★☆★★☆★ 3月1日の 『キノコレ』 ★☆★★☆★
「キノコレ」は、毎月・第1&第3水曜の13:45〜『grace』の中でお送りしています。
今週は、紀伊國屋書店富山店 奥野晃英さん からオススメの本をご紹介頂きます。
***
『騎士団長殺し/村上春樹』
ついにと言うべきでしょうか、
村上春樹さんの新作『騎士団長殺し』が発売されました。
村上さんの長編新作は、
2013年の『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』から約四年ぶり。
ノーベル文学賞候補に何度もノミネートされ、
全世界待望の1作がついにお目見え致しました。
本作は、事前情報が読者の皆さんには勿論、我々書店サイドにも
何とも謎めいた『騎士団長殺し』というタイトル以外は、
全く明かされておりませんでしたので、期待度は高まるばかりだったのですが、
2/24の発売以来、当店でも爆発的に売れております。
その年の五月から翌年の初めにかけて、私は狭い谷間の入り口近くの、山の上に住んでいた。
夏には谷の奥の方でひっきりなしに雨が降ったが、谷の外側はだいたい晴れていた……
それは孤独で静謐な日々であるはずだった。
騎士団長が顕れるまでは。
以上、背表紙の本作あらすじより抜粋致しましたが、
タイトル通り「騎士団長」というのが、この作品のキーワードとなっています。
果たしてこのキーワードが何を指しているのかは、是非本作品を読んでお確かめ下さい。
前作『多崎つくる』や社会現象にもなった『1Q84』で気にはなっていたけど、
まだ村上作品を読んでないという方にもオススメでございます。
『騎士団長殺し』は当店エスカレーター前新刊台、
中央Aカウンター前の特設コーナー他で展開しております。
村上さんのファンは勿論、興味のある方は是非、御覧くださいませ。
***
<イベント>
猫本フェア
ただいま、紀伊国屋書店富山店では「猫本」のフェアを展開しております。
猫に関係する写真集、フォトエッセイ、雑学本、絵本、
とにかく猫に関する書籍をズラリと並べてみました。
最近は、空前のネコブームと言われていますが、
確かに、様々な表情を見せる猫の写真や可愛いイラストを見ているだけで癒されます。
特にスタッフの間で人気というか、表情を緩ませのは 『猫のおてて』 。
丸っこい猫の前足、おててにスポットを当てた1冊です。
表紙の写真もモフモフの手で、触りたくなります。
犬と猫、どちらかと言われると犬派な私なのですが、
猫に鞍替えしたくなる愛らしいフェアとなっております。
当フェアは、下りエスカレーター右側の棚で3月中旬まで展開しております。
家で猫を飼ってらっしゃる方も、純粋に好きな方も、私のような犬も猫も好きな方も、
是非ご覧になって癒されて下さいませ。
***
紀伊国屋書店富山店
住所: 富山市総曲輪、総曲輪フェリオ7F
電話番号: 076-491-7031
営業時間: 10:00〜20:00
HP http://www.kinokuniya.co.jp/store/Toyama-Store/
※今月の店休日 3月は無休
◎ 3月1日の放送は、ポッドキャストでもお聞きいただけます。
|