この春から
2008年5月13日
めっちゃ更新が遅くなって申し訳ないです。すみません。
さて、この春から「スポーツ・オブ・ザ・ウィーク」を、放送時間も拡大して金曜夕方6時から放送しています。番組をお聴きの方はご存知かと思いますが、紹介する内容もこれまで以上に充実させたいと、日々奮闘しております。ほぼ週1のペースで、富山サンダーバーズの練習球場となっている立山球場と、カターレ富山の練習グラウンドとなっている富山市草島の北陸電力グラウンドに足を運んでいます。あと、ホームゲームにも足を運んで、監督や選手の取材も行っています。
先日のカターレ富山の試合、五福運動公園で行われましたが、頭を丸めているカターレの選手を何人も見ました。観戦された方も「おやっ」と思ったのではないでしょうか。
先日の試合は3-2で4試合ぶりの勝利となりましたが、その前、5月6日のソニー仙台戦で敗れたあとに、選手同士で頭を刈りあいっこしたらしいです。試合のあと、石田英之選手がいろいろ記者から突っ込まれていましたね。この丸坊主については、いろいろな思惑があるそうで、中身はいえませんが、松下和磨選手がこういう理由だ、というのをスタッフに話していたのを聞きました。
そういえば、先週の番組でもお届けしましたが、練習のあと、小田切道治選手に、この丸坊主の理由を聞きました。けっこうノリでやった選手もいるようです。ちなみに、小田切選手は、周りから、坊主にしても変わんないよ、といわれたそうです。
さて、先日の試合ですが、勝利を収めたのはよかったのですが、2つの失点は、いわゆるセットプレーからでした。フリーキックからプレーがスタートする、コーナーキックからプレーがスタートする、そういったケースを主に指します。この失点は、前回のソニー仙台戦でもあったので、楚輪博監督も、ここは修正しなくてはいけない、と記者会見の中で話していました。会場で見ていると、セットプレーからの失点はけっこうがっくりくるので、1つでもなくしてほしいなぁと思います。
さて、もう1つ、富山サンダーバーズですが、先週末石川ミリオンスターズとの2連戦がありましたが、どちらも敗れてしまいました。これでサンダーバーズは3連敗です。順位も、石川に並ばれました。
土曜日の高岡市営城光寺球場の試合を取材しました。天気も今1つでこの時期としては寒い中の試合でした。 この試合は、初回富山先発の小山内投手の立ち上がりを石川打線が捉えて一挙4点を先制しました。これはびっくりしました。小山内投手、この試合はあまり調子がよくなかったようだと、試合後に横田久則ピッチングコーチが話していました。いつも調子がいいとは限りませんからね。そのあと、富山打線がおかわりくんこと野原祐也選手のタイムリー3ベースヒットなどで逆転しました。この逆転劇を見たときは、これはいけるのでは?と思いました。
そのあとすぐ、石川に追いつかれてしまいました。逆転したあとすぐの失点は、ピッチャーとしても野手としても精神的に参るんですよね。ここを無失点で切り抜ければ、流れはこっちだったんじゃないかと、試合後に鈴木康友監督は話していました。そのあとの結果は、6-8で敗戦となりました。
今シーズンのBCリーグは、どのチームもしっかり補強してきているので、昨シーズンのような大量得点での勝利は難しいのでは、ということは、開幕前からいろいろ聞いていました。そういった意味では、投手力が大きなカギです。そして、今シーズンのサンダーバーズは、終盤に失点するケースが何度も見られます。終盤の選手の集中力も大切な要素ではないかと思います。
先週練習中にお邪魔したときは、あの時は、福井に敗れた後でしたが、気持ちの切り替えはしっかりしていました。今週の練習は、より気持ちを切り替えてやっていただきたいですね。そして、今週末からしばらく3連戦が続きます。選手の疲れなども考慮していかなくてはならなくなります。選手の皆さんは、常に試合でいいプレーを見せて勝利に貢献できるよう、体も精神も万全の状態で望んでほしいですね。
なお、今週末のスポーツですが、カターレは、ジェフ・リザーブズとのアウェー戦です。18日(日)です。先日の流通経済大学戦での勝利を足がかりに、連勝を狙っていきたいです。1つのヤマとしては、そのあと25日の栃木SC戦でしょうか。柱谷監督率いる強豪の一角と目されています。ここを勝利で乗り切ると、その後波に乗れるのでは、と思っています。
一方のサンダーバーズですが、17日(土)は、長野県上田で信濃グランセローズ戦、18日(日)は、県営富山球場で信濃グランセローズ戦、19日(月)は、ナイターで、となみチューリップスタジアムで群馬ダイヤモンドペガサス戦です。連休後半からの3連敗を、今週末、きっちり3連勝で返したいですね。