「頼成工務店 富山と暮らす」2014年5月9日放送分
2014年5月9日
今月ご出演いただいているのは富山市にある中田ひでかずさん、ひふみさんご夫妻です。それからお母さまのれいこさんにも中田家の住まいの変化についていろいろとお話しいただいています。
中田さんのお宅は国道359号線のすぐ近く。道路の周辺に広がる比較的平坦な場所に建っています。宅地のまわりには田圃もあってのどかな風景が広がっています。ご近所のお宅が道路に沿って何軒か建っているんですが、家の後ろ側は木立が生い茂って里山になっています。そんな場所に建っているこちらのお宅を、ご主人のひでかずさんと先代がそれぞれ一度づつ手直しされていて、最初に行ったのが建て直しでこれが昭和62年のこと。先代が実施されました。そして現在の主(あるじ)であるひでかずさんがリフォームをしたのが平成に入ってから。この時は水回りを中心に改築をされています。
さて今回は奥様のひふみさんに、まず昭和62年の新築のことを振り返っていただきました。その時代その時代で、家の作り方や間取りにも流行がありますが、昭和のその頃のことでいうと、シャンデリアをつけた洋間もそのひとつと言えるでしょう。それからベランダに、サンルーム。2階のトイレもそうかもしれません。家を建てるならこうしたい、大きな工事を始めるときは、いつの時代も「こんな家に住んでみたい」という憧れが大きな原動力になっていたんですね。
家づくりにおける時代、時代の流行について最初に少しお話ししましたけれども、「勉強部屋づくり」も流行した時代がありました。結局のところ子供部屋なんですけれども、子供が勉強するために専用の部屋、「勉強部屋」をみんなが競うように作ったそんな時代です。中田さんは「子供が集うための部屋」になっていましたけど、と笑っていらっしゃいましたが、たいがいそんなもんです。中田さんの場合は謙遜なさってそうおっしゃったんでしょうが、実際、勉強部屋を作ってもらったけど、あんまり勉強した記憶がないなぁ、と苦笑いしている方は案外多いんじゃないですか?
それでは中田さんの事例から学ぶ、いい家作りをするための鉄則です。
「家づくりにもはやりすたり。時代の流行にも敏感に。」
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