７月第５週はスペシャル企画でアートの話題をお届けしました！
ゲストはすでに老舗とも言えるアートギャラリーを女性お二人で続ける富山市「香希（かき）
画廊」の宮島香世さんと今井希代子さん。千石町のコスモビル２Ｆから磯部町に新しく
ギャラリーを建設され、今月１７日に移転新オープンされたばかりのということでお話
を伺いました。
それぞれお二人の名前から漢字を取って「香希画廊」を独立開廊して１２年という
ことですがお二人の出会いはそれよりも１０年前、百貨店の美術画廊で新人だった
今井さんの頼れる上司が宮島さんだったということです。宮島さんがこの世界に
入ったのが絵画ブームも一段落した１９８１年、今井さんはバブル経済真っ只中という
ことで日本のアート事情も振り返れば激変したとも言えます。その中でお二人が
大切にして行きたいのは次々に企画や情報やブームが入り乱れるようなものではなく
ゆっくりしたペースでじっくりと人がアートと向かい合うことが出来る豊かなあり方。
そんな場になればとオープンした新ギャラリーは美術談義をしたり美術に関心の
ある方が気軽に話の出来る場所でもあるようにとの思いもあるとか。ギャラリーや
美術館は無言で入って出るような形が多いけれど香希画廊では玄関でちゃんとお客様
を迎え、お見送りするというコミュニケーションを大切にしたいと宮島さん。私も先
日お邪魔しましたがとてもＷｅｌｃｏｍｅな雰囲気が嬉しかったです！アートのプロ
である宮島さんと今井さん、美術品の修復ってどうしたらいいのとか掛け軸を額装
したいけどどうしたら？という相談を受けることも多いとお話されていましたよ。
ちなみに子どもの頃のお話を伺いましたら宮島さんはお父様の影響で中学生になった
ら油絵を描くという家庭で（素晴らしい！）家中、テレピン油のにおいで一杯だっ
たとか。１３歳の時、大好きな棟方志向のポストカードを額に入れて飾りたくて近
所の文具店に相談に行ったりのエピソードも将来を垣間見るようで納得でした！今
井さんも子どものときから油絵や紙粘土工作などがお好きだったそうですが次第に
自分で描くよりも学芸員などの勉強をしてアートの魅力を橋渡しする仕事へ向かいたい
と思いが変わっていったということです。それにしても先週のＫＡＭＵ－ＮＡＶＩ
のインタビューでも感じましたが１３歳って人生にとって真に大切な存在に出会え
る年齢なのでしょうか。感慨深いですよね。
１７日に移転新オープンの香希画廊は今月一杯オープン記念展が開催されていますが、
会期以降も美術に関心のある方は是非是非お気軽にお立ち寄り下さいとのことでした。
場所は緑がきれいな富山市けやき通り、磯部町２丁目の交差点角（磯部町２－８－１）、
花水木通り側がエントランス、駐車場になります。何よりアートを深く愛するお二人が
「香希画廊」の魅力なのだなぁと実感したひと時でした！！！
本日お届けしたのは今井さんのセレクトでこの季節にぴったり、小野リサさんの
「太陽の子どもたち」をお送りしました☆
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（Ｔａｋａｇｉｓｈｉ記）

今週と来週の２週に渡っては富山ゆかりのアーティストや富山の音楽シーンを応援
するＯＴＡＮＩふれ逢いステーションによるふれステ・マガジンです。
ゲストは今月２５日に１ｓｔアルバムをリリースする富山出身・在住のギタリスト
ユニット、ＫＡＭＵ－ＮＡＶＩ（かむなび）のＳＡＳＵＫＥさんと川口進さん。
現在アルバムから「南風（なんぷう）食堂」がＦＭとやまのインディーズアーティ
ストピックアップでパワープレイ中、夏にぴったりの大人のサウンドなのです♪
ＳＡＳＵＫＥさんは去年、ホール・フレンズ・クラブにアペラッチャコのリーダー
としてもご出演いただきました。「神の住む森」と言う意味の万葉の言葉をユニッ
ト名にしたＫＡＭＵ－ＮＡＶＩは去年の夏に結成。川口さんが東京から帰郷したの
を機に二人で何かやりたいねと富山市のカフェ「カプリチョ」を拠点にライブを行い
オリジナル楽曲を持ち寄って一緒に演奏を続けてきました。ところでＳＡＳＵＫＥ
さんの方が１６歳年上で初めて会ったときは川口さん、まだ高校生だったとのこと
ですよ。アペラッチャコはじめギタリストとして様々なライブシーンで活躍する
ＳＡＳＵＫＥさん。楽曲提供など作家としても活躍してきた川口さん。二人がガッ
トギターのユニットで１ｓｔアルバムに表現したのは「海の見える音楽」。ライ
ブを通して演奏してきた中からそれぞれが作曲の６曲を選び、合わせて１２曲で構
成したアルバムはタイトルもずばり”ＫＡＭＵ－ＮＡＶＩ１（ONE）”。レコーデングは
約１ヶ月前、縁あって朝日町の民家を借りての収録で、自然のくつろいだ空気感ま
で伝わってくるよう。レコーデングの数日間は梅雨が本格化する前で奇跡的にも
雨が一度も降ることもなくやはり神様がお二人の音楽を見守ってくれているのか
もしれません。波の音のサウンドエフェクトも心地よくて、２本のギターによって
紡ぎ出される音楽が夏の情景として豊かに広がって行きます。特にフュージョン世
代にはたまらなく懐かしく新しい一枚、ＫＡＭＵ－ＮＡＶＩを聴きながら海へドライブ
に行きたくなりますよ♪

