6月13日&20日放送は夢の世界を紡ぐ柔らかな歌声、シンガーソングライターたちなみえみさん♪
2014年6月20日
2週にわたっては富山の音楽シーンを応援するOTANIふれ逢いステーションによる
ふれステ・マガジンでした。今回スタジオにお迎えしたのは高岡在住のシンガーソング
ライター、たちなみえみさん。透明感のある柔らかな歌声とイマジネーション豊かな曲
が魅力のアーティスト。富山、金沢を中心にライヴ活動を展開されていますが、3枚目
のオリジナルアルバム”garden”が出たばかりと言うことで、たっぷりお話を伺った他、
生演奏もしていただきましたよ♪
ギターの弾き語りが定番のスタイルのたちなみえみさんですが、実はギターを始めたの
は、数年前。大学卒業後オーストラリア留学をしたとき、言葉が通じなくてもギターで
交流していた仲間がうらやましく、帰国後、通販で買ったギターをポロンポロン弾いて
いたそうですが、家族からそんなに好きなら教室へ通ったらとすすめられたのが、高岡
のishi-Gさんのスタジオ(石浦さんは「羊毛とおはな」のはなちゃんを見出した人でも
知られています!)。石浦さんから英語の発音と歌声を絶賛され、また発表会のために、
70年代洋楽コピーも重ねるうちに、音楽表現と作詞作曲の力も培っていったようです。
彼女のオリジナル曲は曲先行で作り、また、ほとんどが英語の歌詞。日本語よりも自分
の世界を表現しやすいのだそう。本当に幻想的な、心象風景のような不思議な歌が多く、
ファンタジックな夢の世界に誘われるような気がします。子供のころから、きょうだい
でミュージカルを作ったり、おとぎの国に住むような感性を育ててきたのかなぁという
印象ですね。まず13日に生演奏してもらった”It’s blue,but red inside”子供のころ
におばあちゃんの家の庭で見つけた、外側が青く、中が赤い卵のようなものの記憶が元
になっているんだとか!!!!
3枚目のアルバム”garden”はまさしく自分の妄想の庭の世界かもと語る彼女。ジャケッ
トの絵が、またお洒落でカワイイ!お友達の画家、村田亜弥さんが描いたもので、ガー
デニングをする女の子と植物たちが対話しているような雰囲気なのです。曲のエピソー
ドも色々伺いましたが、庭いっぱい蜂たちのお祭りのようになったという体験から生ま
れた”Jubilee in July”では初めてギターバンジョーを使って面白い音も表現していますよ。
さて、CD発売記念ライブが7月6日(日)19:00開演で金沢にある古本屋さん、
オヨヨ書林さん(せせらぎ通り店)で予定されています♪(入場は予約1000円、
当日1500円です)本屋さんでのライブ、イメージぴったりですよね~。番組では小さ
い時に好きだった絵本のお話も伺いました。
それから、今月28日(土)には観音湯さんでのゆけむりビートラムにも出演されますよ。
番組では2週続けて生演奏も楽しませてくださいましたが20日はニューアルバムの中の
“horse riding”でした☆不思議な物語が見えてきましたね~。
屋外ライブで聴く歌声もすごくいいんだよ!と、番組ディレクターも絶賛していましたが、
実はご本人の夢は素敵なお庭で歌を演奏することでもあるとか。是非聴いてみたいなぁ。
たちなみえみさんのCDはこちらで取り扱っています。
(Takagishiki記)