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「頼成工務店 富山と暮らす」2013年9月6日放送分

2013年9月6日

9月になりましたので新しいお客様を紹介します。

今月は富山市山田清水(やまだしょうず)にある吉田寛さんのお宅を4回にわたって紹介していきます。
さて山田清水という場所について紹介しておきましょう。
旧山田村、牛岳温泉スキー場の北西へ2キロほどの集落で山あいにあります。
山あいの村は全国どこでもそういう傾向にあるのかもしれませんが地域の人々のつながりがとても強く、古くは農作業を協力しあったり、お寺の行事などを村をあげて行うようなことも多かったそうです。
ですから人が集まる機会も多かったんでしょう。
特に本家にあたるお宅は〝お屋敷〟と呼ぶのがぴったりの、客間がたくさんある「枠の内」の作りになっています。
吉田さんのお宅がまさにそれで、築年数はなんと150年。
古いので新しくしたいという思いの一方で、先祖代々受け継いできたこの古い家をなんとか守りたいという思いもおありだったんでしょう。

今回も頼成工務店の安田社長と一緒に吉田さんのお宅を訪ねてインタビューをさせてもらったんですが、安田社長とご主人の寛さんは頼成工務店のお仕事を通じて旧知の間柄だったんですね。
取材の時はとてもわきあいあいとした雰囲気の中、ご家族みなさん座敷に集まっていただきお話を伺いました。
ご主人が寛さん、息子さんご夫婦の茂さん、由希子さん、そしてお嬢さん美月ちゃんというご家族です。
古い大きな家を新築されたのが10年前ということだったんですが、新しくする際にはご主人寛さんの思い、それから息子さん世代になると理想の家の姿も違ってくるでしょうから、そのあたりのすりあわせもあったんだろうと思います。
結果として仕上がった家は古い家の伝統的なスタイルを維持しつつ、必要な部分には現代の生活様式を取り入れる方式。
新しいお宅も「枠の内」の純和風なんですが、バリアフリーでフローリングの広間を作ったりもされています。
「洋風もちょっと考えたんですけど…」と話しながらも、息子の茂さんは新しく建て直したこの家を大事にしながら、ふるさと山田清水でずっと暮らしていくことを決断されました。

それでは吉田さんの事例から学ぶ、いい家作りをするための鉄則です。

「ふるさとを愛し、そして古い家を大切にする」

豊かな明日の暮らしを提案する頼成工務店、おかげさまで皆様方に支えられて創業55年を迎えました、ありがとうございます。
またとやまの木と向き合った暮らしを提案し始めてはや16年。
これからもお客様の幸せと健康で豊かなな暮らしのための良きパートナーとして、皆様と共に歩み続けます。
さて、とやまの木でつくる富山型長期優良住宅、奥田町の家と浄土寺の家が2軒完成しました。
お客様のご厚意で9月7日・8日完成内見会を開かせていただきます。
見て、触れて、感じていただいて住まいづくりの参考にして下さい。
詳しくは9月7日の北日本新聞朝刊又はホームページをご覧下さい。

頼成工務店は、こちらから。

takanobu827 8:16 pm