今週と来週の２週に渡っては富山の音楽シーンを応援するOTANIふれ逢いステーショ
ンによるふれステ・マガジンです。
今回は先月２０日サードアルバムをリリースした富山のバンド、theaterからリーダーで
キーボード担当の中山さんとヴォーカルのyasucoさんをスタジオに迎えました。
現在はドラム、ギターと４人体制のシアターは２００１年中山さんとyasucoさんのユニッ
トで結成。間もなく１０周年ということで本当に早かったとお二人。富山の実力派バンド
としておなじみのシアターはファーストアルバムはDVDとの二枚組み、セカンドは地球の
ためのチャリティ募金を付加、そして３枚目はチャリティとともに２枚組みアルバムを制
作しようと決めたのが去年の今頃。インストを含めて全１８曲が出来上がるまではとって
も大変で最初の予定をかなり押しちゃいましたと話してくれましたがそれだけに自信作と
いうのも感じられます。基本は中山さんが作曲、yasucoさんが作詞ですが今回の
「theaterⅢ」では他メンバーの作詞もありyasucoさんだったら絶対に書かないストレー
トな表現もあり歌っていてとても新鮮だったとか。アルバムは１枚目が「月」、２枚目が
「太陽」を基本テーマに分けられているのも特徴。レコーディングは中山家に集まって
だったので時間を気にせずとことん納得いくまでの状況が多く、結果本当に遅くまで取
り組んでの日々が続いたそうですよ。そこまで打ち込める姿にうらやましさも感じまし
た。曲の誕生エピソードも色々伺いましたが、中山さんが朝焼けをイメージした曲に
yasucoさんが夕暮れをイメージした詞をつけたり、意外性が化学反応のように作品を
形作っていくのもtheaterならではなのです。
アルバムからお届けしたのは月盤から「Toy Story」☆
中山さんが作曲したイメージとは真逆のメルヘンの世界の女の子の詞は曲が新しい命を
持って歩き出していく証かも知れません♪♪♪
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（Takagishi記）