１１月１４日＆２１日放送は演奏会直前！富山を拠点に活躍、北京出身の二胡奏者・張鶴さんがゲストです♪
2014年11月14日
２週に渡っては富山の音楽シーンを応援するOTANIふれ逢いステーションによる
ふれステ・マガジンです。今回のゲストは北京出身の二胡奏者・張鶴（チョウ・
カク）さん、現在富山市を拠点に音楽活動をされていますが、明日（１５日）、
新しいアルバム発売記念と自ら率いる二胡楽団のコンサートが小杉・ラポールで
開催されるのです♪
まず、お会いして、日本語が滑らか！と驚いてしまいましたが、来日して１１年、
映画好きの張さん、日本語の字幕がとっても勉強になったと話していましたよ。
さて、張さんが本格的に中国伝統楽器である二胡を始めたのが６歳のとき。お父
さんが中国を代表する民族楽団の主席二胡奏者ということもあり、物心ついた時
から、ミニミニの二胡を作ってもらって、遊びながら親しんでいたそうです。子
供のころは、練習が厳しいなぁと感じることもあったものの、大人になるにつれ
二胡の魅力と奥深さを感じ、自分の音楽を追求する喜びが高まっていったそうで
す。来日は２００３年、１５歳の時に大阪へ。２０１２年からは、独立して、富
山に拠点を置いて、教室や音楽活動を行っています。お父さんが、中国の伝統音
楽であるならば、張さんは、現代音楽としての二胡の可能性を追求。特に、富山
の自然がオリジナル曲のインスピレーションの源となることが多いそうです。
その最新アルバムがコンサートの１５日に合わせて発売されるCD「月光」です。
何かと宵っ張りで、夜、星を眺めに近所の公園に行くことも多いという張さん。
月の光は、古くから漢詩に歌われることも多く、また北京や大阪で見るよりも美
しい富山の空に見る月の光を自分の二胡で表現したかったそうです。アルバムに
は「月光」を含めカバー曲「シルクロード」など４曲が収録（他、「月光」のピ
アノ伴奏バージョンもあり！）。１５日のコンサートはCD発売記念と言うことで、
ステージでは、張さんによる最新アルバムの楽曲の演奏が行われます。そして、
自らが芸術監督を務める鶴翔二胡楽団の第３回コンサートという２部構成での演
奏会。楽団は主に張さんの教室の生徒さんでメンバーを構成していますが、中国
の伝統的な楽曲や童謡でもおなじみの「月の砂漠」などを、二胡オーケストラ編
曲でたっぷりとお届けします。人の歌声に近いと言われる二胡の幻想的な響きを
是非ご堪能下さい！
張鶴二胡演奏CD発表 鶴翔二胡楽団第３回コンサート 「月光」は
１１月１５日（土）１３時～ アイザック小杉文化ホールラポールで開催
当日券は全席自由で２８００円です。
また１１月３０日（日）はCIC４階の富山市立こども図書館にて開催する読み聞
かせイベントで、垣田文子さんの朗読とコラボレーションが予定されています。
お問い合わせはこちらまで！
次回は伝統楽器・二胡の魅力や朗読とのコラボ、来年の抱負についても伺います
よ！！！
番組では最新アルバムから聴いたほか、生演奏も♪
本日演奏していただいたのは映画好きの張さんらしい選曲、ジェット・リー出演
の映画「少林寺」で流れた二胡楽曲でした☆
次回は日本の秋の唱歌をしみじみと演奏いただきます☆
どうぞお楽しみにー☆☆☆
（Takagishi記）
