8月10日&17日放送のゲストは、富山市出身のクラシック女性演奏家3人が響き合う「トリオ・ジーラソーレ」♪
2018年8月17日
2週に渡っては、富山の音楽シーンを応援する
OTANIふれ逢いステーションによるふれステ・マガジン。
今回は、富山市出身の女性演奏家3人によるトリオ・ジーラ
ソーレをご紹介しました。スタジオに来ていただいたのは、
ピアノの佐々木ゆき子さんとクラリネットの西田宏美さん。
実は、お二人、同学年で、8月の同じ誕生日♪
それぞれ別の音大ではありますが、同じ呉羽高校時代の憧
れの先輩だったヴァイオリンの高田愛子さんに、一緒にア
ンサンブルをやりませんかと声をかけたのがトリオのきっ
かけ。「ジーラソーレ」はイタリア語で「ひまわり」のこと。
ひまわりの花のように明るく楽しい音楽の輪を、聴く人に
届けたいという思いが込められています。
バイオリン、クラリネット、ピアノという編成は珍しく、バルトー
クやモーツアルトなど、そのためだけに作られたクラシックの
楽曲を選んで、演奏するコンサートは、音楽仲間達にも
注目されています。
また、高田さんはビオラも演奏し、様々な楽曲を3人自
ら編曲して、演奏することも多く、この3人だからこその
個性が響きあっているのです。
皆さん、いずれも、富山県新人演奏会の受賞者で実力派。
ソロとして、後進の育成を行う指導者として、日々取り組
む中、女子学生のピュアな気持ちに立ち返って音楽が出来
るのが、トリオの活動なのかなぁと思いました。
ジーラソーレを結成して丁度10年。留学や出産など、活
動の中断などもあったそうですが、現在は、以前よりもずっ
と近くで活動できるようになり、より生き生きしたひまわ
りの思いを音楽に込めています。
間もなく8月24日には、コンサートを開催。2012年
の「ピーターと狼」に続いて、0才のお子様から大人の方まで
気軽の楽しんでもらうための企画。今回は、「音楽のおもち
ゃ箱」と題して、バルトークのルーマニア民族音楽やサン
サーンスの「動物の謝肉祭」などを演奏します。クラシッ
クのイメージを超えたステージ配置や衣裳も考えているの
で、先入観なく音楽体感してほしいとのこと。(佐々木さん
は、ナレーションも担当♪)
トリオ・ジーラソーレの「音楽のおもちゃ箱」は
8月24日(金)14時~、富山県民小劇場オルビスで
開催。入場料は一般1000円、小・中・高校生500円
未就学児・無料。前売りは、アーツナビや北日本新聞社の
プレイガイドでも取り扱っています!
お届けした曲は、過去の演奏会から、10日はバルトーク
のコントラスツ第1楽章☆17日はプロコフィエフの「ピ
ーターと狼」より聴いていただきましたー☆☆☆
クラシック音楽の演奏家ながら、登山や自転車がお好きだっ
たり、アクティブな感じもかっこいい~♪
(Takagishi記)