ブログトップページはコチラ

「頼成工務店 富山と暮らす」2013年8月9日放送分

2013年8月9日

今月は、滑川市加島町にある酒井勇(いさむ)さん、祥子(さちこ)さんご夫妻のお宅を紹介しています。
s-oaeauci.jpg

滑川高校のある場所からさらに海寄りに建っている酒井さんのお宅。
周辺には間口に対して奥ゆきが長い、市街地中心部の特有のお宅が立ち並んでいて、海岸線にそって東西に走る道路は、今でこそ狭く感じますが、古くは人やモノが盛んに行き来していたんだろうと思います。
陸運だけではなく、海のそばですから、船を利用した交易も盛んだったんでしょう。
穀物や物資を貯蔵したり保管したりする蔵のある家もたくさんあったそうです。
今月ご紹介している酒井さんのお宅にも蔵があります。
家を手に入れた時に、ふだんの生活に使う母屋(おもや)と蔵を繋げ、棟続きにして暮らしていらっしゃいます。
もともと蔵だっただけに夏でも、とっても涼しいのが特徴です。
高い屋根ゆえの大空間を見上げれば、寺社建築を思わせる大きな梁が、きれいに塗りなおしてはあるものの、ほぼ当時のままにその姿を見せていました。
長い年月の間、風雪に耐えてきた本当に立派で頑丈そうな蔵でした。
その蔵が、TVのリフォーム番組さながらに、見違えるスペースに生まれ変わりました。
1階部分には小上がりにした畳の間があって、小窓からは緑の木々を眺めることができます。
こちらは和の情緒がたっぷり。
さらに2階へと、踏み幅を大きくとった広い階段を上っていくと、部屋としても使える大きなスペースが広がっていました。
床も壁も天井も、リフォームの際に杉板を使って一新。
このしつらえは頼成工務店の得意とするところ。
もともとの蔵なんですが、やさしい癒しの香りに包まれていました。

それでは酒井さんの事例から学ぶ、いい家作りをするための今週の鉄則です。

「あえてしきらない、大きなスペースにして自在に使う」

豊かな明日の暮らしを提案する頼成工務店、おかげさまで皆様方に支えられて創業55年を迎えました、ありがとうございます。
またとやまの木と向き合った暮らしを提案し始めてはや15年。
これからもお客様の幸せと健康で豊かなな暮らしのための良きパートナーとして、皆様と共に歩み続けます。
あさって11日は、年に一度のらいじょう夏祭りです。
工作教室やバルーン教室、コマ遊びなどなどイベント盛りだくさん。
かき氷や焼きそば・焼き鳥も提供、皆さん誘い合わせてお越し下さい。
また、間もなくお盆、誠に勝手ですが14日から17日まで休ませて頂きますのでよろしくお願い致します。

頼成工務店は、こちらから。

takanobu827 8:14 pm