１ｓｔアルバムのリリースを記念してのコンサートも予定されています！！！

　７月２５日（日）１８：００開演（１７：００開場）
　北日本新聞社ホール　前売り２５００円（当日５００円ＵＰ）
　※申し訳ございません。こちらはチケット完売しました。
　　その他ライブスケジュールはＫＡＭＵ－ＮＡＶＩの公式サイトまで。

本日お届けしたのは”ＫＡＭＵ－ＮＡＶＩ１”から「南風食堂」☆
作曲のＳＡＳＵＫＥさんによるとアペラッチャコで訪れた沖縄にこの名前の
食堂があったそうですよ♪♪♪来週はお二人のギタールーツや音楽への思い
などを伺っていきます。どうぞお楽しみにー！！！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（Ｔａｋａｇｉｓｈｉ記）

先週に続いてクロスランドおやべ の山室さんによるクロラン・マガジンです。
今回は富山のみのスペシャル企画、シンガーソングライター奥華子さんの弾き語り
による３ｄａｙｓライブの話題をお届けしました。ホール３会場の３ｄａｙｓとい
うと思い出すのが６年前スタレビの根本要さんがクロスランドはじめ県内３会場で
行った単独アコースティックライブ。山室さんも企画の段階からかかわって全国初
の試みにワクワク感激、その後のバンドでの全国ツアーで３ｄａｙｓの話が飛び出
したりアーティストと県内ファンがより近くなれたのも大切な思い出ですね。
「声だけで泣ける」と言われる奥華子さんの音楽は同世代はもちろんアラフォー
（もっと上？）世代の私達も胸キュンの青春時代を思い出させてくれる瑞々しさに
満ちています。上市出身の細田守監督による劇場アニメ映画「時をかける少女」の
主題歌でも富山つながりを感じますね。３年前の虎平太まつりではサプライズ参加
もしてくれている華子ちゃん。クロスランドではスタンウェイを弾いて歌ってくれ
ますよ♪♪♪
　
　　奥華子☆弾き語りコンサートｉｎ富山３ｄａｙｓ
　　９月１０日（金）小杉ラポール・まどかホール
　　９月１１日（土）クロスランドおやべ・セレナホール
　　９月１３日（月）滑川西地区コミュニティホール
　　チケット・全席指定３５００円　７月２４日（土）発売開始！

１１月にはコンサートツアーで再び富山を訪れる予定なので９月の３ｄａｙｓは
貴重なひと時になりそうですよ。
本日お届けした曲は奥華子さんの最新シングル「初恋」でした☆
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（Takagishi記）

今週と来週はクロスランドおやべ によるクロラン・マガジンです♪
クロスランドの山室さんが今日ご紹介はクロスランドサマーフェスティバル２０１０
について。夏前半のライナップを中心にお話してもらいました。
まず明日、あさって開催なのがタミヤグランプリ全日本選手権富山大会。迫力のレー
ス観戦を是非！７月１５日（木）にはクロスランドのセレナホールにてロシア出身の
ピアニスト、エレーナ・メジューエワさんのリサイタルが行われます。開演は夕方
７時から。今回はショパン生誕２００年を記念してオール・ショパン・プログラム。
全席自由でチケットは１０００円。翌日には新川文化ホールでも開催（こちらは
チケット料金変わります）。夏にクラシックのコンサートも素敵ですね。
７月１８日（日）午後５時からはお待ちかね清水ミチコさんの「お楽しみ会ツアー
２０１０」がメインホールで開催されます。３年ぶりの小矢部、　物まね、歌、ピ
アノ、ユーモアとミッちゃんならではのあったかい風刺もきかせてのステージ、
今回も楽しみです♪チケットは全席指定の４５００円。翌日が海の日だし、ゆっく
りミッちゃんワールドにひたれそうですね。８月１日（日）にはラジコングランプリ
が開催されます。こちらは音の迫力もすごいそうですよ。
６月２０日の「虎平太まつり２０１０」のアフターリポートも織り込みながらの
７月最初のクロラン・マガジンでした。来週は独自富山３会場ライブの話題です！！！
本日お届けしたのは清水ミチコさんの最新アルバム「バッタもん」から「私の８０年代
メドレー」でした☆
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（Takagishi記）