地元というのは、とても温かいところで優しいところで、でもちょっと下手なことができないところで…。

先週末、7日、8日は、富山グラウジーズのホームゲームが砺波で行われました。7日のゲームに関しては、上野アナウンサーが詳しく書いていますので、ぜひご覧ください。

さて、私今井は、ホームゲームで会場MCを務めましたが、その裏側も少しご紹介したいと思います。

グラウジーズのゲームは、土曜日の場合は午後6時、日曜日は午後2時に始まる日程となっています(一部を除き)。しかし、スタッフはそれよりももっと前から準備に取り掛かっています(当たり前か…)。全体の最終打ち合わせが、ゲーム開始4時間前。そこから、エンターテインメントダンスチームg.o.w.のリハーサル、オープニングリハーサルを経て、アリーナの開場、オープニングイベント、選手のアップなどがあって、ようやくゲームが始まります。4時間前に打ち合わせって、早いな〜と思うかもしれませんが、これが意外と時間がないんです。リハーサルをして少しすると、すぐ、会場でのインフォメーションの時間になるので、ちょっと気を抜くとすぐ時間がたってしまいます。なので、私は、g.o.w.のリハーサルの段階で、本番モードへのスタンバイができている状態に持っていきます。ゲームをご覧になった方はご存知かと思いますが、g.o.w.のダンスのあとの、｢ありがとうございました。g.o.w.の皆さんに大きな拍手をお願いします｣というセリフ、あれは、最初のリハーサルの段階であのテンションです。

さて、話がそれましたが、先週末は、砺波。このゲームでMVPを獲得した＃23水戸健史選手にとっては、隣町でのゲーム。私今井にとっても、隣町でのゲーム。気合が入りました。結果は、ホーム2連勝と、悪い流れを止めました。そして、水戸選手は、劣勢の中、流れを切り替える3ポイントシュートを決めました。そして、第4クオーターでは、ここで決めてほしいフリースローも決めました。あの時、

｢地元の期待にこたえるためにも、ここで決めてほしい、水戸君!｣

と、私思わず言ってしまいました。その直後に、｢あ、水戸君って言ってしまった…｣と反省していた自分がいましたが、決めてくれてよかったです。ゲームのあとで、水戸選手本人からは聞いていませんが、スタッフの方々、某記者さんからも、

｢水戸君!はウケた。｣

といわれ、恥ずかしい限りでした。

さて、日曜日の試合ですが、バレンタイン直前ということで、私は1つサプライズを用意しました。これは、当日の朝思いついて仕込みをして、やったわけなんですが、

ハーフタイムに、｢逆チョコ｣ならぬ｢バレンタインローズ｣

今年のバレンタインは、｢逆チョコ｣があちこちで言われていますが、ハーフタイムで、チョコだとわかりにくいし、もっとわかりやすくてインパクトがあって、もらったときの喜びが大きいものを逆チョコのかわりにg.o.w.のみんなにプレゼントしよう…、と思って、やってみました。なお、このサプライズのヒントと、日曜日の朝から仕込みにご協力いただいた、私の同級生に、本当に感謝です!

このブログを呼んでいる男性の皆さん、せっかくのバレンタインデー、恥ずかしがらずに、好きな人に花をプレゼントしてみてはいかがでしょうか。きっと、喜んでくれると思います。

さて、日曜日のゲームは、土曜日以上に緊迫しました。出だしリードを許して第2クオーターで1点差、第3クオーターで同点、そして、最後は、辛くも勝利。ホームゲーム2連勝は、今シーズン初でした。試合後のコメントで、グラウジーズの石橋ヘッドコーチは、｢やったー!というより、ふぅ…という感じ｣とよく話していますが、私も、試合終了のブザーがなった直後の一瞬は、｢ふぅ…｣ですね。でも、次の瞬間には、｢やったー!｣です。やっぱり勝つと、気持ちいいですね。

これは、あとで気がついたことなんですが、バラの花を持ったg.o.w.のみんなと写真を撮ってなかった…。次、何か考えます。