富山サンダーバーズ
2007年10月15日
丸々2ヶ月更新が伸びてしまいました。申し訳ないです。
さて、先日、10月6日、北信越BCリーグ富山サンダーバーズ対石川ミリオンスターズの試合が、富山アルペンスタジアムで行われました。この日は、「アルペン3万人グリーン大作戦」と銘打って、アルペンのスタンドをグリーン一色にして、監督、コーチ、選手を後押ししようというイベントが行われました。行かれた方もいるかと思います。
そのイベントの中で、ゲーム前のスタメン発表を僭越ながらさせていただきました。
事の発端は、今から1ヶ月ほど前にさかのぼります。「スポーツ・オブ・ザ・ウィーク」で、優勝争いをしているサンダーバーズを4週にわたって特集しようという企画が持ち上がったところからでした。番組の中でサンダーバーズの選手や球団スタッフをゲストに招いて、選手の立場からの想いや球団のキャンペーンを紹介するというものでした。これは先週の放送で無事4回お届けすることができました。
で、この企画の打ち合わせの中で、3万人グリーン大作戦の話を聞いて、なんとなく、自分も参加して、チームを、球場を盛り上げられればな…と、話をしていくうちに、自分が球場でアナウンスをすることになりました。
でもって、せっかくの機会ですしイベントもありますし、ただアナウンスをするだけじゃつまらないから、ユニフォームを着てグラウンドに出るのはどうか?普通に「ライト、塚本、背番号0」よりも、DJっぽくアゲアゲで紹介するのはどうか?いや、そこに選手ここのキャッチフレーズをつけてみるのはどうか?など、どんどん話が盛り上がっていきまして、ついに実現、となったわけです。
詳しくは、下記のアドレスにアクセスしてみてください。
http://www.t-thunderbirds.jp/staffblog/index.html
この場内アナウンスですが、本番直前まで、手元にいただいた資料とにらめっこしながら、「うまく行くのかな…」と不安でした。何せ初めてのことなので、右も左もよくわからず、過去に見た野球の試合の中の記憶をたどりつつ、自分なりのイメージを固めてはいたのですが、それで大丈夫なのか、盛り上げられるのか、確固としたものがつかめないままでした。
しかし、実際にグラウンドに出てみて、サンダーバーズの応援団から
「任せろ!」
の大きな声をいただいたときは、ホッとしました。と同時に、自分の中でいろいろな不安がなくなって、迷うことなく選手をグラウンドに送り出すことができました。
お気づきの方もいるかと思いますが、試合中も、合間合間にメッセージやスポンサー告知を紹介して、なんだかんだ言って、目一杯やらせていただきました。ありがとうございます。ちなみに、この日の観客動員数は、今シーズンのリーグ最多、8539人でした。
普段ラジオで数え切れないくらいの人たちに声をお届けしていますが、顔が見える人たちの前でしゃべるのは、やはりドキドキものでした。そして、かつて人気を博した「アメリカ横断ウルトラクイズ」の1問目で、後楽園球場(後に東京ドーム)の参加者の前に立つ福留功男さんの心境が、ちょっと分かったような気がしました。
自分の気持ちとしては、来シーズン、いや、今週末のチャンピオンシップも…とは思いますが、まず、サンダーバーズに優勝していただかないと…なので、残り2試合、優勝を信じて皆さんに戦ってほしいなと思っています。