6月7日 gra書
2011年6月7日
「gra書」、私今井が、書道の「いろは」からご紹介しています。
今日は、主に富山県内で活動を展開している、書道パフォーマンスグループ、咲楽-sakura-をご紹介します。
この咲楽、今年の2月に結成された女性3人の書道グループです。
4月に、環水公園で、先月5月は、富山市のグランドプラザでライブを披露していました。ご存知の方もいるのではないでしょうか。その咲楽、おととい5日の日曜日、富山県総合運動公園陸上競技場でライブパフォーマンスを行いました。
どんなパフォーマンスかといいますと、地面の上にブルーシートと毛せん・下敷きですね、これを敷いて、その上に大きな紙を載せて、曲に合わせて、墨やカラフルなペンキなどで大小さまざまな文字やデザイン、はたまた手形や足形などを描いていく、書道ガールズで話題になったあの手法です。当日は、多くの観客を前に、3人のメンバーが曲に合わせて、自分たちの想いを書にしたためていました。
まず、ブルーシートを敷いて、その上に毛せん(下敷き)を敷きます。
その上に紙をおいて、その上に乗ってどんどん字を書いてきます。
書きあがった作品の一部です。周りのお客さんと記念撮影もしていました。
その咲楽の3人、香澄(かすみ)さん、彩香(さやか)さん、奈澄和(なずな)さんに、お話を伺いました。
彼女たちは、京都の橘大学書道コースの同級生で、香澄さんは富山市出身、彩香さんは大阪出身、奈澄和さんは奈良出身です。学生時代は書道パフォーマンスはせず、一般的な書道をマジメにやっていたそうです。
そのあと大学を卒業して、そこで書道をやめたくはなかったので、続けるにはどうしたらよいかと考えた結果、書道パフォーマンスを行うことにしました。
実際のパフォーマンスでは、曲に合わせてその歌詞の一部を抜き出すなどして、自分たちの想いをしたためています。
富山県内で3回パフォーマンスを行いましたが、このあとは、メンバーの地元でもある奈良や大阪でもやってみたいということでした。
ということで、咲楽の3人にお話を伺いました。
今後は富山以外の場所でも活動することを考えているそうで、まだ具体的な部分については決まっていないということです。最新情報については、咲楽のホームページに順次掲載されますので、ぜひチェックしてください。
アドレスは、http://sakura3410.blog.fc2.com/ です。