3月のラジオドラマ「かなう」、ストーリーは後半戦。
高校生で漫画家デビューを目指す転校生「今泉 叶う」、彼女に感化されたクラスメイトたちは、それぞれ自分の将来について考え始めます。
夢に向かって進んでいく中学生たちの青春ストーリー、どうぞお楽しみに！

『かなう』（全16話）
作／藤森ちとせ
演出／西村まさ彦
出演／富山市・片山学園中学校、大泉中学校、堀川中学校、射水市・新湊南部中学校、高岡市・高陵中学校の皆さん

今泉 叶う(14歳)　横浜から富山に転校してきた中学2年生女子。高校生で漫画家デビューを目指している。自分の夢に対して真っすぐな情熱を持っている。物怖じしない性格で、思ったら即行動、観察眼も鋭い。七海とあき をケンカさせてしまったり、学校を休んでいるハルの為に授業のノートをとり、一緒に学校に行こうと誘ったりして、クラスにちょっとした嵐を巻き起こしている。

米 七海(14歳)　明るく社交的な中学2年生女子。実家が美容院で、自分も将来は美容師になりたいと思っている。姉御肌で、あき とは姉妹のように仲良しだったが、叶う に二人の関係性を指摘されケンカしてしまう。

蕪木 あき(14歳)　中学2年生女子。将来は保育士になりたいと思っている、優しい心の持ち主。大人しい性格のため、七海に先に何でも言われてしまう。叶う にそのことを指摘され、七海と気まずくなってしまう。

西東 隆(14歳)　中学2年生男子。成績はトップクラスで、学級委員長も務めている。冷静沈着で真面目な性格だが、正反対のタイプの空とは仲が良い。絵を描くのが苦手。とりあえず将来は両親と同じ公務員志望。

飴 空(14歳)　中学2年生男子。3人兄弟の末っ子で、ひょうきん者。実家は老舗の料亭で、密かに実家を継ぎたいと思っているが、言い出せないでいる。

有賀 ハル(14歳)　中学2年生女子。美術教師の透の娘。思うところがあって学校を休んでいる。隣りに引っ越してきた 叶うに「一緒に学校に行こう」と強引に誘われるも、拒否している。

有賀 透(45歳)　中学校の美術教師で、ハルの父親。穏やかな性格で生徒たちからも信頼されている。娘のハルが登校しないことを心配しているが、思春期ということもあり扱いかねている。