「頼成工務店 富山と暮らす」2014年7月11日放送分
2014年7月11日
今月は富山市にある柳瀬あきらさん、かなこさんご夫妻の新居を紹介していますが、お住まいは若いご夫妻にぴったりの現代風のスタイリッシュな雰囲気です。
お客様が若いということもあって、頼成工務店のほうでも、世代も近く、当然感覚も近い、女性スタッフが設計にあたりました。
その担当というのが、この番組ではおなじみの山本さん。
〝困った時には頼りになる〟山本さんがこちらのお宅でも、もてる才能とセンスを発揮して、飽きのこないデザインの中にも、印象的なポイントをさりげなく折り込んで若々しく素敵な住まいに仕上げています。
私が特にいいなぁと思ったのは、グレイのガルバリウム鋼板(こうはん)で仕上げた外壁の下の部分を、腰板のようにして無垢材をあてて切り返しているところです。
メタリックな素材はシャープでスマートな印象ですが、その反面、無機質で冷たいイメージも併せ持っています。
メタル素材の一部に木を組み合わせることで、一見単調になりがちな外観にアクセントを添えてくれますし、木が少し見えるだけで温かい雰囲気が加わります。
しかも柳瀬さんのお宅はこの無垢材のカラーが、よくあるブラウン系ではなく、イエロー系だったので、いっそう外観を個性的に見せていたように思います。
頼成工務店の安田社長に同行して今回も取材させていただいたんですが、納得のできる家作りができたと、柳瀬さんご夫妻はそれぞれとってもご満足の様子でした。
自分たちが家を建てる際に「こんな家にしたい」というお願いをして、それが実際にそのとおりの形になっているので「満足しています」という答えになるのはあたりまえかもしれませんが、住んでみてそのよさを実感するということも少なくありません。
柳瀬さんご夫妻の場合はそのひとつが自然素材を使ったこと。
自然素材を使っているから安心だという部分は目に見えないからこそ、そうしてよかったという思いと、ありがたさもひとしおです。
小さなお子さんがいらっしゃるので、ならなおさらなんでしょう。
建材として使ったのは無垢の木としっくいのぬり壁と和紙。
自然の素材はホンモノ素材としてのよさはもちろんですが、「ずっと長く健康に暮らせる」という安心感を手に入れられるだけでも、その値打ちはとっても大きいと思います。
データなどで科学的に実証されている部分と、数字ではあらわせない、気持ちに作用する安心感。ホンモノに価値があるのは心のやすらぎにまでその影響が及ぶからです。
それでは柳瀬さんの事例から学ぶ、いい家作りをするための今週の教訓です。
「本物にはホンモノの値打ちがある」
頼成工務店では癒やしの空間ハウス『木楽』を一般開放しています。NPOの会合やボランティアのサークル、仲間内でのサークル活動、あるいはセミナー等に解放しています。緑豊かな環境の中で、富山の木の柔らかい空間、自然素材で仕上げた人にも環境にも優しい空間でくつろぎも兼ねていかがでしょう。頼成工務店にできる僅かばかりの支援活動です。
詳しくは頼成工務店までお問い合わせください。