針原小学校 白鳥探検隊
2011/12/15 木曜日
鳥よ、鳥よ、鳥たちよー!鳥よ、鳥よ、鳥の歌ぁ〜!!・・・「古っ!!」というわけで
池中玄太さんみたいな体重に近づいている・・・やまプー です。
今日の「さんレポとやま」は針原小学校の6年生が白鳥探検隊として活動している話題を
お届けしました。
この「白鳥探検隊」とは、針原小学校区内にある「白鳥の里」と言われる白鳥が集まる
水田がありまして、そこでエサをあげたりしてお世話をしている方のお手伝いをしよう!
という活動なのです。
活動の中心は6年生で、週2回ある「総合学習」の時間に活動をしているのだとか。
今年度の6年生は69名。この69名全員がいろんな「係」を分担して活動しています。
活動は6つの班に分かれています。
1・集会 2・広報1(メディア、HP担当) 3・広報2(ポスター、回覧板担当)
4・看板 5・新聞 6・えさ集め の6つです。
「集会」は4回の集会で、白鳥の観察をするときの注意事項やお知らせを行います。
「広報1」はメディアを通じて活動をPRし、地域の方々に協力を呼びかけたり、
活動の様子をホームページに載せたりします。
「広報2」は学校内や校区内の掲示板などにポスターを掲示し、白鳥を観察する際の
注意事項を広めたり、エサ集めなどの協力を呼びかけます。また、各町内の回覧板など
を活用して情報発信も行っています。
「看板」は白鳥の里に立てる看板を作成します。看板には観察の際の注意事項などを
書き込み、白鳥が安心して過ごせる環境作りを行っています。
「新聞」は活動状況を学校内の新聞などで発信しています。
「エサ集め」は学校の近くにあるパン屋さんにお願いしてパンの耳を提供してもらったり、
学校内外でも豆や米などのエサを集めて、白鳥の世話をしておられる方に、集めたエサを
届けています。
このように6年生が一丸となって、飛来してくる白鳥のお世話をする「お手伝い」を
しているのです。
今日お話を聞いたのは「広報2」を担当している4名の皆さん。
緊張しながらも元気一杯に活動内容のPRをして下さいました!!
みんな!ありがとうね!!
このような形で「生命」と接する事により、「生命の大切さ」や「生命を愛する心」を
育んでいるんだなぁ・・・と思うと、もっともっと応援してあげたい気持ちになります!!
もうすぐ「卒業」してしまう6年生ですが「白鳥」のように大きく羽ばたいてほしいなぁ
・・・と感じずにはいられませんでしたよ!!
ちなみに・・・僕がコーナーが始まる前に白鳥を見に行った際には・・・
「2羽」・・・(==;)しかいませんでした・・・。
普段は300羽〜500羽くらいが羽を休めていることもあるのだそうです・・・。
広報の4名に聞いたところ・・・朝夕のエサの時間には集まってくるのだとか・・・。
白鳥にすら見捨てられてしまった僕なのでした・・・。
こんな素敵な活動!今後も続けていってほしいなぁ〜!と感じましたよ。
「白鳥の里」は富山市内からだと、針原小学校前の「針原小学校口」の交差点から
2つ先の信号(仏具店がある交差点)を左に曲がるとすぐです。
観察・見学の際は「大きな音を出さない」「エサを与えない」「ペットなどの動物を
連れてこない」「物を投げない」など、マナーを守って下さい。
地域の皆さんや子供達が育んできた白鳥との関係を、やさしく見守ってあげましょうね。