２週に渡っては富山の音楽シーンを応援するOTANIふれ逢いステーションによる
ふれステ・マガジンです。
今回は富山市のシンガーソングライター・そらみそらさんがゲストです。９歳の
男の子と３歳の女の子のお母さんである彼女（アーティスト名の「そらみそら」
はお子さん達、そーたん、みーたんの名を入れての音符を使ったネーミング
なのだとか。）は自分と同じく子育て中のママのために寄り添う歌を届けたいと
の思いで２０１２年活動を再開、今月２日ファーストミニアルバム「いてくれる
だけで」をリリース、インディーズデビューされました。
美しいハイトーンボイスの持ち主であるそらみそらさん、もともと表現の出発点
は短歌なのだそう。全国万葉短歌大会で万葉大賞を受賞など賞を受けた和歌は何
首もあり、スタジオでも見せていただきましたが恋の思いを現代の女性らしい感
性で詠んで来ました（現在も短歌は続けているそう）。和歌が作れるのなら歌も
作れるのではとのアドバイスに作詞、作曲に取り組み始め、最初は恋愛の歌が中
心だったそうですがそれが等身大のママの悩みや気持ちを歌にしたいと思ったきっ
かけは最初のお子さんの出産直後、先輩ママのように育児が出来ない自分に落ち
込み涙してしまった経験。「いいママになんてなれない」と歌うことはとても勇
気がいること。母親だから出来て当たり前と思う周囲、完璧に頑張ろうとすれば
するほど出来ないギャップとの板ばさみ、たくさんのママ達が胸の奥に抱えてい
る悩みを誰よりも育児の大変さを実感している自分だからこそ、１人じゃない味
方がここにいるよとママ達に伝え、寄り添ってのCDを作りたいと思ったそうです。
家事育児がママの肩だけにのしかかり、評価も受けられない中で自分を追い詰め
ていくような現代社会の閉鎖性も歌を通してママを囲む人たちが育児の大変さを
理解して言葉や心通わせていくことで子育てしやすい環境につながっていくので
はとの強い思いも話されていました。
アルバム「いてくれるだけで」には５曲収録されていますが辛い思いに蓋をして
無理をするのではなく、自分自身を取り戻して周りと一緒に笑顔になることの大
切さが切ないほどに伝わってきます。彼女の歌を聴いて励まされるママ達も多く
またそんなママ達から彼女自身も励まされているそうです。CDはネットの他、県
内フクロヤ、ブックス中田魚津店、ファボーレ店でも取り扱っていて収益の一部
はNPO法人日本マザーズ協会に寄付されます。
CD発売記念のライブは先日終わったのですが（来週詳しく伺いますよ♪ご自身の
お子さんのために作った童謡やファンの方からのメッセージもご紹介！）、あさ
って新川文化ホールで行われるママ達のためのイベントにゲスト出演されます♪
１２月１６日（日）、新川文化ホールの２Fで開催される「ママmadeフェスタ
JANBO」Vol.4にて１１：００と１４：００の２ステージ、入場無料です！
さて、次回は記念ライブでのエピソードや曲作り、これからの夢を含めいろいろ
と伺っていきますよ！子ども達のためのCDもいいなぁ。どうぞお楽しみに！！！
本日お届けした曲はアルバムからタイトル曲の「いてくれるだけで」☆
次回は「ホントのしあわせ」をお送りします☆それから以前の楽曲からもご紹介
あり！？どうぞご期待くださいねー！！！
（Takagishi記）