屋根雪対策
2012/2/6 月曜日
除雪疲れできのうの日曜日をほぼ一日棒に振ってしまった やまプー です。
そんな僕がお届けした今日の さんレポとやま の話題は「屋根雪対策」について。
先週の中ほどの大寒波が緩み、この週末・今日・明日は穏やかな空模様のようです。
今シーズンの雪は「東高西低」のようで、県東部に積雪量が多いとの事。それに伴い
県東部地区では屋根雪の除雪による事故も例年よりも多いようです。
さらに、今週の水・木曜日には再び寒波が襲来するとの予報も出ています。
そんな中で「除雪」、特に「屋根雪」を除雪する際の注意点をレポートしましたよ。
お話しをお伺いしたのは↑↑↑「富山県生活環境文化部県民生活課 濱瀬さん」です。
まず、降雪量が多かった後の気温が高くなった際には屋根からの「落雪」に注意して
下さい。
既に、落雪の跡がある場所には、再度、落ちてくる可能性がありますので注意してほしい
そうです。近寄らないのが一番ですが、どうしても通らなければならない時は、一度
上を見て屋根の様子をチェックして、注意して通過して下さい。
屋根に上って雪降ろしをする際の注意点も聞いてきましたよ!
最初に、屋根に上る際にハシゴの上部に行き、屋根に自分の足場を確保しようと除雪
しますよね。ここが最初の注意を払うところです!!
不安定な状態で作業をすると、バランスを崩して、ハシゴに乗ったまま倒れてしまう
危険があります。
きちんとハシゴの足元を固定して、できれば後方に倒れたり、横にずれて行かないよう
細心の注意をして下さい。
無事、屋根に上がれたら、次は「命綱」をつけるようにして下さい。
屋根雪は「雪崩」のように一斉に落下する事があります。その際に一緒に落下を防ぐ、
または、足を滑らせての落下を防ぐためにも大切です。
さらに、屋根の先端部分の除雪には細心の注意が必要です。先端部は雪が屋根の無い
部分にも盛り上がっている事があります。
そこに足を踏み入れると、そのまま落下してしまいますので、あまり先端部に踏み込む
のはやめましょう。
また、除雪は屋根瓦が見えるまでする必要は無く、ある程度残しておいても大丈夫です。
瓦が見える状態で歩くと滑って落下する可能性が出てきますので注意しましょう。
以上のような事に注意して、さらに一人で除雪するのではなく、複数で行いましょう。
万が一、何かがあった場合でも複数であれば、迅速に対処する事が可能です。
家族やご近所の皆さんなどに声をかけて行うのがいいと思われます。
まだまだ、寒い日が続きます。同じように雪も降るようです。
除雪による事故を防ぐためにも、細心の注意を払って「雪」と向かい合っていきましょう。