は撮影ではなく『業』である」
「この作品は映画として見てはいけない映画」とおっしゃってました。
剣岳や長次郎谷などを登り、
演じてどうこうという次元ではなかったくらいに本当に大変な思いで
撮影に臨んでいたというお話が非常に印象的でした。
きっと測量隊メンバー8人のそのままの姿・情熱、
そして監督やスタッフのみなさんの思いなどが一つになって、
来年の初夏に公開となると思います。
これからは読書にちょうどいい季節となるので、
小説「剣岳 点の記」じっくりと読んでみてはいかがでしょうか? (*^ー^*)ノ〃