4月12日&19日放送は射水市在住の個性派シンガーソングライター・大谷氏登場♪
2013年4月12日
2週に渡っては富山の音楽、ステージシーンを応援するOTANIふれ逢いス
テーションによるふれステ・マガジン。今回は射水市在住の個性派シンガーソ
ングライター・大谷氏をゲストにお迎えしています。
アンダーグラウンドな雰囲気で語るように歌う大谷氏。ソロだけではなく、あ
る時はバンドで、ある時はユニットでほのぼのさとアバンギャルドさと多彩な
表現を繰り広げています。自作の曲を歌い始めたのはすでに30年以上前から
とのことですが、今年51歳と聞き意外や青春時代はニューミュージックや聖
子ちゃんなどアイドル全盛期ではないですか。当時、友達のお兄さんなどの影
響で聴いていたのはボブ・ディランなど60年代から70年代にかけてのロッ
クだったのだそう。ネアカブームやスタイリッシュな音楽志向などに迎合しな
い骨太の一貫したロック魂はそこにあるのかとうなづけます。
ジョン・レノンの「イマジン」を富山弁で歌った「イマズン」で大谷氏の名前
をご存知の方も多いと思いますが9・11をきっかけに歌うようになったとの
こと。生まれ育った土地からわきあがる思いが音楽に直結しているのがわかる
のは番組でまず聴かせてもらった最新アルバム「微糖」の「地引網ブルース」
。「新湊の生まれなもので」と笑う大谷氏。網を引くリズムがブルースと重な
って行くのは驚き、悲喜こもごもの力強さを感じます!もともと大谷シロヒト
リのアーティスト名で活動していて30代中盤に大谷氏に改名。95年には自
主レーベルの「荒野レコード」を立ち上げました。去年出したソロアルバム
「微糖」は甘くないけど、ブラックでもないという思い込められているそうで
50代、等身大のブルースロックが試みられています。また「微糖」はボーナ
ストラック2曲がレゲエの楽曲。放送でもボブ・マーリーが大好きとおっしゃ
っていましたが命の讃歌とも言えるきらめきが感じられます。実は奥様も一緒
に音楽活動をされているのですが(アーティスト名とっちゃん、大谷氏のキー
ボードやコーラス、そしてオリジナルアルバムも)出会いは東京時代、ストリ
ートで演奏する大谷氏をいつも聴きに来てくれたのが奥様だったそう。自分の
音楽の深いところまで理解してくれるのが人生のパートナーというのも素晴ら
しいですよね。
現在ライブ活動は東京、富山を中心に毎月3、4回をペースに各地で続けてい
ますが毎月1回は新しい場所や県外でやりたいなぁとおっしゃってました。
明日13日(土)福井のライブハウス、14日(日)高岡バー正太郎はそれぞ
れ初めての場所ということですよ。詳しくは公式サイトでご確認下さい。
さて、次回は間もなくニューアルバムのレコーディングが始まるというユニッ
ト「ホルモン鉄道」の活動について。あの元バンドのメンバー(?!)と大谷
氏によるユニットですがお腹をパーカッション代わりなんてドラマーだから?
アバンギャルド過ぎる音楽活動がどのように行われているか色々と伺って参り
ます♪また5月19日(日)には富山市城址公園で行われる「アースデイとや
ま2013」に大谷アース楽団で出演。6月には高山、富山で詩人の方との対
バンというユニークなライブも予定されています。
本日お届けしたのはテレビでも演奏が好評だった「セロテープ」(アルバム
「保存盤」より)でした☆次回はアルバム「微糖」から「平和の祈り」レゲエ
バージョンをお送りする予定です☆どうぞお楽しみにー!!!
(Takagishi記)