近況など。
2008年6月23日
6月22日にフォルツア総曲輪で行われた「love music、good vibes”irie!”vol.3に行ってきました!!
出演はタテタカコさんです。
タテタカコさんは、長野県飯田市の出身です。
2004年夏にカンヌ国際映画祭グランプリを受賞した是枝監督の「誰も知らない」の挿入歌に「宝石」という曲が起用されて話題になり、私もその映画をきっかけにタテタカコさんや楽曲を知りました。
その「宝石」という曲の中に「異臭を放った宝石」というフレーズがあるんですが、その言葉のセンスに心を鷲掴みにされ、以来ずっとライブに行きたいと思ってましたが、ついに富山でのライブが行われました。
タテタカコさんは、髪型がベリーショートでボーイッシュな感じにされている、その視覚的なイメージもあるからかもしれませんが、女性でもあり男性でもあるような…すごく不思議な雰囲気の方でした。
とても力強く、また、どこまでもどこまでも透明な歌声が心や体にどんどん染み込んでいきます。
ライブがスタートして間もなく「宝石」という曲を演奏されたのですが、その曲を聴いた瞬間に涙が溢れてきました。
こんなにも素直に、音楽に、歌声に心揺さぶられたのは…一体いつぶりかな…?
時間軸を忘れて、ただただピアノと歌声に身を委ねてました。
私の近くにいたお客さんも涙を拭っていた方、結構いらっしゃいました。
一転!MCはほのぼのしたタテタカコさんの口調に会場は笑いに包まれてました。
そのギャップがまたよかったです!
アンコールのラストに「また会える日までお元気で!」ということで、「今日の日はさようなら」が演奏されました。宿泊学習のキャンプファイヤーで歌いませんでした?あの歌です。
これが、タテタカコさんがピアノを演奏し、歌うと、より一層楽曲の力が増して、本当に「また富山で会える日までをつなげる1曲」という感じがして、心が温かくなりました。
あと、ステージには一輪のピンク色のガーベラがペットボトルに挿してありまして、その無造作かつ柔らかい感じにグっときました。
タテタカコさん、今回は4月に発売した「敗者復活の歌」というアルバムのツアーで富山にいらしてました。どの作品もステキなのですが、1枚目のミニアルバムもすばらしいので、興味をもった方、是非聴いてみてください!