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今回は7/13に発売となった「空想科学読本ミドリ」をご紹介致します。
と言うより『空想科学読本シリーズ』を紹介させて頂きます。
このシリーズは1996年3月に出版された「空想科学読本」がその始まりでした。
それから15年以上経った現在、その出版数は本編11点、
他の「空想科学漫画読本」や「空想科学映画読本」「空想お料理読本」といったスピンオフ作品を含めれば
計60点以上(文庫化を含む)もの作品がこの世に送り出されてきました。
著者の柳田理科雄さんは東京大学を退学して学習塾を立ち上げたまでは良かったがその経営状況は芳しくなく、
運転資金を稼ぎ出すために同書を上梓したとのことですが、これが60万部の大当たり。
あれよあれよという間に現在に至ったとのことです。(ちなみに印税入金が間に合わず、塾は倒産)
内容はアニメ、漫画、特撮、映画などを題材としており、
そのストーリー上で繰り広げられる様々な事象を科学的な角度から検証していくというものです。
以下は同書シリーズ目次の一部抜粋です。
『怪獣は10万度や100万度の火を吹く。実現したらどうなるか?』
『ウルトラセブンがマッハ7で飛ぶと、たちまち体が裂ける!』
『「お前はすでに死んでいる」って、どんな状態?』
『アンドロメダまで乗り放題!銀河鉄道999の定期代はいくらか?』
『ひどい歌で窓を割るジャイアン。どれほど音痴なのか?』etc.
どうです気になりませんか?
最初のころは著者の青春時代にTV放映されていた題材が多く、
若い読者には良く理解できないところもあったと思いますが、
近著には人気の「ワンピース」や「デスノート」「鋼の錬金術」なども取り上げられ
幅広い層に受け入れられるようになってきました。
また同書のイラストは大変ユーモラスに富んでおり、時には本文以上の笑いを読者に与えてくれます。
さあ、あなたも空想科学の世界に足を踏み入れ笑ってみませんか。
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★紀伊国屋書店富山店からのお知らせ★
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夏の風物詩ともいえる夏の文庫100冊、今年もAカウンター横で開催中です。
通常は角川書店、集英社、新潮社の3社ですが
今年はこれに講談社×紀伊國屋書店独自の100冊も加えて、合計4社のフェアとなっております。
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ジグソーパズルフェア再び開催
今回は人気のワンピースやジブリをはじめとしてミニジグソーを300アイテム強ご用意いたしました。
グランドプラザ出入口側にて展開、期限は今のところ未定です(8月いっぱいは行なう予定です)。
◆紀伊国屋書店富山店
場所は、富山市総曲輪、総曲輪フェリオ7F
電話番号 076-491-7031 営業時間 10:00〜20:00
・定休日 :7月の定休日はなし。本日20日は特招日でお得なポイント2倍デー。
8月は24日が定休日。
◎7月20日の放送は、ポッドキャストでもお聞きいただけます!