11月9日&16日放送は和太鼓奏者・良鳴竜一さんがゲストです!
2012年11月9日
2週に渡っては富山の音楽シーンを応援するOTANIふれ逢いステーションに
よるふれステ・マガジンです。
今回は高岡市在住の和太鼓奏者・良鳴竜一(よしなりりゅういち)さんを
ゲストにお迎えました。プロの演奏家として指導者としてご活躍の良鳴さん、
まず第一印象は背が高い、カッコいい♪身長は183センチなのだそう、
和洋を越えたオリジナルの和太鼓音楽を追求されていますが間もなく今月
18日にはご自身のコンサート2012が控えてのご出演となりました。
まず聴かせて頂いたのはオリジナルの組曲「祈り」から「壊乱(かいらん)」。
7楽章から構成の中でこの楽曲は激しい争いのシーンを和太鼓で表現したも
の、ダイナミックな音の響きが鬼気迫ります。
もともと13歳のとき吹奏楽部でパーカッションをそしてドラムなど洋の
打楽器に親しんでいた良鳴さんが和太鼓に出会ったのは22歳の時、そして
プロの和太鼓集団である「大江戸助六太鼓」に入団し、その後師範として作
曲、振り付け、海外公演など経験されてきました。当時と2000年に独立
し故郷富山に戻ってからは作曲のインスピレーションが大きく変わったと良
鳴さんは話します。自然に恵まれた環境が創作の源として強く感じるように
なったのだそう。野生や自然の底知れぬパワーがイメージとなって作品にな
っていきます。また様々な音色の和太鼓をオリジナルでセットを組み、演奏
するのも良鳴さんのスタイル。ジャンルを越えて種々の楽器とのコラボレー
トをしてきた良鳴さんですが、特に富山ではシンセサイザー奏者の滝沢卓さ
んと交流が深く、18日のコンサートでも第1部が滝沢さんとの共演。互い
に刺激し合う間柄のようですが今回は今までと全く違う新しい試みもするそ
うで演奏家同士にとってもエキサイティングなステージになりそうです。そ
して第2部は和太鼓編成のみによるステージ。良鳴さんが県内各地で教える
生徒さん達を含め自身の和太鼓ユニット・ボルクレイスでの演奏は和太鼓の
打の魅力、パフォーマンス性など存分に味わえます。ちなみに和太鼓のリズ
ムは基本2種類しかないそうで(驚き!)、それがシンクロしたり呼応したり
複雑な表現に奥の深さを感じます。今年の夏は全国高総文祭とやま2012
の和太鼓部門審査員も務められた良鳴さん(「期間中カンヅメでした」と打
ち合わせ中おっしゃっていました!)。指導者としてもお忙しい毎日ですが
来週は和太鼓を教える中で大切にしていらっしゃることなどを伺って行こう
と思います(実は和太鼓をされているのは意外や女性の方が多いそうですよ)。
そしてもちろんコンサート直前情報、今回のテーマである「アタラシキ風」
に込められた思いもお話していただきますよ♪どうぞお楽しみに!!!
Ryuichi Yoshinari CONCERT2012「アタラシキ風」は11月18日(日)
午後5時開演(30分前に開場) ウィングウィング高岡4Fホールにて
全席自由で前売り一般3000円、高校生以下1000円(当日500円UP)
コンサートの詳しい情報は良鳴さんの公式サイトでご確認下さい。
本日お届けした曲は良鳴竜一さんのオリジナル楽曲「牙(きば)」をライブ
録音でお聴きいただきました☆次回は良鳴さんの最新楽曲「疾風-ハヤテー」
をお送りする予定です☆いつも作曲は夜コンピューターで制作されるそうで
すがまだ生音では録音されていない新しい曲をコンサート直前に番組でいち
早くご紹介いただきます。それぞれ聴く人に壮大な映像を見せてくれるような
良鳴さんの楽曲ですがもちろんコンサート会場ではラジオではお届けできない
和太鼓の振動がダイレクトに身体に伝わるのでよりスペクタクルな体感で楽し
めるのも比類なき醍醐味と言えそうです!!!
(Takagishi記)