８月１１日＆１８日放送は、毎年・夏に故郷へ届ける室内楽の魅力♪
2017年8月11日
２週に渡っては富山の音楽シーンを応援するOTANIふれ逢いステ
ーションによるふれステ・マガジン。
今回はプロとして活躍するクラシック音楽の演奏家お二人を、ス
タジオにお迎えしました♪
ヴァイオリン奏者の土井奏（どい かなで）さんと、ヴィオラ奏者
の内山隆達（うちやま たかみち）さん。土井さんは現在、札幌交
響楽団に所属し、一年のうち３分の１以上をコンサートという忙
しい日々。また内山さんは東京を拠点に今年はミュージカル、レ・
ミゼラブルのオーケストラにも参加し、それぞれに活躍の日々を
送っています。
富山市出身のお二人は、何か故郷へ恩返しできることを考えてい
ましたが、忙しい日々をぬって帰省するお盆の時期に、故郷へ感
謝の気持ちと、弦楽の魅力を伝えられる演奏会にしたいと企画し
たのが、今年はあさって１３日に開催される「室内楽の愉しみ」
と名づけられたコンサートです。
もともと愛知県立芸術大学音楽学部の先輩・後輩の間柄で、学生
時代から交流があり、気心も知れ合っているとか。それぞれがプ
ロとして活動する中、２００１年からスタートしているこの演奏
会は、今年１７回目を数えます。今回は、ウィーンに留学し、帰
国後はリサイタルやソリストとして活躍するピアニスト・丸山美
由紀さんを迎えて、ブラームスのピアノ５重奏曲を演奏。そして
後半はベートーベンの後期四重奏シリーズの第２弾（こちらは
２０２０年までのシリーズ企画なのです♪）、今回の演奏曲目は
１５番です。番組では、アルバンベルク四重奏団の演奏で第３楽
章を聴きながらお話を伺いましたが、心が洗われる様な美しさに
満ちた曲。神への感謝の歌が、弦楽器の重なり合う響きで紡がれ
ていきます。弦楽四重奏は、土井さん、内山さんの他、バイオリ
ン・新井紗央理さん、チェロ・井上貴信さん。
「室内楽の愉しみvol.17」は８月１３日（日）１３：３０開演
会場は富山市民プラザアンサンブルホールです。チケットは、
全席自由で前売り一般２５００円（当日３０００円）。高校生
以下は、前売り当日共に５００円です。前売り券は明日まで取り
扱いで、アーツナビでも販売していますので、県立ホール（県
民会館、教育文化会館、新川文化、高岡文化）のチケット販売
所で購入できるということです。真夏の室内楽、極上のひと時を
是非、お楽しみ下さい♪
このあと引き続き練習ということで、楽器を持っての来スタジオ
のお二人、とってもカッコよかったです！さて、次回は、演奏家
としてのお二人の横顔をあれこれ伺っていきますよー☆インスペ
クターって？哲学も勉強された？今年日本３０周年のミュージカ
ル？時間が足りなーい！どうぞご期待下さいー☆☆☆
※１３日の演奏会の模様は、今月２７日（日）18：00から
FMとやま「富山県シンフォニーホール」で放送予定です！
（Takagishi記）
