10月11日&18日放送はトロンボーン・アンサンブルの醍醐味、TTF、富山トロンボーンファミリーをご紹介♪
2013年10月11日
2週に渡っては富山の音楽シーンを応援するOTANIふれ逢いステーショ
ンによる「ふれステ・マガジン」です。
今回はトロンボーンのみによるアンサンブル、富山トロンボーンファ
ミリーをご紹介します。スタジオにはメンバーの荻布(おぎの)さん
にお出でいただきました。トロンボーン愛好家によるグループ、富山
トロンボーンファミリーは略してTTF、来月4日には第16回を数える
定期演奏会を迎えるため、先週末には合宿も行われたばかりと言うこ
とで気合も充分です。発足は正式名称になる前から数えるともう20
年近くの活動になり、特にアットホームな開かれた雰囲気でトロンボ
ーンアンサンブルを楽しもうと言う意味合いから決めた「ファミリー」
というネーミングにはこだわりがあるそうで、代表の方も「家長」と
呼ばれているのですよ。
さて、他の金管楽器と違って、音程をスライドさせながら出すトロン
ボーンは、自分で音を見つけていかなきゃいけないので、最初かなり
難しいとのこと。そして楽器の歴史は古く、中世ルネッサンス期には
スライド式の楽器の金属加工が出来ていたのだそうです。主に、教会
の合唱の伴奏に使われていたとのことで(私はジャズやビッグバンド
のイメージがあったので意外でした!)、実際にトロンボーンの美し
い音色を古くから「天使の歌声」とも呼んでいるそうですよ。特に、
トロンボーンの作り出すハーモニーの美しさは格別なんだとか。
トロンボーンアンサンブルは楽曲によって4人、5人、7人など様々
な編成があって、皆さんが演奏会で使用するのはテナーとバスの2種
類のトロンボーン。仕事や他の社会人吹奏楽団、オーケストラの活動
もあり、忙しい中練習を続けていますが、毎週火曜日の夜、富山市民芸
術創造センターが定例の練習場所、随時新メンバーも募集と言うこと
で、興味のある方は、公式サイトからチェックしてみて下さいね。ま
たメンバーのお子さん達も、お父さん、お母さんのカッコいい姿から
影響を受けて、トロンボーンを演奏するようになったというご家庭も
多いそうですよ。
富山トロンボーンファミリーの第16回定期演奏会は11月4日(月・
振休)14時から北日本新聞ホールで開催されます(チケットは前売り
、当日共に一般900円、高校生以下500円です)。メンバー11
名がクラシックから、ポップス、ジャズまで様々なスタイルの編成で
トロンボーンアンサンブルの魅力を届けてくれます♪来週はその聴き
所をたっぷりとご紹介いただきますよ!どうぞお楽しみにー!!!
また放送では伺ってないですが、荻布さんは演奏のみならずコンサー
トではMCも担当。さすがトロンボーンにまつわる色んな話題が豊富で、
15分番組では時間が足りないですねぇ。
本日お届けした曲はコンサートのプログラム曲からバッハの「パッサ
カリア」でした☆トロンボーン用に編曲された楽曲、厳かな雰囲気、
当日は8パートを11人で演奏されるそうです。来週はコンサートの
メイン曲の一つ、宮沢賢治の物語がトロンボーンの組曲になった楽曲
をお送りしますよ。特別な思いも込めての選曲なんだとか。
是非お聴き下さいねー☆☆☆
(Takagishi記)