8月12日&19日放送は、注目のブルースシンガー、W.C.カラスさんがゲストです♪
2016年8月19日
2週に渡っては富山の音楽シーンを応援するOTANIふれ逢い
ステーションによるふれステ・マガジン。今回は、日本の
ブルース界で革命児とも注目されるシンガー、W.C.カラ
スさんをスタジオにお迎えしてお届けしました。小矢部
市出身のカラスさん。林業、木こりの仕事をしながらの音
楽活動も異色ですが、CDデビューは50代目前の2013年。
ブルースファンなら誰もが知るPーVINEという名レーベルか
らのデビューに実力と評価の高さが伺えます。
もちろん20代から音楽を続けていて、カラスというのは
友人たちに呼ばれたその頃からのニックネーム。そして、
ブルースハーモニカのプレイヤー、Wild Child Butlerに
敬意を表してのアーティスト名なのです♪西川美和監督の
映画音楽でも知られるリズム&ブルースのバンド、モア
リズムのプロデュースで3枚のアルバムをリリースしてい
ますが、去年の夏に出した2ndアルバム「うどん屋で泣い
た」は、タイトルシングル、アルバム共にiTunesのブルー
ス部門で見事1位を獲得。「うどん屋で泣いた」は、タイ
トルのインパクトもあるのですが、ご本人自身は歌ってい
る時歌詞の意味には特別思い入れはないということ。ギタ
ーと絡む歌声を聴いていると、なんだかすごく生きている
ことを実感してくる音楽なのです。子供のころは、「巨人
の星」が好きで、星飛雄馬に心酔し、必要ないのに小学校
3年から中学3年まで、新聞配達をやり遂げたというエピソ
ードも伺いましたが、反骨精神を根底に持ったアーティス
ト、かつてはパニック障害もあって乗り物にも乗れない時
期があったこともさらりと話されていましたが、だからこ
そ、現在、全国各地を訪ねてのライブは自分自身驚きと喜
びで一杯だとか。ブルースというジャンルに分ける意識は
全くなく、自分のやりたい音楽を続けていると何度もおっ
しゃっていました。
2ndアルバムの推薦文を書いた富山出身の女優、室井滋さん
には3枚目のアルバム「信じるものなどありゃしない」に
作詞と歌でコラボ、去年末リリースに合わせてライブにも出演
してもらうなどご縁が続いています。
そして、来月には初のワンマンホールライブが予定されて
います♪W.C.カラスさんのファンと言う女性達が中心に
なって進めているライブ、チラシも美しいですよね~♪
「W.C.カラスのザ・ブルースタイム」は9月4日(日)富
山市のフォルツァ総曲輪4Fライブホールで開催。
チケットは前売り、当日共に3000円(ドリンク代要500円)
15:00からカフェブルースが開店し、16:00からライブ
スタート。バックも豪華!いつもはボーカル・ギターのモ
アリズム・ナカムラさんがベース、ギターに同じくモアリ
ズムのアントニオ佐々木さん。WILDCHILLUN/夜のストレン
ジャーの宮坂哲生さんがドラムです!
チケットご希望の方は、カラスさんのfacebookにご連絡下
さいとのことでした。
12日にお届けしたのはご本人の代名詞とも言える「うどん屋
で泣いた」☆19日にお届けしたのは、「誰かが死んだら靴を
みるといい」でした☆☆☆とっても深い曲で、前から気になっ
ていたのですが、歌が出来たエピソードもお話いただき、
本当、ズドーンと心に響きました!!!
(Takagishi記)