11月5日(土)高志の国文学館で行われた「朗読と音楽の夕べ」で朗読をしました。
こちらは前日リハーサルの様子。
「朗読と音楽の夕べ」は、県内のアナウンサーの朗読と音楽を組み合わせて披露するもので、毎年人気のイベントです。
私は、今年の第4回に参加させていただきました。
朗読した作品は、宮本輝さんの『田園発 港行き自転車』
いま高志の国文学館の開館5周年記念特別展-宮本輝 人間のあたたかさと、生きる勇気と。-が行われておりまして(12月5日まで)そのコラボレーションのような形で、朗読をさせていただきました。
朗読するにあたって、宮本輝さんの作品をいくつか読んだのですが、『田園発 港行き自転車』は富山県東部の美しい風景描写や点と点が繋がっていくストーリーに魅かれ、選びました。
当日は雨で足元の悪い中、お越しいただきありがとうございました!
真帆と多美子の富山城から滑川へのサイクリング、2人の雰囲気や爽やかな景色が伝わっていれば嬉しく思います。
私の朗読に素晴らしい演奏をしてくださったのは、ヴァイオリン・高田愛子さん、ピアノ・佐々木ゆき子さんでした!
途中で朗読と音楽が重なる場面があり、練習も何度かしましたが、本番では練習以上にぴったりと重なり合って私が感動してしまいました・・・!
ラストは作中にも何度か出てくる「ラフマニノフ」を演奏していただきました。(ラフマニノフの出てくるシーンは今回朗読しなかったのですが、原作を読んだ方は「おっ!」と思ったのでは・・・!)
アナウンサーになって5年以上経ちますが、これまで5分くらいの朗読はしたことはあっても、約1時間という時間をいただいて朗読するというのは初めてで、大変貴重な経験をさせていただきました。
聞いてくださったみなさん、本当にありがとうございました!