28 小説『プリンセス・トヨトミ』
2011年5月18日
またまた分厚い本を読みました。
文庫本で533ページ。
読み応えがありました。
今日のキノコレ(13:45〜)で
紀伊國屋書店富山店の朝加さんからご紹介いただく本です。
小説の内容については、朝加さんが、とても詳しく書いていらっしゃいますので、
こちらを読んでください。↓
http://www.fmtoyama.co.jp/program/program_info_1251.html
さて。
朝加さんの紹介文は読まれましたか?
読まれた、ということを前提に、私からは本の感想のみを。(笑)
設定は嘘だらけで、
そんなん、あるわけないよー!
と、思いながら読み始めたものの、
気が付いた時には、本の世界が標準になっていました。
その理由は、場所が「大阪」だからかもしれません。
これが東京だったら、こうはいかないだろうな、と。
あくまでも、私のイメージですが。
『プリンセス・トヨトミ』というタイトルから、
歴史小説か?と思われている方もいらっしゃるようですが、
確かに歴史も少し出てきますが、ほぼ現在のお話です。
ですので、歴史小説が苦手な方でも楽しめると思います。
ユーモアも満載ですし。
それに最後がとてもよいのです。
設定はあくまでもフィクションだけれど、
でも、大阪の人たちの人柄は、このままなんだろうな。
となると、ちょっとうらやましい。
特に、大阪の女性たちが。
私はカフェで本を読みながら、
あまりにも本の世界に入りすぎて、
堂々と笑ったり、泣いたりしていました。
途中、手をのばしたコーヒーがこぼれて、
やっと、おっと、ここはカフェだった!と気付いた程、夢中になっていました。
ああ、恥ずかしい!
この話題作が、映画化され、いよいよ5月28日(土)に公開されます。
タイトルは、『プリンセス トヨトミ』。
どうやら、原作とちょっとタイトルが違うようです。
気付きますか?
また、映画では、登場人物の性別がかわっているようです。
ですので、原作ファンの方も、
また別の作品として、楽しめるのではないでしょうか?
映画の公開が待ち遠しい〜!