1月11日&18日放送は来月第10回の記念コンサートを開催!バッハアンサンブル富山の皆さん♪
2013年1月11日
今週と来週の2週に渡っては富山の音楽シーンを応援するOTANIふれ逢いステー
ションによるふれステ・マガジン!
今回はバッハの声楽曲を聴かせる合唱団、バッハアンサンブル富山のご紹介
ということでコンサートマスターの東福光晴さんにお越しいただきました。
東福さんは合唱団ではコンサートマスターの他、副指揮者でありソリスト、
指導者も担当、そしてバッハアンサンブル富山の立ち上げから関わっていらっ
しゃいます。バッハは器楽曲が広く知られていますが敬虔なプロテスタント
だったことから教会のための声楽曲も数多く作っておりその素晴らしさに東北
大学時代に出会った東福さん、富山でもバッハを歌う本格的な合唱団を作りた
いと思ったのが始まりだそうです。バッハアンサンブル富山の設立は2005
年。今日は第1回の演奏会の音源を聴きながらお話を伺いましたがバッハの曲
を中心にバロック期の声楽曲を古楽器も含めたオーケストラの演奏で歌う合唱
団は全国でも数少なく、県内だけではなく石川など県外からも参加されている
そうです。合唱経験者が多いといっても歌うのはドイツ語、発音や大曲になれ
ば覚えるのも並大抵ではないですがドイツ語ならではのメロディー、ハーモニ
ーになったときの美しさは格別だそうです。だからこそのやりがいも皆さんお
持ちなのでしょうね。また指揮に津田雄二郎さん、声楽指導に上野正人さん、
ヴォイストレーナーに大前さち子さんなどスペシャリストを迎えての取り組み。
インターネットでバッハアンサンブル富山の活動を偶然見つけたドイツ・ライ
プツィヒ、バッハ研究所の高野昭夫さん(富山のご出身)から「是非協力した
い」との連絡がありコンサートのプログラムパンフに文章を書いてもらったり
バッハの聖地との交流も皆さんのバッハ音楽への愛と情熱が結んでくれたので
しょうね。第10回となる節目のコンサートは来月、2月17日(日)14時
30分(14時から指揮の津田雄二郎さんによる解説もあり)開演。会場は富
山県民会館大ホール。今回取り上げたのはJ ・S・バッハの「ヨハネ受難曲」
BWV245(1749年第4稿)。イエスの受難の物語、曲の聴き所や内容は次回
詳しくお伺いしますが2時間に及ぶ大曲。皆さん1年をかけて準備して来まし
た。合唱団も今回は80名の大編成で歌うとのことでその重厚感での群集の歌、
想像するだけで迫力がありそうです。またオーケストラは富山室内合奏団他、
プロの演奏家の皆さんも出演。チケットは前売り、当日共に一般2000円、
学生1000円、中学生以下は無料です。字幕も設けられるとのことですよ。
またバッハアンサンブル富山の練習場所は富山市の芸術創造センターで通常
土曜日の午後4時から行われており(第2週のみ日曜の同時間)、見学も可
能とのことで詳しくはバッハアンサンブル富山の公式サイトでご確認を♪
次回はバッハ初心者も大丈夫、「ヨハネ受難曲」について丁寧にご紹介頂く
他、当日はテノールのソリストとして福音史家を務める東福さんの意気込み
も合わせて伺っていきます、どうぞお楽しみに!!!
本日お届けした曲はバッハの「ヨハネ受難曲」から合唱による第1曲でした☆次回は
物語の終盤、第39曲をお届けする予定です☆音楽で心揺さぶられる瞬間、
その素晴らしさに是非出会いたい!!!
(Takagishi記)