『40歳からの予防医学』
2022年6月22日
アラフォーになってから、同世代の友人との話の中で
「健康」に関する話題が良く出てくるようになりました。
40代になってから疲れやすくなったとか、
太ったとか、一気に老けた気がするとか。
そして、健康のために何かしている?という話になります。
すでに何かを始めている方もいれば、
何もしていない方もいることと思います。
何から始めればいいかわからない方は、
とりあえずこの本を読んでみてはいかがでしょうか。
『40歳からの予防医学
医者が教える「病気にならない知識と習慣74」
/森勇磨(もり・ゆうま)【ダイヤモンド社】』
著者の森さんは、現役のお医者様でありながらYouTuberとしてもご活躍で、
「すべての人に正しい予防医学を」という理念のもと、
YouTubeなどのSNSを通じて予防医学の情報発信をなさっています。
なんとチャンネル登録者は27万人を超えるそうです。(私もその一人です!)
この本によると、「40歳を越えたら、誰でも病気になる」可能性があるのだとか。
たとえば、40代のがん患者数は、30代に比べると、3倍以上なんですって。
また、40代は親の健康も気になる世代ということで、
この本は、親世代の情報も充実しており、親子でシェアできる内容になっています。
ですから50代60代の方もぜひお読みください。
森先生は「私たちひとりひとりが病気にならないよう
健康に関心を持つことが大事」だとおっしゃいます。
というのも私たち日本人の「ヘルスリテラシー」は「世界最低」なんだそうです。
ヘルスリテラシーとは、健康や医療に関する情報を吟味し、
取捨選択していく能力のことです。
日本の医療体制は世界的にも素晴らしいのに、
その状況を活かしきれていないそうです。
もったいないー!
この本では、健康診断のデータの見方や
様々な検査の「知っておくべきポイント」、
健康寿命を延ばす食事術、生活習慣、メンタルケアなど
様々な角度から「予防医学」について学ぶことができます。
また、今、様々な医療情報があふれていますが、
正しい医療情報を見抜くコツも書かれています。
森先生は、とにかくわかりやすさ、行動へのつなげやすさを意識されたそうで、
実際、すぐにやってみたいと思うことがたくさんありました。
とりあえず、私は「血圧計」を買おうと思います。
この本によると、40歳を過ぎたら血圧計を買った方がいいそうなんです。
詳しくはこの本を読んで頂きたいのですが、
高血圧はあらゆる大病を招く恐ろしい生活習慣病なんです。
そんなの知ってるよ!と思う方もいるかもしれませんが、
では、ちゃんと行動にうつせているでしょうか。
とくに30〜40代の世代ですと「まだ若いし」と
「高血圧」だったとしても放置しがちです。
その結果、病気が進行してしまうこともありますので、
若い世代もちゃんと意識しなければいけないのです。
ちなみに、血圧は
「上は130未満にしておきたい。120以下になったら素晴らしい」
と思うようにするのがいいそうですよ。
他には、この本を読んで早速「おすすめの食事」も取り入れたいと思いました。
「最強」と言われる地球上のある場所の食事があるのですが、
その地域の人々は、高血圧、糖尿病といった生活習慣病の患者が少なく、
長寿だったそうなんです。
「最強」と言われる食事とは、どの地域だと思いますか。
答えを知りたい方はぜひ本を読んでください。
ちなみに、和食ですと納豆、味噌などの「発酵食品」もいいそうです。
他には「コーヒーと紅茶」もすごい健康効果があるそうです。
私は毎日コーヒーを飲んでいるので、これは嬉しい情報でした。
こういった取り入れやすい食に関する話題も満載です。
アラフォー以上の方は、ぜひこの本で
「予防医学の知識」を見につけてみませんか。
ちなみに…
とのことです〜!